「英語でうまく言えない」は英語で?言い直す・言い換える会話フレーズ

英語でうまく言えず別の言い方で話し直す女性のイラスト

英会話中に、言いたい単語が出てこない、英文の途中で迷子になる、今の言い方では伝わらなかった、ということは誰にでもあります。そのようなとき、最初の英文を最後まで完成させる必要はありません。

いったん止まり、What I mean is …(私が言いたいのは…です)や Let me put it another way.(別の言い方をします)で再出発できます。この記事では、英語でうまく言えない瞬間に会話を立て直すフレーズと、知っている簡単な単語で説明し直す方法を紹介します。

まずはこの一文で大丈夫

Sorry, let me say that again.
すみません、もう一度言い直します。

英語でうまく言えないときに使える基本フレーズ

状況 英語 日本語の感覚
少し考えたい Let me think. 少し考えさせてください
言い直したい Let me say that again. もう一度言い直します
最初からやり直したい Let me start over. 最初から言い直します
意図を明確にしたい What I mean is … 私が言いたいのは…です
別の表現に変えたい Let me put it another way. 別の言い方をします
簡単な表現にしたい Simply put, … 簡単に言うと…

この中で最初に覚えやすいのは、Let me say that again. です。文法や単語を間違えたときだけでなく、自分の説明が分かりにくかったと感じたときにも使えます。

少し考える時間を作る英語

日本語でも、考えながら話すときに「ええと」「そうですね」と間を取ります。英語でも、沈黙を恐れず短いフレーズで時間を作れます。

  • Let me think.
    少し考えさせてください。
  • Give me a second.
    少し待ってください。
  • How can I say this?
    どう言えばよいでしょうか。
  • What’s the best way to say this?
    どう表現するのが一番よいでしょうか。
  • I’m looking for the right word.
    ぴったりの言葉を探しています。

How can I say this? は、必ずしも相手に答えを求める質問ではありません。自分で考えながら「どう言えばいいかな」とつぶやくようにも使えます。

ただし、長い時間を埋めるために uhyou know を何度も重ねるより、Let me think. と言って一度止まるほうが相手にも分かりやすくなります。

Let me say that againとLet me start overの違い

Let me say that againは今の内容を言い直す

Let me say that again. は、直前に言った内容をもう一度、より正確に伝える表現です。

I went there next Friday—sorry, let me say that again. I’m going there next Friday.
次の金曜日にそこへ行きました……すみません、言い直します。次の金曜日にそこへ行きます。

Let me start overは最初から組み立て直す

Let me start over. は、途中から修正するより、文や説明を最初からやり直したいときに使います。

Sorry, I’m making this confusing. Let me start over.
すみません、話が分かりにくくなっています。最初から説明し直します。

途中の文に執着して苦しくなるより、Let me start over. で一度リセットするほうが、短く明確な英文を作りやすくなります。

しゅみすけ(大山俊輔)

英語の途中で迷子になったら、その文を完成させなくても大丈夫です。Let me start over. と言って、主語と動詞が見える短い文から始め直しましょう。言い直せることも会話力の一部です。

What I mean is …で「私が言いたいのは」と軌道修正する

What I mean is … は、直前の言い方が不正確だったり、相手に意図が伝わっていなかったりするときに、本当に言いたいことを示します。

  • What I mean is, I need more time.
    私が言いたいのは、もう少し時間が必要だということです。
  • What I mean is, I’m not against the idea.
    私が言いたいのは、その案に反対しているわけではないということです。
  • What I’m trying to say is, we should be careful.
    私が伝えようとしているのは、慎重に進めるべきだということです。

What I’m trying to say is … は、「何とか伝えようとしているのは…」という響きがあり、説明に苦労している場面にもよく合います。

Let me put it another way.で別の言い方に変える

Let me put it another way. は、「同じ内容を別の表現で説明します」と相手に知らせるフレーズです。

It’s difficult to maintain. Let me put it another way. It takes a lot of time and money.
維持するのが難しいです。別の言い方をします。多くの時間とお金がかかります。

put には、ここでは「言葉で表現する」という意味があります。In other wordsTo put it another waySimply put の詳しい比較は、既存の「言い換えると」の英語表現で確認できます。

詰まったら3段階で会話を立て直す

英語に詰まったときは、難しい単語をさらに探すのではなく、次の三段階で立て直します。

英語に詰まったとき少し待つ・言い直す・簡単にする3段階のイラスト
時間を作り、今の文をリセットし、短く簡単な英語へ戻る

1. 少し待つ

Let me think for a second.
少し考えさせてください。

2. 言い直す

Sorry, let me start over.
すみません、最初から言い直します。

3. 簡単にする

Simply put, we need more help.
簡単に言うと、もっと助けが必要です。

最初に考えていた日本語を完全に英訳するのではなく、「一番伝えたい結論は何か」に戻るのがポイントです。

しゅみすけ(大山俊輔)

英語が出ないときは、日本語の文章をそのまま訳そうとしていることがよくあります。まず「誰が・どうする」「何が・どんな状態」の一文に戻し、必要なら後から理由や具体例を足してください。

知らない単語を簡単な英語で説明する型

言いたい単語が出てこなくても、その物や人の特徴を説明できれば会話は続きます。

物を説明する

  • It’s something you use to open a bottle.
    瓶を開けるために使うものです。
  • It’s a thing you wear around your neck.
    首の周りに身につけるものです。
  • It looks like a small umbrella.
    小さな傘のような見た目です。

場所を説明する

  • It’s a place where you can buy medicine.
    薬を買える場所です。
  • It’s near the station, next to the bank.
    駅の近くで、銀行の隣にあります。

人を説明する

  • It’s someone who helps customers.
    お客さんを助ける人です。
  • She’s the person in charge of this project.
    彼女はこのプロジェクトの担当者です。

似たものとの違いで説明する

  • It’s like a hotel, but cheaper and more casual.
    ホテルのようなものですが、もっと安くて気軽です。
  • It’s similar to a taxi, but you share it with other people.
    タクシーに似ていますが、ほかの人と相乗りします。

単語を尋ねたい場合は、What’s the word for that?(それを表す単語は何ですか?)や What do you call it?(それを何と呼びますか?)と最後に付けられます。

「それは私が言いたかったことではありません」の英語

相手に違う意味で伝わったと感じたら、誤解を穏やかに修正します。

  • That’s not what I meant.
    それは私が言いたかったことではありません。
  • Sorry, I didn’t explain that well.
    すみません、うまく説明できませんでした。
  • I may have said that the wrong way.
    言い方が適切ではなかったかもしれません。
  • Let me clarify.
    明確に説明させてください。

That’s not what I meant. だけでも使えますが、強い口調では相手を否定しているように響くことがあります。SorryLet me explain. を続けると柔らかくなります。

場面別の会話例

日常会話で単語が出ない

You: I bought a… How can I say this? It’s something you use to keep food cold when you travel.
A: A cooler?
You: Yes, a cooler. Thank you.

旅行先で説明し直す

You: I need to change my room tomorrow… Sorry, let me start over. I want to stay, but I need a quieter room.
Staff: I understand. Let me check what is available.

英会話レッスンで言い直す

You: I don’t like working at home. What I mean is, I like it sometimes, but not every day.
Teacher: I see. You prefer a mix of home and office work.

仕事の会議で意図を明確にする

You: I’m not saying we should cancel the plan. What I’m trying to say is, we need more information before we decide.
A: That makes sense.

謝りすぎなくても大丈夫

英語を言い直すたびに何度も謝る必要はありません。最初に一度 Sorry を添えたら、その後は内容を伝えることに集中しましょう。

  • Sorry, let me say that again.
  • Actually, what I mean is …
  • Let me put it another way.

会話をつなぐ短い文頭表現を増やしたい方は、会話が続く頻出チャンク・文頭表現一覧も参考にしてください。

これだけ言えれば乗り切れる

Sorry, let me start over.
すみません、最初から言い直します。

What I mean is …
私が言いたいのは…です。

英語表現そのものではなく、返答内容や気持ちをどう伝えるか迷った場合は、「何と言えばいいか分からない」の英語表現で、I’m not sure what to say・at a loss for wordsの違いを確認できます。

まとめ|正しい英語より立て直せる英語を持とう

  • Let me think.:考える時間を作る
  • Let me say that again.:直前の内容を言い直す
  • Let me start over.:最初から組み立て直す
  • What I mean is …:本当に言いたいことを明確にする
  • Let me put it another way.:別の表現で説明する

英語が一度で出てこなくても、会話が失敗したわけではありません。短く言い直し、簡単な単語で説明し直せれば、十分にコミュニケーションは成立します。相手の言葉を確認する側のフレーズは、Did you say・Do you meanの違いと確認フレーズで整理しています。

聞き返し・確認・言い直しを場面別に選びたい方は、英会話が止まったときの聞き返し・確認・言い直しフレーズ総合ガイドもご覧ください。

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