make oneself understoodの意味は?understoodになる理由とheardとの違い

make oneself understoodの意味・使い方・例文を解説するアイキャッチ画像

make oneself understood は、「自分の言いたいことを相手に理解してもらう」「自分の意思を伝える」という意味です。

特に外国語で話す場面でよく使われます。文法や発音が完璧かどうかではなく、簡単な単語・言い換え・ジェスチャーなども使って、最終的に相手が意味を理解できたかに焦点があります。

しゅみすけ(大山俊輔)

英語が完璧でなくても、相手に言いたいことが伝わればmake yourself understoodできています。実際の英会話で大切な視点です。

make oneself understoodの意味

make oneself understood = 自分自身を「理解してもらえた状態」にする

日本語では文脈に合わせて、次のように訳せます。

  • 自分の言いたいことを理解してもらう
  • 自分の意思を伝える
  • 何とか話を通じさせる
  • 自分の考えや気持ちを分かってもらう

I can make myself understood in English.
私は英語で自分の言いたいことを伝えられます。

She used a picture to make herself understood.
彼女は理解してもらうために絵を使いました。

It took time, but we finally made ourselves understood.
時間はかかりましたが、最終的にはお互いの言いたいことを伝えられました。

make + oneself + understoodのしくみ

この表現は、次の3つに分けると理解しやすくなります。

  • make:ある状態を作る
  • oneself:自分自身を
  • understood:理解してもらえた状態に

understoodunderstand の過去分詞です。自分が相手を「理解する」のではなく、自分の言葉・考え・意図が相手に「理解される」側なので、過去分詞を使います。

文の骨格は make + O + C です。O(目的語)とC(補語)の間には、oneself is understood という関係があります。

make myself understood
myself(私自身)=understood(理解してもらえた状態)にする

この構造は、be-rize.comの第5文型SVOCの解説makeのコアイメージを読むと、さらに整理しやすくなります。

oneselfは主語に合わせて変える

辞書にある oneself は代表形です。実際の文では主語に合わせて再帰代名詞を変えます。

  • I make myself understood.
  • You make yourself understood.
  • He makes himself understood.
  • She makes herself understood.
  • We make ourselves understood.
  • They make themselves understood.

He couldn’t make himself understood in the video call.
彼はビデオ通話で言いたいことを理解してもらえませんでした。

主語と同じ人物を指すため、mehim ではなく、myselfhimself を使います。

よく使う形と例文

make oneself understood in + 言語

何語を使って意思を伝えるか示す形です。

  • Can you make yourself understood in Japanese?
    日本語で自分の言いたいことを伝えられますか。
  • My French is basic, but I can make myself understood.
    私のフランス語は初歩的ですが、言いたいことは伝えられます。
  • She made herself understood in English without using technical terms.
    彼女は専門用語を使わず、英語で自分の考えを理解してもらいました。

この表現は「その言語を流暢に話せる」という意味ではありません。限られた語彙でも、必要なことを相手に理解してもらえるという実用的な能力を表せます。

try・manage to・be able toと一緒に使う

伝えようと試みる、何とか伝える、伝える能力があるという文脈でよく使います。

  • I tried to make myself understood with a few simple words.
    私はいくつかの簡単な単語で何とか伝えようとしました。
  • We managed to make ourselves understood using a translation app.
    私たちは翻訳アプリを使って、何とか意思を伝えられました。
  • You don’t need perfect grammar to make yourself understood.
    言いたいことを理解してもらうために、完璧な文法は必要ありません。

clearly・easilyを加える

どの程度分かりやすく伝わったかを表せます。

  • He speaks slowly so he can make himself clearly understood.
    彼ははっきり理解してもらえるよう、ゆっくり話します。
  • Use one concrete example to make yourself more easily understood.
    より理解してもらいやすくするために、具体例を一つ使いましょう。

make oneself heardとの違い

make oneself heardとmake oneself understoodの違いを示す図解

make oneself heard は声や意見が相手に届くこと、make oneself understood は意味・意図を理解してもらうことに焦点があります。

I spoke louder to make myself heard.
声が届くように、もっと大きな声で話しました。

I used simpler words to make myself understood.
意味を理解してもらえるように、もっと簡単な単語を使いました。

相手に音は聞こえていても、言葉の意味が分からないことはあります。反対に、小さな声でも近くの相手が意味を理解できることもあります。

「声を届かせる」ほうの使い方は、make oneself heardの意味と例文で詳しく解説しています。

場面別の自然な例文

海外旅行

I didn’t know the word for “charger,” so I showed the clerk a photo to make myself understood.
「充電器」という単語を知らなかったので、店員に理解してもらうために写真を見せました。

Even with my limited Spanish, I managed to make myself understood at the hotel.
限られたスペイン語でも、ホテルで何とか意思を伝えられました。

Pointing at the map helped me make myself understood.
地図を指さすことで、言いたいことを理解してもらえました。

仕事

She avoided jargon and made herself understood by everyone in the meeting.
彼女は専門用語を避け、会議の全員に内容を理解してもらいました。

I used a chart because I couldn’t make myself understood with words alone.
言葉だけでは理解してもらえなかったので、図を使いました。

He repeated the main point to make himself clearly understood.
彼は意図を明確に理解してもらうため、要点を繰り返しました。

恋愛・人間関係

I’m not blaming you. I’m just trying to make myself understood.
あなたを責めているのではありません。ただ私の気持ちを分かってもらおうとしているだけです。

She wrote him a message because she found it hard to make herself understood face to face.
彼女は対面では気持ちを理解してもらうのが難しかったため、彼にメッセージを書きました。

日常生活

The child used gestures to make himself understood.
その子どもは意思を伝えるためにジェスチャーを使いました。

Let me say that another way so I can make myself understood.
理解してもらえるように、別の言い方をさせてください。

似た表現との違い

get one’s point across:要点を伝える

get one’s point across は、自分が主張したい要点を相手に理解してもらうことです。議論・説明・プレゼンでよく使います。

She used a real example to get her point across.
彼女は要点を伝えるために実例を使いました。

make oneself understood は、自分の言葉や意図全体を理解してもらう、より広い表現です。

explain oneself:自分の言動を説明する

explain oneself は、自分がなぜそのように行動・発言したのかを説明する意味でよく使います。状況によっては「弁明する」という響きもあります。

You need to explain yourself.
あなたは事情を説明する必要があります。

express oneself:自分を表現する

express oneself は、考え・感情・個性を言葉や芸術などで表現することに焦点があります。相手が理解したという結果までは含みません。

He finds it easier to express himself in writing.
彼は文章のほうが自分を表現しやすいと感じています。

communicate:情報や気持ちを伝え合う

communicate は、情報・考え・感情をやり取りする一般的な動詞です。

We communicated through gestures.
私たちはジェスチャーで意思を伝え合いました。

make oneself understood は、特に「相手が自分を理解できる状態まで持っていく」という結果を強調します。

よくある間違い

understandではなくunderstood

× I couldn’t make myself understand.
○ I couldn’t make myself understood.

make myself understand では、「自分自身に理解させる」という別の意味に読めます。相手に自分を理解してもらうなら、過去分詞の understood が必要です。

主語と再帰代名詞をそろえる

× He made herself understood.
○ He made himself understood.

he なら himselfwe なら ourselves を使います。

beを入れない

△ I tried to make myself be understood.
○ I tried to make myself understood.

定番の形は make + oneself + understood です。be understood につられて be を入れないようにしましょう。

「相手に同意してもらう」意味ではない

make oneself understood は、自分の意味・意図を理解してもらうことです。相手が賛成した、納得した、要求を受け入れたという意味までは含みません。

しゅみすけ(大山俊輔)

理解してもらうために難しい英語を足す必要はありません。短くする、言い換える、具体例を出す。この3つのほうが実際の会話では効果的です。

中学英語で簡単に言い換えるなら

make oneself understood が出てこなくても、簡単な英語で十分に伝えられます。

  • They understood what I meant.
    彼らは私の言いたいことを理解してくれました。
  • I explained it in simple English.
    私はそれを簡単な英語で説明しました。
  • I told them what I wanted.
    私は自分が望んでいることを彼らに伝えました。
  • I used a picture to show what I meant.
    言いたいことを示すために絵を使いました。

特に They understood what I meant. は、「何とか伝わった」という結果を簡単に表せる便利な言い方です。

まとめ

  • make oneself understood は「自分の言いたいことを理解してもらう・意思を伝える」
  • make + oneself + understood は「自分自身を理解してもらえた状態にする」という構造
  • oneselfはmyself・yourself・himself・herself・ourselves・themselvesに変える
  • in English などを加えると、どの言語で伝えるか示せる
  • make oneself heard は声・意見が届くこと、make oneself understood は意味・意図が伝わること
  • 簡単に言うならThey understood what I meant.やI explained it in simple English.で伝えられる

I can make myself understood in English. は、完璧さではなく実際のコミュニケーション力を表す一文です。海外旅行や仕事で、自信を持って使ってみてください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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