may wellの意味は?may as wellとの違い・使い方を例文解説

空模様から雨が十分あり得ると判断するmay wellのイラスト

may well+動詞の原形は、主に「十分〜しそうだ」「〜する可能性はかなりある」を表します。また、人の反応について「〜するのももっともだ」という意味でも使われます。

She may well accept the offer.
彼女がその申し出を受ける可能性は十分あります。

You may well be upset after what happened.
あんなことがあったのですから、あなたが腹を立てるのももっともです。

mayだけなら「〜かもしれない」という可能性ですが、wellが加わることで「そう考えるだけの十分な理由がある」という感覚が生まれます。

この記事では、may wellの2つの意味、語順、probably・might well・may very wellとの違い、過去形や否定形、そして形がよく似たmay as wellとの区別を例文で解説します。

may wellの基本的な意味

may wellには、大きく分けて次の2つの使い方があります。

  1. 十分〜しそうだ・〜する可能性はかなりある
  2. 〜するのももっともだ・当然だ

どちらも「そう判断できる十分な根拠がある」という共通した感覚から生まれています。

十分〜しそうだ

The plan may well succeed.
その計画は成功する可能性が十分あります。

Prices may well rise again next year.
来年、価格が再び上がることは十分あり得ます。

He may well know more than he is telling us.
彼は私たちに話している以上のことを知っている可能性が高そうです。

単なる思いつきではなく、状況・経験・証拠などから見て「そうなっても不思議ではない」と話し手が判断しています。

〜するのももっともだ

She may well feel disappointed.
彼女ががっかりするのももっともです。

You may well wonder why the decision took so long.
なぜ決定にそれほど時間がかかったのか、不思議に思うのも当然でしょう。

He may well be proud of his daughter.
彼が娘を誇りに思うのももっともです。

この用法では可能性だけでなく、「その反応には十分な理由がある」という話し手の理解や納得が含まれます。

しゅみすけ(大山俊輔)

may wellのwellは、単なる「上手に」ではありません。「そうなると考えてよいだけの十分な理由がある」と、mayの可能性を後ろから支えているイメージです。

mayとwellからニュアンスを理解する

mayは、断定せずに一つの可能性を開いておく助動詞です。wellには「十分に」「もっともな状態で」という意味があります。

  • may:〜かもしれない
  • may well:十分〜かもしれない → 十分あり得る

It may rain tonight.
今夜、雨が降るかもしれません。

It may well rain tonight; look at those clouds.
今夜は雨が降る可能性が十分あります。あの雲を見てください。

2文目では、空の様子という根拠があり、話し手の見込みが強まっています。ただしwillのような断定ではなく、mayの控えめな余地は残っています。

mayの「許可」と「推量」がつながる感覚は、be-rize.comのmayの意味・使い方とコアイメージで詳しく説明しています。

may wellの語順

基本の語順は主語+may well+動詞の原形です。

  • may well be
  • may well happen
  • may well decide
  • may well need

This may well be our last chance.
これが私たちにとって最後の機会になる可能性は十分あります。

The delay may well affect our schedule.
その遅れが私たちの予定に影響することは十分あり得ます。

may to well happenmay well happensとはしません。助動詞mayの後ろにあるため、動詞は主語に関係なく原形です。

may wellとmay as wellの違い

may wellとmay as wellの意味を比較したイラスト

表現 中心の意味
may well do 十分〜しそうだ・〜するのももっともだ She may well refuse.
may as well do ほかに良い案もないので、どうせなら〜しよう We may as well leave.

She may well leave early.
彼女が早く帰ることは十分あり得ます。

She may as well leave early.
彼女はどうせなら早く帰ってもよいでしょう。

最初の文は「彼女が実際に早く帰る可能性」を予測しています。2文目は「ほかに良い選択肢もないので、早く帰るという案を選ぶ」ことを表します。

間にasが入るだけで、予測から選択・提案へ意味が変わります。may as wellについては、may as wellの意味と使い方で詳しく解説しています。

may wellとprobablyの違い

may wellとprobablyは、どちらも可能性が高めであることを表せます。

She will probably agree.
彼女はおそらく同意するでしょう。

She may well agree.
彼女が同意することは十分あり得ます。

probablyは、話し手が「起こる方が起こらない方よりありそうだ」と直接見積もる表現です。一方、may wellは断定を避けながら、「状況を考えれば、その可能性には十分な根拠がある」と示します。

日常会話ではprobablyの方が簡潔で使いやすく、may wellは少し考えた判断、丁寧な予測、説明的な文章によく合います。

may wellとmight wellの違い

might wellも「十分〜しそうだ」「〜するのももっともだ」を表します。mightはmayより現実から一歩距離を置くため、より控えめ・仮定的に響くことがあります。

He may well be right.
彼が正しい可能性は十分あります。

He might well be right.
ひょっとすると、彼が正しい可能性も十分あります。

実際の会話では意味が重なることが多く、明確な確率の線引きはありません。話し手が可能性を少し遠くに置きたいときや、断定をさらに避けたいときにmight wellが選ばれます。

詳しい距離感は、be-rize.comのmayとmightの違いも参考にしてください。

may very wellで可能性をさらに強める

may very wellは「十分にあり得る」「かなり可能性がある」と、may wellをさらに強調します。

You may very well be right.
あなたが正しい可能性は大いにあります。

This may very well be the best solution.
これが最善の解決策である可能性は十分にあります。

She may very well decide to start her own business.
彼女が自分で事業を始める決断をすることは大いにあり得ます。

veryはmayとwellの間ではなく、may very well+動詞の語順です。

may well have+過去分詞の使い方

過去の出来事について「〜した可能性は十分ある」と推測するときは、may well have+過去分詞を使います。

She may well have missed the last train.
彼女は終電に乗り遅れた可能性が十分あります。

The email may well have gone to his spam folder.
そのメールは彼の迷惑メールフォルダに入った可能性が十分あります。

We may well have underestimated the cost.
私たちは費用を過小評価していた可能性が十分あります。

may wellの直後に過去形を置くのではありません。

  • 正:may well have forgotten
  • 誤:may well forgot

may well notの意味と語順

may well not+動詞の原形で「〜しない可能性が十分ある」を表せます。

He may well not remember our conversation.
彼は私たちの会話を覚えていない可能性が十分あります。

The package may well not arrive by Friday.
荷物は金曜日までに届かない可能性が十分あります。

She may well not agree with the proposal.
彼女はその提案に同意しない可能性が十分あります。

notはwellの後ろです。may not wellという語順は、通常の「may wellの否定」としては使いません。

「〜するのももっともだ」でよく使う形

「もっともだ」のmay wellは、人の感情・疑問・判断とよく組み合わさります。

may well wonder

You may well wonder what happened to the money.
そのお金がどうなったのか、不思議に思うのも当然です。

may well ask

You may well ask why we changed the plan.
なぜ計画を変更したのかと尋ねるのももっともです。

You may well ask.だけで、「そう聞きたくなるのも当然ですね」「それはもっともな質問です」という返答にもなります。

may well feel

Employees may well feel anxious about the sudden announcement.
従業員が突然の発表を不安に感じるのももっともです。

may well be surprised

Visitors may well be surprised by how quiet the city is at night.
旅行者が夜の街の静かさに驚くのも無理はありません。

場面別の自然な例文

仕事

The new policy may well reduce unnecessary meetings.
新しい方針によって不要な会議が減る可能性は十分あります。

The client may well ask for more detailed figures.
クライアントがより詳しい数字を求めることは十分考えられます。

Staff may well be frustrated by another last-minute change.
直前の変更がまたあれば、スタッフが不満を感じるのももっともです。

日常生活

That noise may well be coming from the apartment upstairs.
その音は上の部屋から聞こえている可能性が十分あります。

The restaurant may well be full on Saturday night.
土曜の夜には、そのレストランが満席になることは十分あり得ます。

海外旅行

The roads may well be crowded during the holiday weekend.
連休中は道路が混雑する可能性が十分あります。

You may well feel tired on your first day because of the time difference.
時差があるので、初日に疲れを感じるのも無理はありません。

恋愛・人間関係

She may well need some time before she replies.
彼女が返事をするまでに少し時間を必要とする可能性は十分あります。

He may well feel hurt if you cancel again without explaining why.
理由を説明せずにまたキャンセルすれば、彼が傷つくのも無理はありません。

日本人が間違えやすいポイント

wellを「上手に」と訳さない

She may well speak English.は文脈がなければやや曖昧に見えますが、may wellをひとかたまりとして読めば「彼女が英語を話すことは十分あり得る」です。

「彼女は英語を上手に話すかもしれない」と言いたければ、She may speak English well.とwellを文末に置きます。

  • may well speak English:英語を話すことは十分あり得る
  • may speak English well:英語を上手に話すかもしれない

wellの位置で意味が変わる重要なポイントです。

可能性を100%と断定しない

may wellは可能性を強めますが、確定ではありません。断定できる事実にmay wellを使うと、不必要に曖昧になります。

「〜した方がよい」と訳さない

may well doは予測やもっともな反応であり、「〜した方がよい」という助言ではありません。助言ならshould、状況を見て「どうせなら」と選ぶならmay as wellです。

may well beとmay be wellを区別する

He may well be tired.
彼が疲れているのももっともです/疲れている可能性は十分あります。

He may be well now.
彼は今、元気かもしれません。

may well beではwellがmayを強め、may be wellではwellが「健康な」という状態を表します。

簡単な英語で言い換えるなら?

may wellがすぐに出てこなければ、次の表現で言い換えられます。

  • It’s quite possible that …:〜は十分あり得ます
  • There is a good chance that …:〜する可能性はかなりあります
  • probably:おそらく
  • I can understand why …:なぜ〜なのか理解できます
  • It’s natural to feel …:〜と感じるのは自然です

There is a good chance that she will say no.
彼女が断る可能性はかなりあります。

I can understand why you’re worried.
あなたが心配する理由は分かります。

可能性ならgood chance、気持ちへの理解ならI can understand whyを使えば、中学英語に近い言葉で伝えられます。

しゅみすけ(大山俊輔)

may wellの2つの意味に迷ったら、「十分あり得る」と「そう感じる理由も分かる」に分けて考えましょう。後者はI can understand why … と言い換えると、会話でも使いやすくなります。

関連する表現

  • may as well:どうせなら〜しよう
  • might well:十分〜しそうだ・〜するのももっともだ
  • may very well:大いに〜しそうだ
  • probably:おそらく
  • be likely to:〜する可能性が高い
  • It is no wonder that …:〜なのも不思議ではない

ほかの表現は、英熟語・定型表現の記事一覧から確認できます。

まとめ

may well+動詞の原形は、「十分〜しそうだ」「〜するのももっともだ」という意味です。

  • mayの可能性をwellが「十分な根拠がある」と強める
  • 基本語順はmay well+動詞の原形
  • 過去の推測はmay well have+過去分詞
  • 否定はmay well not+動詞の原形
  • may very wellで可能性をさらに強調できる
  • may as wellは「どうせなら〜しよう」で、意味が異なる

「ただの可能性」ではなく、状況を考えると、そうなる可能性には十分な理由があるという感覚を持つと、may wellを自然に理解できます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

ご相談専門お電話番号

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

恋と仕事に効く英語:News Letterの一覧