mean toの意味は?mean doingとの違い・使い方を例文解説

カフェでコーヒーをこぼして故意ではないと謝るmean toのイラスト

mean to+動詞の原形は、「〜するつもりだ」「〜しようと意図する」という意味です。

I meant to call you yesterday.
昨日、あなたに電話するつもりでした。

特に日常会話では、意図せず何かをしてしまったときのI didn’t mean to …(〜するつもりではなかった)や、前からしようと思いながらまだ実行していないI’ve been meaning to …(ずっと〜しようと思っていた)がよく使われます。

この記事では、mean toの意味と語順、intend to・plan toとの違い、mean doingとの使い分け、謝罪や仕事でそのまま使える例文を解説します。

mean toの意味と基本の形

基本形はmean to+動詞の原形です。meanが「心の中で意図する」、to以下がその意図の向かう先を示します。

I mean to finish this project by Friday.
金曜日までに、このプロジェクトを終えるつもりです。

She means to start her own business someday.
彼女はいつか自分の事業を始めるつもりです。

Do you mean to stay here all night?
一晩中ここにいるつもりですか。

現在形では主語に合わせてmean・meansを使い、過去ならmeantです。

  • I / you / we / they mean to do
  • he / she means to do
  • 過去:meant to do

toの後ろは動詞の原形なので、mean to doingmean to didとはしません。

mean toは「心の矢印が行為へ向いている」

to不定詞には、まだ実行されていない行為へ向かう感覚があります。mean to doでは、話し手の意図がtoの先にある行為へ向いています。

I mean to apologize.
私は謝るつもりです。

謝る行為は、この時点ではまだ実現していないかもしれません。しかし、話し手の心は「謝る」という行為へ向いています。

I meant to apologize.
私は謝るつもりでした。

過去形にすると、「その意図はあった」というところまでは分かります。実際に謝ったかどうかは文脈次第ですが、会話では「つもりだったが、できなかった」という含みを持つことがよくあります。

しゅみすけ(大山俊輔)

I meant to … は、意図があったことだけを伝える表現です。「実際にできた」とは限りません。そのため、忘れたことや実行できなかったことを説明するときに、とてもよく使われます。

to不定詞の「未来へ向かう矢印」と動名詞の違いは、be-rize.comの不定詞と動名詞の使い分けで詳しく解説しています。

I didn’t mean to … は「わざとではない」

I didn’t mean to+動詞は、「〜するつもりではなかった」「わざと〜したのではない」という定番の謝罪表現です。

I didn’t mean to hurt your feelings.
あなたの気持ちを傷つけるつもりはありませんでした。

I didn’t mean to interrupt you.
話を遮るつもりはありませんでした。

I didn’t mean to spill coffee on your notes.
あなたのメモにコーヒーをこぼすつもりではありませんでした。

I didn’t mean to sound rude.
失礼な言い方をするつもりはありませんでした。

sound rudeのように、「実際には失礼に聞こえたかもしれないが、それは意図ではない」と話し手の意図と相手が受けた印象を分けることもできます。

I didn’t mean to.だけでも使える

何をしてしまったかが会話から明らかなら、動詞を省略してI didn’t mean to.と言えます。

“You deleted my file!” “I’m sorry. I didn’t mean to.”
「私のファイルを消したね!」「ごめんなさい。わざとではなかったんです」

ただし、これだけでは相手の被害や気持ちへの謝罪が弱く聞こえる場合があります。大切な場面では、I’m sorryや具体的な対応も添えましょう。

I’m really sorry. I didn’t mean to delete it. I’ll see if I can restore the file.
本当に申し訳ありません。消すつもりはありませんでした。ファイルを復元できるか確認します。

I’ve been meaning to … は「ずっとしようと思っていた」

I’ve been meaning to+動詞は、以前からその意図を持っていたものの、まだ実行できていなかったことを表します。

I’ve been meaning to call you.
ずっとあなたに電話しようと思っていました。

I’ve been meaning to ask you something.
前からあなたに聞こうと思っていたことがあります。

I’ve been meaning to clean out this closet.
ずっとこのクローゼットを片づけようと思っていました。

連絡が遅れたときの柔らかな切り出しにも使えます。

I’ve been meaning to reply to your email. Sorry it took me so long.
ずっとメールに返信しようと思っていました。遅くなってすみません。

「思っていた」だけで終わらせず、その場で実行したり具体的な予定を続けたりすると、言い訳っぽさを避けられます。

mean to doとmean doingの違い

mean to doとmean doingの意味を比較したイラスト

意味
mean to do 〜するつもりだ I mean to leave early.
mean doing 〜することを意味する・伴う This means leaving early.

I mean to work from home.
私は在宅勤務をするつもりです。

This job means working from home three days a week.
この仕事は週3日、在宅で働くことになります。

最初の文は人の意図です。2文目は、その仕事を選んだ場合に在宅勤務が結果・条件として伴うことを表します。

Moving abroad would mean leaving my family behind.
海外へ移住することは、家族を残していくことを意味します。

Taking the earlier flight means getting up at four.
早い便に乗るということは、4時に起きることになります。

mean doingのdoingは、意図がこれから向かう先ではなく、「それが意味する行為・現実」として扱われています。

mean to・intend to・plan toの違い

表現 ニュアンス 使いやすい場面
mean to 心の中にその意図がある 意図の説明、できなかったこと、謝罪
intend to 意図をやや明確・改まって示す 方針、正式な説明
plan to 予定や段取りとして考えている 旅行、仕事、具体的な予定

mean to

I meant to send the document this morning.
今朝、その書類を送るつもりでした。

心の中では意図していたものの、送れなかった含みがあります。

intend to

We intend to expand the service next year.
私たちは来年、サービスを拡大する意向です。

企業方針や意思表明など、少し改まった文脈に合います。

plan to

We plan to launch the service in April.
私たちは4月にサービスを開始する予定です。

時期や段取りを含む具体的な計画が感じられます。

mean toにも強い決意を表す用法はあります。

I mean to succeed.
私は成功するつもりです。

この言い方は日常的な予定というより、意志の強さを表すやや硬い響きがあります。

mean for A to doの使い方

mean for A to doは、「Aが〜するように意図する」「Aに〜してもらうつもりである」という形です。

I meant for you to keep the book.
その本はあなたに持っていてもらうつもりでした。

We didn’t mean for the meeting to last this long.
会議をこんなに長引かせるつもりはありませんでした。

She meant for everyone to feel welcome.
彼女は全員が歓迎されていると感じられるようにしたつもりでした。

Aには人だけでなく、the meetingのように出来事を置くこともできます。

be meant to doとの違い

be meant to doは受け身の形で、文脈によって「〜することを意図されている」「〜するためのものだ」「〜することになっている」を表します。

This button is meant to open the emergency door.
このボタンは非常口を開けるためのものです。

We were meant to meet at noon.
私たちは正午に会うことになっていました。

You’re not meant to park here.
ここには駐車しないことになっています。

mean to doは主語自身の意図、be meant to doは外部から与えられた目的・予定・期待が中心です。

Do you mean to say …? の意味

Do you mean to say …?は、「つまり〜と言いたいのですか」「本当に〜という意味ですか」と、相手の意図を確認する表現です。

Do you mean to say that the entire project has been canceled?
つまり、プロジェクト全体が中止になったと言いたいのですか。

驚きや疑いを含みやすいため、強く聞こえることがあります。穏やかに確認するなら、次の表現も使えます。

Do you mean that the project has been canceled?
プロジェクトが中止になったという意味ですか。

Are you saying that the project has been canceled?
プロジェクトが中止になったとおっしゃっているのですか。

場面別の自然な例文

日常会話

I meant to buy milk, but I completely forgot.
牛乳を買うつもりでしたが、すっかり忘れました。

I’ve been meaning to try that new café.
ずっと、その新しいカフェへ行ってみようと思っていました。

仕事

I meant to attach the file. I’ll resend the email now.
ファイルを添付するつもりでした。今すぐメールを再送します。

We mean to resolve the issue before the next release.
次のリリースまでに問題を解決するつもりです。

The change will mean updating every customer record.
その変更を行うと、すべての顧客記録を更新することになります。

海外旅行

I meant to book a window seat, not an aisle seat.
通路側ではなく、窓側の席を予約するつもりでした。

We’ve been meaning to visit this museum for years.
私たちは何年も前から、この博物館を訪れようと思っていました。

恋愛・人間関係

I didn’t mean to ignore your message. I was in a meeting.
あなたのメッセージを無視するつもりはありませんでした。会議中だったんです。

I meant to tell you earlier, but I didn’t know how.
もっと早くあなたに話すつもりでしたが、どう言えばよいか分かりませんでした。

I didn’t mean to make you feel left out.
あなたを仲間外れのように感じさせるつもりはありませんでした。

日本人が間違えやすいポイント

mean toの後ろは動詞の原形

I mean to call her.が正しい形です。I mean to calling her.とはしません。

meant toだけでは「実行した」とは分からない

I meant to send it.は「送る意図があった」であり、実際に送ったとは限りません。送れなかったことを明確にするなら理由を続けます。

I meant to send it, but the email stayed in my drafts.
送るつもりでしたが、メールが下書きに残っていました。

I didn’t mean itとの違い

I didn’t mean to hurt you.
あなたを傷つけるつもりはありませんでした。

I didn’t mean it.
本気で言ったのではありません/その言葉は本心ではありません。

I didn’t mean toは行為の意図を否定し、I didn’t mean itは発言や内容が本心だったことを否定します。

謝罪を取り消す言葉にしない

I didn’t mean toは意図を説明する表現であり、起きた結果を消す言葉ではありません。相手が傷ついた場面では、I’m sorry、相手への理解、今後の対応も一緒に伝える方が自然です。

簡単な英語で言い換えるなら?

mean toが出てこなくても、次の表現で意図を伝えられます。

  • I wanted to …:〜したかった
  • I was going to …:〜するつもりだった
  • It was an accident.:事故でした/わざとではありません
  • I didn’t do it on purpose.:わざとしたのではありません
  • My plan is to …:私の予定は〜することです

I was going to call you, but I got busy.
電話するつもりでしたが、忙しくなりました。

I’m sorry. It was an accident.
ごめんなさい。わざとではありません。

on purposeは「わざと」という意味なので、I didn’t do it on purposeでI didn’t mean toに近い内容を簡単に伝えられます。

しゅみすけ(大山俊輔)

I didn’t mean toが出てこないときは、It was an accident.やI didn’t do it on purpose.で十分です。謝罪では、難しい表現よりも、短く誠実に伝えて次の対応を示すことの方が大切です。

関連する表現

  • intend to do:〜する意図である
  • plan to do:〜する予定である
  • be going to do:〜するつもり・予定である
  • be meant to do:〜するためのものだ・〜することになっている
  • on purpose:わざと
  • by accident:偶然に・誤って

to不定詞そのものの働きを詳しく知りたい場合は、be-rize.comのto不定詞の「未来へ向かう矢印」も参考になります。

ほかの表現は、英熟語・定型表現の記事一覧から確認できます。

まとめ

mean to+動詞の原形は、「〜するつもりだ」「〜しようと意図する」という意味です。

  • I meant to … は「〜するつもりだった」
  • I didn’t mean to … は「わざと〜したのではない」
  • I’ve been meaning to … は「前からずっと〜しようと思っていた」
  • mean to doは意図、mean doingは「〜することを意味する・伴う」
  • mean for A to doは「Aが〜するように意図する」
  • be meant to doは目的・予定・期待を表す

toの先にある行為へ心が向いている、とイメージすると、mean to doとmean doingの違いも自然に理解できます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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