
会話の途中で別の用件を思い出したものの、いきなり話題を変えるのは少し気まずい。そんなときに使えるのが Not to change the subject, but … です。
自然な日本語では「話題を変えて悪いけど」「話をそらすつもりではないけれど」。実際にはこの直後に話題を変えるため、英語らしい控えめな前置きになっています。
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Not to change the subject, butの意味
この表現は、今の話題を尊重していることを示しながら、別の話へ移るためのワンクッションです。
Not to change the subject, but what time does the store close?
話題を変えて悪いけど、その店は何時に閉まるの?
not to + 動詞 はここでは「〜するつもりではないけれど」という断りです。後ろの but が、実際に伝えたい質問や用件へ橋をかけます。
しゅみすけ(大山俊輔)
基本の形と置き場所
通常は文頭で使います。
Not to change the subject, but + 文
Not to change the subject, but did you send the email?
話を変えて悪いけど、メールは送った?
より完全な形は次のとおりです。
I don’t mean to change the subject, but can I ask you something?
話をそらすつもりはないのですが、ひとつ聞いてもいいですか。
Not to change … は短く会話的、I don’t mean to change … は意図を明示するため少し丁寧です。
自然に使える場面
別の用件を思い出したとき
Not to change the subject, but are you free on Friday?
話題を変えて悪いけど、金曜日は空いてる?
時間の都合で確認を挟むとき
Not to change the subject, but how much time do we have left?
話を変えてすみませんが、あとどれくらい時間がありますか。
会議で別の論点へ移るとき
Not to change the subject, but we also need to discuss the budget.
話題を変えて申し訳ありませんが、予算についても話し合う必要があります。
少しデリケートな質問をするとき
I don’t mean to change the subject, but is everything okay at work?
話をそらすつもりはないのですが、仕事は大丈夫ですか。
距離・強さ・場面・トーン
- 距離:友人・同僚に自然。目上には完全形が安全
- 強さ:穏やかな転換。命令や強い割り込みではない
- 場面:日常会話、会議、オンライン通話
- トーン:配慮が中心。ただし重い話を切ると冷たく聞こえる
By the way・Sorry to interruptとの違い

Not to change the subject, but:脱線を断ってから変える
今の流れを中断することへの配慮を明示します。深い話や会議で別件を差し込むときに向いています。
By the way:気軽に別の話題へ
単純な話題転換の合図です。カジュアルで便利ですが、重要な話の途中では軽く聞こえる場合があります。
By the way, I like your new glasses.
ところで、新しい眼鏡いいね。
Sorry to interrupt, but:発言を途中で止める
話題を変えるかどうかではなく、相手がまだ話している最中に割り込むことを謝ります。
Sorry to interrupt, but we need to leave now.
途中ですみませんが、もう出発しないといけません。
似た形との違い
Not to get off topic, but …
「本題から外れるつもりはないけど」。会議・授業など、明確な議題がある場面に合います。
This is slightly off topic, but …
「少し話がそれますが」。脱線する事実を率直に認める、分かりやすい表現です。
Before we move on, …
「次へ進む前に」。別の話題へ移るのではなく、今の話題に最後の一点を足します。
不自然になりやすい使い方
深刻な話を急に切る
相手が悩みや大切な話をしている最中なら、表現を添えても唐突さは消えません。まず内容を受け止めましょう。
I understand. Before we change the subject, is there anything I can do?
分かりました。話題を変える前に、私にできることはありますか。
同じ話題なのに使う
関連質問を足すだけなら While we’re on the subject, … のほうが自然です。
butの後ろを言わずに止める
この表現は後続内容を予告する前置きです。基本的に but + 質問・用件 まで続けます。
しゅみすけ(大山俊輔)
しゅみすけ式:簡単な英語で言い換える
- Can we talk about something else for a moment?
少し別のことを話してもいいですか。 - There is one more thing I want to ask.
もうひとつ聞きたいことがあります。 - Before I forget, can I ask you something?
忘れないうちに、ひとつ聞いてもいいですか。 - Can we come back to this later?
この話にはあとで戻ってもいいですか。
まとめ
Not to change the subject, but … は、今の会話を尊重しながら別の話題へ移るための表現です。
- 脱線への配慮を示す:Not to change the subject, but …
- 気軽に話題を変える:By the way, …
- 相手の発言へ割り込む:Sorry to interrupt, but …
- 同じ話題を掘る:While we’re on the subject, …
迷ったら Can we talk about something else for a moment? と、簡単な質問の形で許可を取れば自然に会話を切り替えられます。











