dog daysの意味は?「夏の最も暑い時期」の使い方・例文とシリウス由来を解説

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dog days は「夏の最も暑い時期」「暑く蒸し暑い夏の盛り」を表す英語です。犬の記念日や、犬と過ごす日々という意味ではありません。

よく使われる形は the dog days of summer。暑さで人の動きが鈍り、物事が停滞するような感覚まで含むことがあります。

dog daysの基本的な意味

dog days=一年で最も暑く、蒸し暑さが続く夏の時期です。北半球では一般に7月初めから9月初めごろの暑い期間を指しますが、会話では厳密な日付より「夏の暑さのピーク」という感覚で使われます。

We stayed by the pool during the dog days of summer.
夏の一番暑い時期は、プールのそばで過ごしました。

一日だけ暑いというより、うんざりする暑さが続く「期間」に焦点があります。

しゅみすけ(大山俊輔)

「暑い日々だから犬もぐったりする」と連想すると覚えやすいですが、本来の由来は犬そのものではなくDog Starと呼ばれる星です。

なぜdog?由来は犬ではなくシリウス

古代の人々は、夏の暑い時期に太陽とともに昇る明るい星シリウス(Sirius)に注目しました。シリウスはおおいぬ座にあり、英語では the Dog Star と呼ばれます。

このDog Starが太陽と同じ時期に空へ現れることと厳しい暑さが結びつき、「犬の星の時期」から dog days と呼ばれるようになりました。

つまり、直訳の「犬の日々」から実際の意味へ飛ぶ鍵は次の流れです。

Dog Star(シリウス)→夏の太陽とともに現れる→暑さのピーク→dog days

よく使う形と語順

the dog days of summer

最も定番の形です。「夏の盛り」「夏の最も暑い時期」と訳せます。

Business usually slows down in the dog days of summer.
夏の暑さがピークの時期は、たいてい仕事の動きが鈍くなります。

during the dog days

during は「その期間中に」。ある出来事がdog daysの期間内で起きることを示します。

Drink plenty of water during the dog days.
夏の最も暑い時期は、水をたっぷり飲みましょう。

through the dog days

through は「その期間を通して・乗り切って」という継続の感覚です。

This small fan helped me get through the dog days.
この小さな扇風機のおかげで、夏の猛暑期を乗り切れました。

複数形が基本

定型表現は通常 dog days と複数形で使います。一日だけの暑さを言いたいなら a very hot day のほうが自然です。

場面別の自然な例文

日常・暮らし

I don’t feel like cooking during the dog days of August.
8月の最も暑い時期は、料理をする気になれません。

The city feels unusually quiet in the dog days.
夏の暑さのピークには、街がいつもより静かに感じられます。

仕事

Sales tend to dip during the dog days of summer.
夏の盛りには、売上が落ちる傾向があります。

We’re using the dog days to plan our fall campaign.
動きが鈍い夏の時期を利用して、秋のキャンペーンを計画しています。

旅行

Avoid sightseeing at noon in the dog days of summer.
夏の最も暑い時期は、正午の観光を避けましょう。

学校・スポーツ

The team kept training through the dog days.
チームは夏の厳しい暑さの中でも練習を続けました。

暑さ以外の「停滞期」にも使える

dog days は、暑さで何も進まない感覚から、比喩的に「活動が鈍い時期」「停滞期」を表すことがあります。

The industry entered the dog days after years of rapid growth.
その業界は長年の急成長の後、停滞期に入りました。

ただし、この比喩用法は文脈がないと夏の意味に取られやすいため、英語学習者はまず the dog days of summer から覚えると安全です。

heat wave・midsummerとの違い

dog days・heat wave・midsummerの意味とニュアンスの違い

dog days:暑さが続く夏の時期

季節的な暑い期間に、蒸し暑さ、だるさ、停滞感を重ねる表現です。

heat wave:異常な暑さが続く気象現象

heat wave は平年より著しく高い気温が数日以上続く「熱波」。春や秋に起きる場合もあり、dog daysと時期が完全に同じとは限りません。

A heat wave is expected this weekend.
今週末は熱波が予想されています。

midsummer:季節としての真夏

midsummer は夏の中ごろという季節的位置を示します。必ずしも異常な暑さや停滞感を強調しません。

The garden is beautiful in midsummer.
真夏の庭は美しいです。

日本人が間違えやすいポイント

every dog has its dayとは別表現

Every dog has its day. は「誰にでも活躍する時が来る」ということわざです。dog days の暑さとは関係ありません。

dog dayを直訳して記念日にしない

「犬の日」「犬と過ごす日」を言いたい場合は、イベント名などを具体的に説明します。定型の複数形 dog days は暑い時期を指します。

猛暑日一日ではなく期間

Today is one of the hottest days of the year.(今日は一年で最も暑い日の一つです)のように、単日の天気は直接言うほうが自然です。

しゅみすけ(大山俊輔)

会話で使うなら “during the dog days of summer” をひとかたまりで覚えましょう。whenや前置詞を迷わず、夏の生活や旅行の話へそのまま入れられます。

すぐ出てこないときの簡単な言い換え

  • the hottest part of summer(夏の最も暑い時期)
  • the hottest days of the year(一年で最も暑い日々)
  • when it is very hot and humid(とても暑く蒸し暑い時期)
  • in the middle of summer(真夏に)
  • during the summer heat(夏の暑さの中で)

まとめ

dog days は、夏の最も暑く蒸し暑い時期を表します。

  • 定番は the dog days of summer
  • 基本は複数形で、暑さが続く「期間」を指す
  • 由来は犬ではなくDog Starのシリウス
  • heat wave は気象現象、midsummer は季節的位置
  • 比喩的に活動の停滞期を表すこともある

関連表現は、動物を使った英語イディオム一覧英熟語・定型表現の一覧からも探せます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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