
I may have misunderstood. は、「私が誤解したかもしれません」「私の理解が違っているかもしれません」という意味です。相手の説明に疑問があるとき、いきなり「あなたの言っていることは間違っています」と指摘せず、まず自分の理解を確認し直すために使います。
仕事の会議、メール、英会話レッスンなど、角を立てずに聞き返したい場面で便利です。この記事では may have + 過去分詞 の形、後ろに続ける確認文、I misunderstood. や I must have misunderstood. との違いを解説します。
Contents
I may have misunderstood. の意味
misunderstand は「誤解する」「意味を取り違える」という動詞です。過去分詞は misunderstood になります。
I may have misunderstood.
私が誤解したかもしれません。I may have misunderstood what you said.
あなたの発言を私が誤解したかもしれません。
may have + 過去分詞 は、過去について「〜したかもしれない」と推測する形です。ここでは、自分の理解が正しかったと断定せず、確認の余地を作っています。
しゅみすけ(大山俊輔)
基本の使い方:確認文を続ける
この表現は単独でも使えますが、何をどう理解したのかを続けると会話が前に進みます。
I may have misunderstood. Did you say the deadline was Friday?
私が誤解したかもしれません。締め切りは金曜日とおっしゃいましたか?I may have misunderstood, but I thought the meeting was online.
私の理解違いかもしれませんが、会議はオンラインだと思っていました。I may have misunderstood you. Do you mean we need to start over?
あなたの話を誤解したかもしれません。最初からやり直す必要があるという意味ですか?
Do you mean …? を続けると、自分の解釈を具体的に提示して確認できます。「○○と言いましたか?」との違いは、Did you say・Do you mean の確認表現でも解説しています。
確信度で使い分ける3表現

I may have misunderstood.:誤解したかもしれない
まだ事実が分からず、可能性として示す言い方です。確認を始めるクッションとして最も使いやすい表現です。
I may have misunderstood, but are we changing the entire plan?
私の理解違いかもしれませんが、計画全体を変更するのですか?
I must have misunderstood.:きっと誤解したのだ
must have + 過去分詞 は、過去について「きっと〜したに違いない」と強く推測します。目の前の事実が自分の理解と合わず、「どうやら自分が取り違えたようだ」と判断するときに使います。
Oh, the event is today? I must have misunderstood.
あれ、イベントは今日ですか? 私が勘違いしていたようです。
I misunderstood.:私が誤解しました
誤解した事実がはっきりしているときの直接的な言い方です。必要なら Sorry を加えます。
Sorry, I misunderstood your instructions.
すみません、指示を誤解していました。
Maybe I misunderstood. との違い
Maybe I misunderstood. も「私が誤解したのかも」という意味で、日常会話では自然です。I may have misunderstood. のほうが少し整った響きがあり、仕事の会話やメールにも向きます。
| 表現 | 響き | 向く場面 |
|---|---|---|
| Maybe I misunderstood. | 会話的で気軽 | 友人・同僚との日常会話 |
| I may have misunderstood. | 控えめで丁寧 | 会議・仕事・メール |
| Perhaps I misunderstood. | やや改まった響き | 丁寧な説明・文書 |
仕事で使える丁寧な形
I may have misunderstood, but …
I may have misunderstood, but I was under the impression that the price included tax.
私の理解違いかもしれませんが、価格には税金が含まれていると認識していました。
Perhaps I misunderstood your point.
Perhaps I misunderstood your point. Are you suggesting that we postpone the launch?
ご趣旨を誤解したかもしれません。発売を延期するというご提案でしょうか?
Please correct me if I’m wrong.
I may have misunderstood the schedule. Please correct me if I’m wrong.
スケジュールを誤解しているかもしれません。間違っていたら訂正してください。
Correct me if I’m wrong, but … は、自分の理解や記憶を述べる前に「間違っていたら教えてください」と予防線を置く表現です。
メールでの使い方
メールでは、何についての理解違いかを具体的に書き、そのあと確認したい内容を一文で示します。
I may have misunderstood your previous email. Could you confirm whether the meeting has been moved to Thursday?
前回のメールを私が誤解したかもしれません。会議が木曜日に変更されたか、ご確認いただけますか?
Apologies if I misunderstood. My understanding was that the revised document was due next week.
誤解していましたら申し訳ありません。修正版の期限は来週だと認識していました。
Apologies if I misunderstood. は丁寧ですが、毎回謝る必要はありません。単なる確認なら I may have misunderstood. だけでも十分です。
相手の説明が曖昧なときにも使える?
使えます。ただし、本当に説明が曖昧だったとしても、You didn’t explain it clearly.(あなたの説明が明確ではなかった)と直接責めるより、次のように共同で確認する形が穏やかです。
I may have misunderstood. Could you walk me through that part again?
私が誤解したかもしれません。その部分をもう一度順を追って説明していただけますか?
相手の説明を自分の言葉でまとめて確かめるなら、Let me make sure I understand. や Did I understand you correctly? も便利です。
よくある間違い
I may misunderstood. としない
may の直後に過去形を置くことはできません。過去の可能性には may have + 過去分詞 を使います。
- × I may misunderstood.
- 〇 I may have misunderstood.
misunderstand の過去分詞に注意
misunderstand – misunderstood – misunderstood と変化します。misunderstanded ではありません。
自分を責めすぎない
丁寧さのために毎回自分の非を断定する必要はありません。may を使えば、「自分が悪い」と決めつけずに理解のずれを確認できます。
しゅみすけ(大山俊輔)
まとめ
I may have misunderstood. は、「私が誤解したかもしれません」と控えめに理解を確認し直す表現です。後ろに Did you say …?、Do you mean …?、Could you confirm …? などを続けると、具体的で答えやすい質問になります。
話し手側から誤解を直す場合は、That’s not what I meant. を使います。二つを対で覚えておくと、会話のずれをどちら側からでも修復できます。











