reckon onの意味は?「当てにする・見込む」の使い方とcount on・expectとの違い

reckon onの意味・使い方・語順を解説するアイキャッチ画像

reckon on は、「~を当てにする」「~を見込む」「~だろうと考えて計画する」という意味の表現です。単に未来を予想するだけでなく、その人の助けや出来事が起こることを前提にする感覚があります。

たとえば、旅行の日に晴れるだろうと考えて予定を組む、同僚が手伝ってくれる前提で仕事を進める、といった場面です。ただし reckon on はイギリス英語で比較的よく聞かれ、アメリカ英語を含む日常会話全般では count onexpect のほうが無難な場合もあります。

reckon onの基本的な意味

reckon には「計算する」「判断する」「~と思う」という意味があります。そこに、期待や依存の置き場所を示す on が加わることで、「~を計算に入れる」→「~を当てにする・見込む」という意味になります。

  • 人・助けを当てにする
  • 出来事や結果が起こると見込む
  • ~することを前提に計画する

We’re reckoning on good weather this weekend.
今週末は天気がよいと見込んでいます。

Can I reckon on your support?
あなたの協力を当てにしてもいいですか。

しゅみすけ(大山俊輔)

「起こりそうだ」と思うだけでなく、それを予定の土台にしているのが reckon on のポイントです。

よく使う3つの語順

reckon onに人・出来事・動名詞を続ける3つの形を示す解説図

1.reckon on+人・物

人の助けや、利用できる物・資金などを当てにするときの形です。

You can reckon on Mia. She always keeps her promises.
ミアは当てにできます。彼女はいつも約束を守ります。

We can’t reckon on extra funding this year.
今年は追加予算を当てにできません。

2.reckon on+出来事・結果

ある出来事や結果が起こると見込み、それを前提に考える形です。

I reckoned on a quiet evening, but my neighbors had a party.
静かな夜になると思っていましたが、近所の人がパーティーを開きました。

Don’t reckon on the train arriving exactly on time.
電車が時間どおりぴったり着くとは当てにしないでください。

3.reckon on+動名詞

「~することを見込む」「~するつもりで考える」と、行動を前提にするときは reckon on doing を使います。to do ではない点に注意しましょう。

We reckoned on arriving before noon.
私たちは正午前に到着するつもりで考えていました。

She reckons on working from home twice a week.
彼女は週2回、在宅勤務をするつもりで考えています。

reckon on+人+doingという形

「人が~することを当てにする」と言いたい場合は、reckon on+人+doing が使えます。

I reckoned on him helping us with the move.
私は引っ越しを彼が手伝ってくれるものと当てにしていました。

We’re reckoning on everyone being ready by nine.
私たちは全員が9時までに準備できると見込んでいます。

少し形式ばった文法では his helpingeveryone’s being のように所有格を使うこともあります。ただ、日常会話では him helpingeveryone being が自然です。

否定形でよく出る「予想外だった」

didn’t reckon on … は、「~は予想していなかった」「~まで計算に入れていなかった」という意味でよく使われます。思わぬ問題や展開に直面したときに便利です。

We didn’t reckon on the traffic being this bad.
渋滞がこれほどひどいとは予想していませんでした。

I didn’t reckon on seeing my ex at the wedding.
結婚式で元恋人に会うとは思っていませんでした。

They hadn’t reckoned on the repair costing so much.
彼らは修理にそれほどお金がかかるとは見込んでいませんでした。

日常会話・仕事・旅行での自然な例文

日常・家庭

I’m reckoning on leftovers for dinner.
夕食は残り物で済ませるつもりです。

Don’t reckon on the kids going to bed early.
子どもたちが早く寝るとは思わないほうがいいよ。

仕事

We’re reckoning on sales picking up in September.
9月には売上が回復すると見込んでいます。

The team reckoned on Ken finishing the report today.
チームはケンが今日レポートを仕上げるものと当てにしていました。

旅行

We reckoned on getting a taxi at the airport.
空港でタクシーを拾えるつもりでいました。

I wouldn’t reckon on finding a seat without a reservation.
予約なしで席が見つかるとは当てにしないほうがいいです。

恋愛・人間関係

He reckoned on her forgiving him quickly.
彼は彼女がすぐ許してくれるものと思っていました。

You can reckon on me if you need someone to talk to.
話し相手が必要なら、私を頼っていいですよ。

reckon onとcount onの違い

どちらも「~を当てにする」ですが、count on のほうが広く使われ、特に人の信頼性や助けを頼る場面で自然です。

You can count on me.
私を頼っていいよ。

reckon on はイギリス英語らしい響きがあり、人だけでなく天候・結果・費用などを「そうなると見込んで計画する」意味でも使われます。

We reckoned on the job taking three days.
その仕事には3日かかると見込んでいました。

迷ったとき、人を「頼る」なら count on、出来事を「見込む」なら expect でも自然に言い換えられます。

reckon onとexpectの違い

expect は「~だろうと思う」という一般的な予想です。一方、reckon on には、その予想を予定や判断の土台にする含みがあります。

I expect it to rain.
雨が降ると思います。

We reckoned on rain and booked an indoor venue.
雨を見込んで、屋内会場を予約しました。

後者では、雨の予想が実際の計画につながっています。

reckon onとplan onの違い

plan on doing は「~する予定だ」と、自分の意図や計画を表します。reckon on doing は文脈によって予定を表せますが、基本には「そうなるだろうと見込む」という判断があります。

I plan on staying for two nights.
2泊する予定です。

I reckon on staying for two nights, unless the weather changes.
天気が変わらなければ、2泊するつもりで考えています。

確定した自分の予定なら plan on、条件を踏まえた見込みなら reckon on が合いやすいでしょう。

reckon withとの違い

reckon onreckon with は前置詞一つで意味が変わります。

  • reckon on:起こることや助けを期待し、当てにする
  • reckon with:無視できない要素を考慮する、手ごわい相手に対処する

We reckoned on strong demand.
強い需要を見込んでいました。

We had to reckon with rising costs.
私たちは費用の上昇を考慮しなければなりませんでした。

詳しい使い分けは、reckon withの意味・使い方もあわせて確認してください。

しゅみすけ(大山俊輔)

on は期待を「置く」先、with は一緒に向き合う要素、と考えると区別しやすくなります。

日本人が間違えやすいポイント

reckon on to doとはしない

reckon on doing が基本です。

× We reckon on to finish early.
We reckon on finishing early.
早く終わるつもりで考えています。

単なる意見のreckonと混同しない

イギリス英語などでは I reckon … だけで「私は~だと思う」という意味になります。

I reckon she’s right.
彼女が正しいと思います。

ここには on がなく、「当てにする」という意味でもありません。

アメリカ英語で無理に多用しない

reckon 自体はアメリカ英語でも使われますが、reckon on は地域や話者によって少し英国的・古風に感じられることがあります。国際的な仕事や学習者同士の会話では、count onexpectdepend on を使えば誤解が少なくなります。

すぐ出てこないときの簡単な言い換え

reckon on を思い出せなくても、次の基本表現で十分に伝わります。

  • I expect her to help.
    彼女が手伝ってくれると思います。
  • We’re depending on you.
    私たちはあなたを頼りにしています。
  • I think it will happen.
    それは起こると思います。
  • We planned for it.
    それを見込んで計画しました。

「頼る」なら depend on / count on、「起こると思う」なら expect と、伝えたい意味を直接言えば大丈夫です。

まとめ

reckon on は、「~を当てにする」「~を見込む」「~することを前提に考える」を表します。中心にあるのは、ただ予想するのではなく、期待を置いて計画する感覚です。

  • reckon on+人・物:~を当てにする
  • reckon on+出来事:~を見込む
  • reckon on+doing:~するつもりで考える
  • didn’t reckon on:~は予想していなかった

まずは We didn’t reckon on …Can I reckon on …? の形から覚えると、実際の会話に取り入れやすいでしょう。ほかの表現も学びたい方は、英熟語・定型表現のまとめをご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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