
walk up は、「歩いて上る」だけでなく、人や場所へ歩み寄るという意味でも使われます。特に walk up to + 人 は、知らない人に話しかける場面や、受付・カウンターへ近づく場面でよく出てきます。
この記事では、walk up to の語順、階段・坂での使い方、come up to・walk over to・approach との違いを、自然な例文と簡単な言い換えで解説します。
Contents
walk upの基本的な意味
walk up の基本イメージは、walk「歩く」に up「上へ・近づいて」が加わったものです。主に次の2つの意味があります。
- 人や場所へ歩み寄る:walk up to + 人・場所
- 坂・階段などを歩いて上る:walk up + 坂・階段
A woman walked up to me and asked for directions.
女性が私に歩み寄り、道を尋ねました。
We walked up the hill to see the sunset.
私たちは夕日を見るために丘を歩いて上りました。
しゅみすけ(大山俊輔)
walk up to + 人・場所の意味と語順
walk up to + 人・場所 は、「その人・場所のすぐ近くまで歩いていく」「歩み寄る」という意味です。目的語は to の後ろに置きます。
walk up to + someone / the desk / the counter / the door
She walked up to me and introduced herself.
彼女は私に歩み寄り、自己紹介をしました。
I walked up to the front desk and asked about my reservation.
私はフロントへ行き、予約について尋ねました。
He walked up to the door but didn’t knock.
彼はドアまで歩いていきましたが、ノックはしませんでした。
walk up to + 人 + and … がよく使われる
会話では「人に歩み寄って、それから何をしたか」を and で続ける形が自然です。
A man walked up to us and offered to take our picture.
男性が私たちに近づき、写真を撮りましょうかと言ってくれました。
I walked up to my manager and asked for a few minutes.
私は上司に歩み寄り、少し時間をもらえないか尋ねました。
坂・階段を「歩いて上る」walk up
坂・丘・階段などが目的語の場合、通常は to を使わず、walk up + 場所 の形にします。この up は文字どおり「上方向へ」です。
We walked up the stairs instead of taking the elevator.
私たちはエレベーターに乗らず、階段を歩いて上りました。
It took us an hour to walk up the mountain.
その山を歩いて上るのに1時間かかりました。
She walked up the steep path slowly.
彼女は急な小道をゆっくり歩いて上りました。

日常会話・仕事・旅行で使える例文
日常会話
A little girl walked up to me and smiled.
小さな女の子が私に近づいてきて、ほほ笑みました。
I was nervous, but I walked up to him and said hello.
緊張しましたが、私は彼に歩み寄って挨拶しました。
仕事
She walked up to the speaker after the presentation.
彼女はプレゼン後、講演者に歩み寄りました。
A customer walked up to the counter with a question.
お客様が質問をするためにカウンターへ来ました。
海外旅行
Walk up to the ticket machine and select English.
券売機のところまで行き、英語を選択してください。
We walked up the narrow street to the old castle.
私たちは古い城へ向かって細い坂道を歩いて上りました。
walk up toとcome up toの違い
どちらも「人に近づく」と訳せますが、視点が少し違います。
- walk up to:歩いて近づく動作を具体的に描く
- come up to:話し手・基準となる場所へ近づいてくる
I walked up to her.
私は彼女に歩み寄りました。
She came up to me.
彼女が私のところへ近づいてきました。
同じ出来事でも、誰を視点の中心にするかで表現が変わります。
walk up toとwalk over toの違い
walk over to も「歩いて〜のところへ行く」という意味です。over には、少し離れた場所から「こちらからあちらへ移動する」感覚があります。
She walked over to my table.
彼女は私のテーブルのところまで歩いてきました。
walk up to は対象のすぐ近くまで接近する点、walk over to は場所を横切って移動する点に意識が向きやすい表現です。ただし日常会話では重なる場面も多くあります。
walk up toとapproachの違い
approach は「近づく」という意味の、やや硬く客観的な語です。人に話しかけたり相談を持ちかけたりする意味でも使えます。
- walk up to:実際に歩く動作が見える、会話的
- approach:近づく行為をまとめて表す、やや改まった語
A stranger approached me at the station.
駅で知らない人が私に近づいてきました。
日本人が間違えやすいポイント
人の前ではtoが必要
「彼に歩み寄った」を walked up him とは言いません。
× I walked up him.
○ I walked up to him.
階段・坂では通常toを入れない
「階段を上った」は walked up the stairs です。walked up to the stairs だと「階段のところまで歩いていった」で、まだ上っていない可能性があります。
しゅみすけ(大山俊輔)
簡単な英語で言い換えるなら
walk up がすぐに出てこなくても、基本語で十分伝えられます。
- go to the person:その人のところへ行く
- go closer to someone:人の近くへ行く
- go up the stairs on foot:階段を歩いて上る
- climb the hill:丘を上る
I went to the front desk and asked for help.
私はフロントへ行き、助けを求めました。
関連表現
まとめ
walk up には、「人・場所へ歩み寄る」と「坂・階段を歩いて上る」という2つの中心的な使い方があります。
- walk up to + 人・場所:〜に歩み寄る
- walk up + 坂・階段:〜を歩いて上る
- come up to + 人:話し手のところへ近づいてくる
まずは She walked up to me and said hello. のように、近づいた後の行動を and でつなぐ形から使ってみましょう。
walkを使うほかの表現もまとめて確認したい方は、walkを使った句動詞一覧をご覧ください。









