
as a token ofは、「〜のしるしとして」「〜の気持ちを表すものとして」という意味の定型表現です。感謝・友情・愛情・敬意・謝意など、目には見えない気持ちを、贈り物や行動など目に見える形にして示すときに使います。
- Please accept this gift as a token of my gratitude.
感謝のしるしとして、この贈り物をお受け取りください。 - I bought you this key chain as a token of our friendship.
友情のしるしとして、このキーホルダーを買いました。 - They gave her flowers as a token of their appreciation.
彼らは感謝のしるしとして彼女に花を贈りました。
日本語では「ほんの気持ちです」に近い場面でも使えます。ただし、日常会話で軽く品物を渡すときより、気持ちを少し丁寧に言葉にする表現です。
しゅみすけ(大山俊輔)
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as a token ofの意味は「〜のしるしとして」
as a token of+気持ち・関係・敬意の形が基本です。ofの後ろには、贈り物そのものではなく、その贈り物が表す気持ちや関係を置きます。
| 形 | 意味 | よく使う語 |
|---|---|---|
| as a token of gratitude | 感謝のしるしとして | gratitude=深い感謝 |
| as a token of appreciation | 感謝・評価のしるしとして | appreciation=ありがたく思う気持ち |
| as a token of friendship | 友情のしるしとして | friendship=友情 |
| as a token of love | 愛のしるしとして | love=愛情 |
| as a token of respect | 敬意のしるしとして | respect=敬意 |
| as a token of apology | おわびのしるしとして | apology=謝罪 |
たとえばas a token of my gratitudeなら、「私の感謝という気持ちを表すしるしとして」ということです。自然な日本語では「感謝のしるしとして」「お礼の気持ちとして」と訳せます。
tokenからニュアンスを理解しよう
tokenには「何かを示すしるし・象徴・証拠」という意味があります。大切なのは、tokenが気持ちそのものではなく、その気持ちがあることを外から分かるようにするものだという点です。
感謝は目に見えません。しかし、花束・カード・小さな贈り物・食事をごちそうすることなどによって、相手はその気持ちを受け取れます。そこで、次のようなイメージになります。
気持ち(gratitude)→ それを表すもの(gift)
この「気持ちを形にする」という関係をつなぐのがas a token ofです。直訳に近い「〜の象徴として」より、日本語では「〜のしるしとして」「〜の気持ちとして」のほうが自然なことが多いでしょう。

as a token ofの基本語順
物・行動+as a token of+気持ち
もっとも分かりやすい形は、贈り物や行動の後ろにas a token of+名詞を置く形です。
- We gave our teacher a photo album as a token of our thanks.
私たちは感謝のしるしとして先生にアルバムを贈りました。 - He took everyone out for dinner as a token of his appreciation.
彼は感謝の気持ちとして、みんなに夕食をごちそうしました。 - She kept the letter as a token of their friendship.
彼女は二人の友情のしるしとして、その手紙を取っておきました。
As a token of+気持ち, 主語+動詞
文頭にも置けます。最初に「何の気持ちを示すのか」を提示するため、贈呈のあいさつやスピーチで特に自然です。
- As a token of our appreciation, we’d like to give you this small gift.
感謝のしるしとして、このささやかな贈り物をお渡ししたいと思います。 - As a token of my apology, dinner is on me tonight.
おわびの気持ちとして、今夜の夕食は私がおごります。 - As a token of our respect, we planted a tree in her honor.
敬意のしるしとして、私たちは彼女をたたえて木を植えました。
文頭に置く場合は、通常As a token of …,の後ろにカンマを置きます。
どんな場面で使う?自然な例文
お礼のプレゼントを渡す
- This is just a little something as a token of my thanks.
これはお礼の気持ちとしての、ほんのささやかなものです。 - Please accept these chocolates as a token of our gratitude.
感謝のしるしとして、このチョコレートをお受け取りください。 - I made you this card as a token of my appreciation.
感謝の気持ちとして、あなたにこのカードを作りました。
Please accept …と組み合わせると丁寧です。仕事でお世話になった人、ホームステイ先、先生などへ贈り物を渡す場面によく合います。
退職・送別・記念の場面
- We’d like you to have this watch as a token of our appreciation for your twenty years of service.
20年間の勤務への感謝のしるしとして、この時計をお受け取りください。 - The team signed a card as a token of their thanks.
チームは感謝のしるしとしてカードに寄せ書きをしました。 - She gave me a small souvenir as a token of remembrance.
彼女は思い出のしるしとして、私に小さなお土産をくれました。
友情・恋愛・家族
- He gave her a bracelet as a token of his love.
彼は愛のしるしとして彼女にブレスレットを贈りました。 - Let’s exchange something small as a token of our friendship.
友情のしるしとして、何か小さなものを交換しよう。 - My grandmother gave me this ring as a token of her love.
祖母は愛情のしるしとして、この指輪を私にくれました。
恋愛では使えますが、会話としては少し改まった響きがあります。気軽なデートで毎回使うというより、記念日や意味のある贈り物について語る場面に向いています。
謝罪や仲直り
- I brought you coffee as a token of apology.
おわびの気持ちとして、コーヒーを持ってきました。 - He sent flowers as a token of his regret.
彼は後悔と謝意のしるしとして花を贈りました。
ただし、贈り物をしただけで十分に謝ったことになるとは限りません。深刻な場合は、まずI’m truly sorry.などで明確に謝り、そのうえで気持ちを示す行動を説明するほうが自然です。
as a token of gratitudeとas a token of appreciationの違い
どちらも「感謝のしるしとして」と訳せますが、焦点が少し異なります。
| 表現 | 中心になる気持ち | よく合う場面 |
|---|---|---|
| as a token of gratitude | してもらったことへの深い感謝 | 助けてもらった、支えてもらった |
| as a token of appreciation | 相手の努力・貢献をありがたく評価する気持ち | 仕事、接客、長年の貢献、送別 |
| as a token of thanks | 率直で分かりやすいお礼 | 日常的なお礼、小さな贈り物 |
- I sent her a gift as a token of my gratitude for helping me through a difficult time.
つらい時期に助けてくれた感謝のしるしとして、彼女に贈り物を送りました。 - The company gave each volunteer a certificate as a token of appreciation.
会社は貢献への感謝のしるしとして、各ボランティアに証明書を贈りました。
厳密に分けられない場面も多く、どちらを使っても自然な場合があります。迷うなら、日常的なお礼にはthanks、少し丁寧ならappreciation、深い恩を感じているならgratitudeと考えると使いやすいでしょう。
as a token ofとas a sign ofの違い
as a sign ofも「〜のしるしとして」という意味です。違いは、tokenが贈り物・記念品・象徴的な行動と特に結びつきやすいのに対し、signは表情・態度・状況など、より広い「兆候・表れ」に使える点です。
- She gave me a book as a token of her thanks.
彼女は感謝のしるしとして私に本をくれました。 - He nodded as a sign of agreement.
彼は同意のしるしとしてうなずきました。 - The smile was a sign of relief.
その笑顔は安心したことの表れでした。
小さな品物や記念となるものを渡すならtokenがよく合います。一般的な態度や兆候ならsignのほうが自然です。
as a token ofとin recognition ofの違い
in recognition ofは「〜を認めて・〜の功績をたたえて」という、より公式な表現です。表彰状、賞、会社の式典などに使われます。
- She received an award in recognition of her outstanding service.
彼女は卓越した功績が認められ、賞を受けました。 - We gave her flowers as a token of our appreciation.
私たちは感謝のしるしとして彼女に花を贈りました。
公的に功績を評価するならin recognition of、個人やグループの気持ちを象徴的なものに託すならas a token ofが合います。
日本人が間違えやすいポイント
tokenの後ろに贈り物を置かない
ofの後ろには、通常その品物が表す気持ちを置きます。
- 不自然:as a token of a gift
- 自然:a gift as a token of my thanks
お礼のしるしとしての贈り物
gratitudeには通常my・ourなどを添える
as a token of gratitudeだけでも使えますが、誰の感謝かをはっきりさせたいときはmy gratitude、our gratitude、their gratitudeのようにします。
- Please accept this as a token of our gratitude.
私たちの感謝のしるしとして、これをお受け取りください。
「記念品」のtokenと表現全体を混同しない
a token単独で「記念品・形ばかりのもの」を指す場合もありますが、as a token ofはまとまりで覚えるほうが実用的です。また、現代のtokenには「引換券」「ゲーム内のコイン」「認証用トークン」などの意味もあります。今回の表現では「象徴・しるし」の意味です。
日常の小さなお礼では改まりすぎることがある
友達が消しゴムを貸してくれた程度なら、Thanks!で十分です。as a token ofは、贈り物を渡す理由を丁寧に説明したいときや、その品物に象徴的な意味があるときに使いましょう。
中学英語で簡単に言い換えるなら?
as a token ofがすぐに出てこなくても、簡単な英語で十分に伝えられます。
| 伝えたいこと | 簡単な言い換え |
|---|---|
| 感謝のしるしです | This is to say thank you. |
| お礼にこれをどうぞ | I got this for you to thank you. |
| 助けてくれたお礼です | This is for helping me. |
| 私たちからの小さな贈り物です | This is a small gift from us. |
| あなたに感謝しています | We really appreciate you. |
- I made these cookies to say thank you.
お礼を言いたくて、このクッキーを作りました。 - This is a small gift for everything you did for us.
私たちのためにしてくれたことへの、ささやかな贈り物です。
しゅみすけ(大山俊輔)
as a token ofの関連表現
- a small token of appreciation:感謝を表すささやかな品
- a gesture of goodwill:善意を示す行為
- as a sign of:〜の表れ・しるしとして
- in appreciation of:〜への感謝を込めて
- in recognition of:〜の功績を認めて
- in memory of:〜をしのんで
- in honor of:〜に敬意を表して
感謝を表す動詞appreciateについては、appreciateの意味と使い方、I appreciate itとthankの違いもあわせて確認すると理解が深まります。
as a token ofの意味・使い方まとめ
- as a token ofは「〜のしるしとして」「〜の気持ちを表すものとして」
- 感謝・友情・愛情・敬意など、目に見えない気持ちを形にして示す
- as a token of+gratitude / appreciation / friendship / love / respectなどが基本
- 贈り物や記念品、カード、食事をごちそうする行為などと相性がよい
- as a sign ofより、象徴的な品物や行動に結びつきやすい
- 簡単に言うならThis is to say thank you.でも十分通じる
as a token ofを使うと、単に「これをあげます」と言うだけでなく、その品物に込めた気持ちまで伝えられます。まずはPlease accept this as a token of my gratitude.を、丁寧にお礼を伝える一文として覚えておきましょう。
ほかの表現も学びたい方は、英熟語・定型表現の記事一覧をご覧ください。








