
refer to A as B は「AをBと呼ぶ」「AをBと称する」という意味です。人の呼び名、専門用語、役職、作品や製品の通称などを説明するときに使います。
基本の refer to には「言及する」「参照する」という意味もあるため、AとBが入ったときの語順に迷いやすい表現です。この記事では、形の組み立て、自然な例文、よく使われる受動態、call A B・describe A as B・see A as Bとの違いまで整理します。
しゅみすけ(大山俊輔)
Contents
refer to A as Bの意味は「AをBと呼ぶ・称する」
refer to A as B は、人や物Aについて話すときに、Bという名前・肩書き・分類・呼称を使うことを表します。
People often refer to New York City as the Big Apple.
人々はニューヨーク市をよく「ビッグアップル」と呼びます。
ここでAは New York City、Bはその呼び名である the Big Apple です。単に名前をつける瞬間ではなく、その呼び方を使って話すことに焦点があります。
refer to → A → as Bの語順を理解しよう

語順は次の形です。
refer to + A + as + B
AをBと呼ぶ・称する
- refer to:Aについてその言葉を使う
- A:呼ばれる人・物・考え
- as B:Bとして/Bという呼び名で
as は「〜として」という役割・扱いを示します。したがって、refer to the problem as a challenge なら「その問題をchallengeという言葉で表す」、自然な日本語では「その問題を課題と呼ぶ」となります。
refer toだけの場合との違い
refer to だけなら、主に「〜に言及する」「〜を参照する」「〜を指す」という意味です。as B が加わると、「どんな呼び名で言及するか」が示されます。
| 形 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| refer to A | Aに言及する/Aを参照する | refer to the manual 説明書を参照する |
| refer to A as B | AをBと呼ぶ/称する | refer to the manual as a guide その説明書をガイドと呼ぶ |
She referred to the report during the meeting.
彼女は会議中にその報告書に言及しました。
She referred to the report as a turning point.
彼女はその報告書を転機となるものと呼びました。
人の呼び名・肩書きに使う例文
- Everyone refers to him as Mike, not Michael.
みんな彼をマイケルではなくマイクと呼びます。 - Please refer to Dr. Chen as Professor Chen during the ceremony.
式典ではチェン博士をチェン教授とお呼びください。 - Her colleagues refer to her as the problem solver of the team.
同僚たちは彼女をチームの問題解決役と呼んでいます。 - My niece refers to our neighbor as Grandma May.
姪は近所の女性をメイおばあちゃんと呼んでいます。
人の肩書きや呼び名は、本人の希望や場面によって変わります。How would you like me to address you?(どのようにお呼びすればよいですか)のように直接確認するほうが適切な場合もあります。
物・場所・作品・専門用語に使う例文
- Locals refer to this street as “Memory Lane.”
地元の人はこの通りを「思い出通り」と呼んでいます。 - Many critics refer to the film as a modern classic.
多くの批評家はその映画を現代の名作と呼んでいます。 - Doctors refer to this condition as seasonal affective disorder.
医師はこの症状を季節性感情障害と呼びます。 - We refer to the first stage of the project as Phase One.
私たちはプロジェクトの第1段階をフェーズ1と呼んでいます。 - The company refers to its customers as members.
その会社は顧客を「メンバー」と呼んでいます。
この表現は、単なる愛称だけでなく、組織内の用語、研究上の名称、報道や評論での分類にもよく使われます。
受動態A is referred to as Bがよく使われる
「誰がそう呼ぶか」より「Aが何と呼ばれているか」を伝えたいときは、受動態の A is referred to as B が自然です。
This period is often referred to as the Golden Age.
この時代はしばしば黄金時代と呼ばれます。
- The city is sometimes referred to as the Venice of the North.
その都市は「北のベネチア」と呼ばれることがあります。 - Remote work is also referred to as telework.
リモートワークはテレワークとも呼ばれます。 - She is widely referred to as one of the best designers of her generation.
彼女は同世代で最高のデザイナーの一人と広く評されています。 - The device will be referred to as “Unit A” in this manual.
この説明書では、その装置を「ユニットA」と呼びます。
説明文・報道・論文では受動態が特によく使われます。主語をAにできるため、「Aとは何か」を説明する文章に向いています。
しゅみすけ(大山俊輔)
refer to A as Bとcall A Bの違い
| 表現 | ニュアンス | 語順 |
|---|---|---|
| refer to A as B | Bという呼称・表現を使ってAについて話す。やや説明的・フォーマル | refer to+A+as+B |
| call A B | AをBと呼ぶ。日常会話で短く直接的 | call+A+B |
We call him Sam.
私たちは彼をサムと呼びます。
In official documents, we refer to him as Samuel Reed.
公式文書では、彼をサミュエル・リードと記載します。
普段の名前・愛称なら call A B が簡単です。専門用語、公式な呼称、文章内での扱いを説明するなら refer to A as B がよく合います。
describe・define・see A as Bとの違い
| 表現 | 焦点 | 例 |
|---|---|---|
| refer to A as B | AをBという呼称で表す | refer to it as a classic |
| describe A as B | Aの特徴をBだと説明する | describe it as exciting |
| define A as B | Aの意味・範囲をBと定義する | define success as freedom |
| see A as B | AをBだと見なす | see it as a chance |
| regard A as B | AをBと評価・認識する | regard it as important |
「AをBと見る」という認識を表したい場合は、see A as Bの意味と使い方が参考になります。意味や範囲を決める場合は、define A as Bの意味と類似表現との違いも確認してください。
日本人が間違えやすいポイント
- × refer A as B:referの後ろにはtoが必要です。正しくは refer to A as B。
- × call A as B:callを使う場合はasを入れず、call A B とします。
- × A is referred as B:受動態でもtoは残り、A is referred to as B です。
- refer to Aだけと混同しない:as Bがなければ「Aに言及する・Aを参照する」の意味になることがあります。
- 人に直接呼びかける意味とは限らない:相手への呼びかけならcallやaddressのほうが自然な場合があります。
中学英語での簡単な言い換え
refer to A as Bがすぐに出てこなくても、次の簡単な表現で伝えられます。
- We call it B.
私たちはそれをBと呼びます。 - People call her B.
人々は彼女をBと呼びます。 - Its other name is B.
別名はBです。 - B is another word for A.
BはAの別の言い方です。 - In this report, A means B.
この報告書ではAはBを意味します。
関連表現
まとめ:toとasを残して呼び名を示す
refer to A as B は「AをBと呼ぶ・称する」という意味です。refer to → A → as B の順に、呼ばれる対象Aと呼び名Bを置きます。受動態は A is referred to as B です。日常の短い「〜と呼ぶ」なら call A B、説明的・公式な呼称なら refer to A as B と使い分けましょう。








