
be ashamed of は、「〜を恥じている」「〜を情けなく思う」「〜を後悔している」という意味です。単なる照れや気まずさではなく、自分の行動・性質・置かれた状態を、道徳的または個人的に良くないと感じる内面的な恥を表します。
I’m ashamed of what I said.
自分が言ったことを恥じています。
You have nothing to be ashamed of.
あなたが恥じることは何もありません。
この2文のように、自分の過ちを認める場面にも、誰かを励ます場面にも使えます。ただし、I’m ashamed of you. は「あなたを恥ずかしく思う」という非常に強い非難になるため、相手との関係には注意が必要です。
しゅみすけ(大山俊輔)
Contents
be ashamed ofの基本的な意味
be ashamed of + 名詞 で、「〜を恥じている」「〜を恥ずかしく思っている」となります。恥の対象には、行動、発言、態度、過去、弱さ、家族や他人などが入ります。
- be ashamed of my behavior:自分の行動を恥じる
- be ashamed of the mistake:その間違いを恥じる
- be ashamed of my past:自分の過去を恥じる
- be ashamed of myself:自分自身を情けなく思う
「恥ずかしくて人に知られたくない」という気持ちを含むこともありますが、中心にあるのは自分の中の基準に照らして、良くない・誇れないと感じることです。
構成からわかるコアイメージ
ashamed は「恥を感じている状態」を表す形容詞です。そこに of が続くことで、その感情が何に向けられているのかを示します。
be(状態)+ ashamed(恥を感じている)+ of(その感情の対象)
そのため、直訳的には「〜を対象として、恥を感じている状態」です。日本語では文脈に応じて「恥じる」「情けなく思う」「後悔する」「申し訳なく思う」と訳し分けます。
be ashamed ofの主な使い方
1.自分の行動や発言を恥じる
もっとも典型的な用法です。過去の言動を振り返り、「あれは自分らしくなかった」「するべきではなかった」と感じる時に使います。
I’m ashamed of how I treated her.
彼女への接し方を恥じています。
He was ashamed of losing his temper.
彼はかっとなったことを恥じていました。
2.自分自身を情けなく思う
be ashamed of oneself は「自分を恥じる」「自分が情けない」という定型表現です。
I’m ashamed of myself for lying to you.
あなたにうそをついた自分が情けないです。
You should be ashamed of yourself.
自分を恥じるべきです。
後者は強い叱責です。大人同士の職場や恋愛関係では、相手の人格まで否定されたように響きやすいため、安易には使わないほうが安全です。
3.何かを恥ずかしくて隠したいと思う
能力、出身、外見、生活状況などを「人に知られるのが恥ずかしい」と感じる場合にも使えます。
She used to be ashamed of her accent.
彼女は以前、自分の訛りを恥ずかしく思っていました。
There’s no need to be ashamed of asking for help.
助けを求めることを恥じる必要はありません。
be ashamed to doとの違い
be ashamed of の後ろには名詞・代名詞・動名詞が続きます。一方、be ashamed to + 動詞 は「恥ずかしくて〜する」「〜するのを恥ずかしく思う」です。
- I’m ashamed of my mistake.:自分の間違いを恥じています。
- I’m ashamed of making that mistake.:その間違いをしたことを恥じています。
- I’m ashamed to admit that I was wrong.:自分が間違っていたと認めるのは恥ずかしいです。
of は恥の「対象」、to do は恥を感じながら行う「行為」に焦点があります。
ashamed・embarrassed・guiltyの違い

ashamed:自分の行為や自分自身を恥じる
内面的で、比較的重い感情です。自分の価値観や道徳観に反したという気持ちを伴います。
I’m ashamed of cheating on the test.
テストでカンニングしたことを恥じています。
embarrassed:その場で気まずい・照れる
人前で間違えた、名前を忘れた、褒められて照れた、といった一時的な気まずさです。必ずしも「悪いことをした」という意識はありません。
I was embarrassed when I forgot her name.
彼女の名前を忘れて気まずかったです。
guilty:罪悪感や申し訳なさがある
誰かを傷つけた、約束を破った、責任を果たさなかったなど、相手に対する責任や罪悪感に焦点があります。
I feel guilty about canceling at the last minute.
直前にキャンセルして申し訳なく思っています。
ashamed と guilty は重なることがありますが、ashamed は「そんなことをした自分」、guilty は「相手に悪いことをした責任」に焦点が寄りやすいと考えると整理しやすくなります。
文中での位置と文法
基本形は 主語 + be動詞 + ashamed of + 名詞/代名詞/動名詞 です。
- I am ashamed of my reaction.
- She is ashamed of herself.
- They were ashamed of ignoring the problem.
感情の理由をはっきり示す場合は、be ashamed of oneself for doing もよく使われます。
I’m ashamed of myself for judging him too quickly.
彼を早合点で決めつけた自分を恥じています。
なお、ashamed は通常、名詞の前に置くよりも be ashamed の形で使われます。「恥じている人」を表したい時も、an ashamed person より a person who feels ashamed のほうが自然なことが多いです。
仕事で使える例文
I’m ashamed of the way I spoke to the team this morning.
今朝、チームにあのような話し方をしたことを恥じています。
I’m ashamed to admit that I overlooked the attachment.
お恥ずかしいのですが、添付ファイルを見落としていました。
We should not be ashamed of acknowledging what went wrong.
何が問題だったのかを認めることを恥じるべきではありません。
No one should be made to feel ashamed of asking a basic question.
基本的な質問をしたことで、誰も恥ずかしい思いをさせられるべきではありません。
仕事で自分のミスを認める時、I’m ashamed はかなり感情が強い表現です。通常の謝罪なら I’m sorry、責任を認めるなら I take responsibility のほうが、冷静で実務的に響きます。
しゅみすけ(大山俊輔)
恋愛・人間関係・日常会話の例文
I’m ashamed of what I said during our argument.
けんかの時に言ったことを後悔しています。
He felt ashamed of hiding the truth from his partner.
彼はパートナーに真実を隠していたことを恥じました。
You don’t have to be ashamed of your feelings.
自分の気持ちを恥じなくていいんですよ。
I used to be ashamed of being single, but not anymore.
以前は独身でいることを恥ずかしく思っていましたが、今は違います。
She made me feel ashamed of my body.
彼女のせいで、私は自分の体を恥ずかしく感じました。
人を安心させたい時の You have nothing to be ashamed of. は、温かく力強い言葉です。一方、I’m ashamed of you. は親から子への厳しい叱責のように響き、大人同士では深く傷つける可能性があります。
強さ・丁寧さ・失礼になる場面
- I’m a little embarrassed.:少し恥ずかしい・気まずい。軽い。
- I feel bad about it.:悪かったと思う。会話的で幅広い。
- I feel guilty about it.:罪悪感がある。相手への責任を意識。
- I’m ashamed of it.:それを恥じている。内面的で強い。
自分について言えば真剣な反省を表せますが、相手に You should be ashamed. と言うと、「恥を知りなさい」に近い強い断罪です。職場ではハラスメント的に受け取られる可能性もあるため、問題となった行動を具体的に指摘するほうが適切です。
日本人が間違えやすいポイント
「人前で転んで恥ずかしい」にashamedを使いすぎない
人前で転んだ、発音を間違えた、名前をど忘れした程度なら、通常は embarrassed が自然です。
I was embarrassed when I tripped in front of everyone.
みんなの前でつまずいて恥ずかしかったです。
ashamed ofの後ろは動詞の原形ではない
× I’m ashamed of lie.
○ I’m ashamed of lying.
○ I’m ashamed to admit that I lied.
「恥ずかしがり屋」はshy
性格として人前で控えめ・恥ずかしがり屋なら shy を使います。ashamed は性格ではなく、何かを恥じている感情です。
後悔ならいつでもashamedとは限らない
選択を惜しむだけなら regret が自然です。
I regret not taking the job.
その仕事を受けなかったことを後悔しています。
そこに「そんな判断をした自分が恥ずかしい」という自己評価まで入る時に ashamed が合います。
まとめ
be ashamed of は、「〜を恥じている」「〜を情けなく思う」を表し、自分の行動や自分自身を良くないと感じる、比較的強い内面的な恥を伝えます。
- be ashamed of + 名詞/動名詞:〜を恥じる
- be ashamed of oneself:自分自身を情けなく思う
- be ashamed to do:〜するのを恥ずかしく思う
- embarrassed は一時的な気まずさ、guilty は責任への罪悪感
- I’m ashamed of you. は非常に強く、相手を傷つけやすい
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