「動揺する」は英語で?upset・shaken・panicの違いと例文

「動揺する」は英語で?upset、shaken、panicの違い

突然悪い知らせを聞いたり、予想外の出来事が起きたりして、気持ちが大きく揺れることがあります。日本語では「動揺する」のひと言で表せますが、英語では動揺の種類や強さによって表現が変わります。

日常で最も幅広く使えるのは be upset。大きなショックで心を揺さぶられたなら be shaken、慌てて取り乱すなら panic が自然です。

軽い動揺から強い動揺まで:まずは3段階で整理

表現 中心の意味 動揺のイメージ
be upset 気持ちが乱れる 悲しい・腹が立つ・心配など幅広い
be shaken ショックで心を揺さぶられる 大きな出来事の影響が残る
panic 慌てて取り乱す 冷静に考えたり行動したりできない

日常で使いやすい「動揺する」は be upset

upset は「動揺している」「気分を害している」「悲しんでいる」など、気持ちが平静ではない状態を広く表す形容詞です。

  • I was upset by the news.
    その知らせを聞いて動揺しました。
  • She looks upset.
    彼女は動揺しているように見えます。
  • Don’t get upset.
    そんなに動揺しないで。
  • I’m still upset about what happened.
    起きたことについて、まだ気持ちが乱れています。

upset は「悲しい」だけでなく、「腹が立つ」「心配になる」も含みます。何が原因かは、前後の文脈で判断します。

upset は「人を動揺させる」という動詞にもなる

  • The news upset me.
    その知らせで私は動揺しました。
  • I didn’t mean to upset you.
    あなたを動揺させるつもりはありませんでした。

I was upset. なら「私は動揺していた」、It upset me. なら「それが私を動揺させた」です。主語と目的語が入れ替わる点に注意しましょう。

大きなショックで動揺するなら be shaken

shaken は、心が強く揺さぶられた状態です。事故、災害、突然の知らせ、怖い経験などの後に使われます。

  • She was deeply shaken by the accident.
    彼女はその事故にひどく動揺しました。
  • He looked shaken after the call.
    電話の後、彼は動揺しているように見えました。
  • I’m still a little shaken.
    まだ少し動揺しています。

upset よりも「大きな衝撃を受け、その影響が残っている」というニュアンスが強い表現です。

be upset、be shaken、panicの使い分けを示す比較図

慌てて取り乱すなら panic

panic は、怖さや不安から冷静さを失い、慌てることです。これは動詞なので、be動詞は必要ありません。

  • Don’t panic.
    慌てないで。
  • I panicked when I couldn’t find my passport.
    パスポートが見つからず、私はパニックになりました。
  • She started to panic.
    彼女は慌て始めました。

I was panic. は誤りです。「パニックになった」なら I panicked. または I was in a panic. と言います。

「動揺を隠す」「動揺を見せない」は英語で?

  • I tried not to show that I was upset.
    動揺していることを見せないようにしました。
  • She remained calm.
    彼女は冷静さを保ちました。
  • He tried to hide how shaken he was.
    彼はどれほど動揺しているかを隠そうとしました。

日本語の「動揺を見せなかった」は、英語では「冷静さを保った」と考えて remain calm と言い換えるのも自然です。

動揺している人にかける英語

相手が動揺しているとき、いきなり Calm down. と言うと、命令されたように聞こえる場合があります。まず状態を気づかう表現が自然です。

  • Are you okay?
    大丈夫?
  • Do you want to talk about it?
    そのこと、話したい?
  • Take your time.
    ゆっくりでいいよ。
  • I’m here if you need me.
    必要なら、そばにいるよ。
  • Take a deep breath.
    深呼吸して。

緊急時に相手が慌てているなら Don’t panic. も使えますが、気持ちが傷ついている人には Are you okay? のほうがやさしく響きます。

単語が出てこないときの初心者向け言い換え

upset や shaken が思い出せなくても、簡単な単語で状態を説明できます。

  • I don’t know what to do.
    どうしたらいいか分かりません。
  • I can’t think clearly right now.
    今、冷静に考えられません。
  • I didn’t expect that.
    そんなことは予想していませんでした。
  • I need a minute.
    少し時間が必要です。
  • I’m not okay right now.
    今は大丈夫ではありません。

「動揺する」という単語を無理に探すより、I need a minute. と言えれば、自分の状態も相手にしてほしいことも伝えられます。

ほかにもある「動揺」の英語

  • be disturbed:不快・不安になるほど心を乱される
  • be rattled:不意を突かれて平静を失う(口語)
  • be shocked:衝撃を受ける
  • be flustered:焦ってあたふたする

初心者は、まず upset / shaken / panic の3つを使い分けられれば十分です。

よくある間違い

  • I upset.I’m upset.
  • I was panic.I panicked.
  • She was shake.She was shaken.
  • The news made me upseted.The news upset me.

upset の過去形・過去分詞も upset のままです。upseted にはなりません。

まとめ

  • be upset:気持ちが乱れている幅広い状態
  • be shaken:大きなショックで心を揺さぶられた状態
  • panic:冷静さを失って慌てる動作
  • 相手への最初のひと言は Are you okay? がやさしく自然
  • 単語が出なければ I need a minute. と言ってもOK

迷ったときは、まず日常で使いやすい I’m upset. を覚えましょう。強いショックなら shaken、取り乱したなら panic と、少しずつ表現を広げれば大丈夫です。

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