
「依存する」は英語で、一般的には depend on と表せます。ただし、日本語の「依存する」には、「人や仕組みを頼る」「支えがなければ成り立たない」「スマホやお酒をやめられない」など、かなり違う意味が含まれています。
人や物を頼りにするなら depend on や rely on、支えが必要な状態なら be dependent on、習慣をやめられないほどの依存なら be addicted to が中心です。英語では、何にどのように依存しているのかを分けて考えます。
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「依存する」を表す主な英語表現
| 英語 | 中心的な意味 | 使う場面 | 代表例文 |
|---|---|---|---|
| depend on | 〜を頼る・〜次第である | 人、収入、条件、結果 | I depend on my family for support. |
| rely on | 〜を頼りにする・当てにする | 信頼して助けや働きを期待する | You can rely on me. |
| be dependent on | 〜に支えられている・自立できない | 経済、生活、医療など | She is financially dependent on her parents. |
| be addicted to | 〜がやめられない | スマホ、ゲーム、酒、薬物など | I’m addicted to my phone. |
日常会話で一番自然なのは?
「人を頼る」なら、会話では rely on が自然です。I rely on my coworker when things get busy. なら、「忙しいときは同僚を頼りにしています」という意味になります。
depend on も人を頼る意味で使えますが、「〜次第だ」という別の重要な意味もあります。たとえば、It depends on the weather. は「天気次第です」であり、「天気に依存している」と直訳する必要はありません。
一方、スマホやゲームなどを「やめたいのにやめられない」という強い意味なら、be addicted to が自然です。ただ単に好きなだけなら I love coffee. や I use my phone a lot. のほうが言い過ぎになりません。
しゅみすけ(大山俊輔)
日本語の「依存する」と英語の意味のズレ
日本語では、次のような内容をすべて「依存する」と表せます。
- 家族の助けを頼る
- 会社の売上が一社の顧客に左右される
- 親の収入がなければ生活できない
- スマホを長時間使い、やめられない
しかし、英語ではそれぞれ焦点が違います。「頼る」という行動なら depend on / rely on、「支えなしでは成り立たない状態」なら be dependent on、「強い欲求があり制御できない状態」なら be addicted to です。

depend onの使い方と語順
基本の形は depend on+名詞 です。人や物事を頼る意味と、結果が条件によって決まる「〜次第である」という意味があります。
- depend on+人:人を頼る
I depend on my sister when I need advice.
相談が必要なときは姉を頼ります。 - depend on+物・仕組み:物や仕組みに頼る
Our business depends on online sales.
私たちの事業はオンライン販売に依存しています。 - depend on+条件:条件次第である
The result depends on how much time we have.
結果は、どれだけ時間があるかによります。
「AについてBを頼る」は depend on A for B の形にできます。
Many people depend on this service for information.
多くの人が情報を得るためにこのサービスを頼っています。
rely onの使い方と語順
rely on+人・物 で、「信頼して頼る」「期待どおりに働くと考えて当てにする」という意味です。
I rely on this app to manage my schedule.
予定管理にはこのアプリを頼りにしています。
You can rely on her to keep her promise.
彼女は約束を守ると信頼できます。
rely on A to do なら「Aが〜してくれることを頼りにする」、rely on A for B なら「BについてAを頼る」です。詳しい違いは、depend on・rely on・count onの違いでも確認できます。
be dependent onの使い方と語順
be dependent on+名詞 は、「〜によって支えられている」「〜なしでは生活や活動が成り立たない」という状態を表します。dependは動詞、dependentは形容詞です。
He is financially dependent on his parents.
彼は経済的に両親に依存しています。
The patient is dependent on medication.
その患者は薬に頼らなければならない状態です。
Our town is heavily dependent on tourism.
私たちの町は観光業に大きく依存しています。
be addicted toの使い方と語順
be addicted to+名詞・動名詞 で、「〜がやめられない」「〜に依存している」と表します。ここでの to は前置詞なので、動作を続ける場合は動名詞にします。
- I’m addicted to coffee.
- She’s addicted to playing online games.
I’m addicted to play games. とはせず、I’m addicted to playing games. とします。ただし、日常会話では大げさな冗談として「大好き」という意味で使うこともあります。医学的な依存を語る場面では軽く使わないよう注意しましょう。関連語の形は、addict・addicted・addictionの違いで詳しく解説しています。
場面別:「依存する」の英語例文
独り言・英語日記
I rely too much on my phone.
スマホに頼りすぎています。
I don’t want to depend on other people for everything.
何でも人に依存したくありません。
I’ve become too dependent on online shopping.
ネット通販に頼りすぎるようになってしまいました。
日常会話
You can rely on me if you need help.
助けが必要なら私を頼っていいよ。
It depends on what my family thinks.
家族がどう考えるかによります。
I think he’s addicted to social media.
彼はSNSに依存していると思います。
仕事
We rely on this system to process orders.
注文処理はこのシステムに頼っています。
We shouldn’t depend on a single client.
一社の顧客だけに依存すべきではありません。
The project is heavily dependent on government funding.
そのプロジェクトは政府の資金に大きく依存しています。
似た表現との違い
count on
count on は、人が助けてくれる、約束を守るなど「信頼して当てにする」場面でよく使います。You can count on me. は「私に任せて」「頼りにしていいよ」という温かい表現です。
lean on
lean on は、つらいときに人から精神的な支えを得る意味でよく使います。
I leaned on my friends after the breakup.
別れたあと、友人たちを心の支えにしました。
trust
trust は「相手を信じる」ことが中心です。信じているから頼ることはありますが、依存そのものを表す語ではありません。「信頼する」の英語表現と比べると整理しやすくなります。
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】
depend onやbe addicted toが出てこなくても、「誰の助けが必要なのか」「それなしで何ができないのか」「どのくらい使っているのか」に分解すれば伝えられます。
| 言いたいこと | 基本語での言い換え |
|---|---|
| 家族に依存しています | My family helps me with many things. |
| 親の収入に依存しています | I can’t live without my parents’ money. |
| このシステムに依存しています | We need this system to do our work. |
| スマホに依存しています | I use my phone all the time. I can’t stop. |
| 一人の顧客に依存しすぎています | Most of our money comes from one client. |
たとえば、I’m addicted to my phone. が出てこなければ、I use my phone all the time. に続けて I can’t stop. と言えば、状況は十分伝わります。
しゅみすけ(大山俊輔)
よくある間違い
depend ofとしない
正しくは depend on です。
× It depends of the weather.
○ It depends on the weather.
dependentの前にbe動詞を忘れない
dependentは形容詞なので、主語の後ろにはbe動詞が必要です。
× She dependent on her parents.
○ She is dependent on her parents.
addicted toの後ろは動名詞
toは不定詞のtoではなく前置詞です。
× I’m addicted to watch videos.
○ I’m addicted to watching videos.
「頼る」を何でもbe addicted toにしない
be addicted toは、制御しにくい強い依存を表します。仕事でツールを普通に活用しているだけなら、We rely on this tool. が自然です。
FAQ
「人に依存する」は英語で何と言いますか?
一般には depend on someone や rely on someone です。自立できず支えが必要な状態を強調するなら be dependent on someone を使います。
depend onとrely onの違いは何ですか?
どちらも「頼る」ですが、rely onは相手や物を信頼して当てにする感覚が強めです。depend onは「頼る」に加え、「結果が〜次第である」にも使います。
「スマホ依存」は英語で何と言いますか?
smartphone addiction や phone addiction と言います。「スマホに依存している」は be addicted to one’s phone です。
「依存しすぎる」は英語で何と言いますか?
depend too much on や rely too much on が自然です。I rely too much on other people. のように使えます。
It depends.はどういう意味ですか?
「場合によります」「状況次第です」という意味です。このdependは、誰かに依存する意味ではなく、答えが条件によって変わることを表します。
まとめ
「依存する」は、頼るなら depend on / rely on、支えなしでは成り立たない状態なら be dependent on、やめられない強い依存なら be addicted to が中心です。
単語が出てこなければ、I need help from …、I can’t do it without …、I use it all the time. I can’t stop. のように、助け・必要性・頻度・結果へ分解すれば伝えられます。








