
「諫言する」は、危険や悪い結果を警告するなら warn、誤った行動を強く戒めるなら admonish、ある行動をしないよう助言するなら advise against が代表的です。目上の人へ率直に反対意見を伝えたことを表すなら speak frankly to も自然です。
日本語の「諫言する」は、目上の人の誤りを正すため、あえて耳の痛いことを言う表現です。英語には上下関係まで一語で含む万能動詞がないため、誰に・何を・なぜ言ったかへ分解します。難しい語が出なければ、I told my boss I thought the plan was too risky. で十分です。
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「諫言する」の主な英語表現
| 英語 | 中心的な意味 | 使う場面 | 代表例文 |
|---|---|---|---|
| warn | 危険・悪い結果を警告する | 計画のリスクを伝える | I warned the director about the risk. |
| admonish | 強く戒める・忠告する | 硬い文章、歴史的・道徳的文脈 | He admonished the king to act wisely. |
| advise against | 〜しないよう助言する | 行動・決定への反対助言 | She advised the CEO against the deal. |
| speak frankly to | 率直に話す | 目上へ耳の痛い意見を伝える | I spoke frankly to my boss. |
一番自然な表現は?
現代の職場では、危険を伝えたなら warn、決定に反対したなら advise against が自然です。「立場を恐れず率直に言った」という行為を強調するなら speak frankly to や tell someone honestly を使います。
admonish は辞書的には近いものの、硬く、相手を戒める響きがあります。現代の普通の会話で「上司に諫言した」と言うときの第一候補とは限りません。
しゅみすけ(大山俊輔)
日本語との意味のズレ
- 社長に計画の危険を諫言した → warned the president about the risks
- 王に賢明な行動を求めて諫言した → admonished the king to act wisely
- 上司に買収をやめるよう諫言した → advised my boss against the acquisition
- 経営陣へ率直に諫言した → spoke frankly to senior management

warnの使い方と語順
warn + 人 + about / of + 危険、warn + 人 + not to do、warn + 人 + that節を使います。
- I warned my manager about the legal risk.
法的リスクについて上司に諫言しました。 - We warned the CEO not to rush the decision.
決定を急がないようCEOに諫言しました。
admonishの使い方と語順
admonish + 人 + to do または admonish + 人 + for + 名詞・動名詞 です。強く戒める響きがあるため、使用場面を選びます。
- The adviser admonished the ruler to listen to the people.
助言者は民の声を聞くよう統治者に諫言しました。 - He admonished the leader for ignoring the warning signs.
彼は警告の兆候を無視した指導者を戒めました。
advise againstの使い方と語順
advise + 人 + against + 名詞・動名詞 で「人に〜しないよう勧める」です。
- I advised the director against cutting the safety budget.
安全予算を削らないよう部長に諫言しました。 - Her staff advised her against making the announcement.
スタッフは発表をしないよう彼女に進言しました。
speak franklyの使い方と語順
speak frankly to + 人 + about + 内容 が基本です。内容を文で明示するなら tell + 人 + honestly + that節 も会話で自然です。
- I spoke frankly to my boss about the plan.
その計画について上司に率直に諫言しました。 - I told the president honestly that the strategy would fail.
その戦略は失敗すると社長に率直に伝えました。
場面別の例文
- 独り言:I need to tell my boss this plan is too risky.
この計画は危険すぎると上司に言わなければ。 - 英語日記:I spoke frankly to my manager today.
今日は上司に率直に諫言した。 - 日常会話:I told him I didn’t think it was a good idea.
それは良い考えではないと思うと彼に伝えたよ。 - 仕事:We advised senior management against the expansion.
その拡大を見送るよう経営陣に諫言しました。
類似表現との違い
進言するは目上へ意見や提案を述べる広い表現で、必ずしも反対や戒めを含みません。「進言する」は英語で?もご覧ください。
忠告するは相手の上下を問わず、助言や警告を与えることです。「忠告する」は英語で?で違いを解説しています。
叱責するは相手の過失を責めることが中心で、目上の誤りを正すために意見する「諫言」とは方向も目的も異なります。「叱責する」は英語で?も参考にしてください。
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】
| 言いたいこと | 基本語で言うなら |
|---|---|
| 上司に計画は危険だと諫言した | I told my boss the plan was too risky. |
| 社長に考え直してほしいと伝えた | I asked the president to think again. |
| その決定に反対だと率直に言った | I told her I did not agree with the decision. |
| このままだと問題になると伝えた | I told him this could cause a problem. |
しゅみすけ(大山俊輔)
よくある間違い
× I warned to my boss about the risk.
○ I warned my boss about the risk.
× I advised my boss to against the plan.
○ I advised my boss against the plan.
× I spoke frankly my manager.
○ I spoke frankly to my manager.
FAQ
Q1. 「上司に諫言する」は英語で?
危険を警告するなら warn my boss about …、率直に意見するなら speak frankly to my boss が自然です。
Q2. admonishは日常会話で使いますか?
使えますが硬く、強く戒める響きがあります。普通の職場では warn、advise against、tell … honestly のほうが自然な場合が多いです。
Q3. advise againstの後ろは動名詞ですか?
はい。advise someone against doing の形で「人に〜しないよう助言する」と言えます。
Q4. 「耳の痛いことを言う」は?
tell someone what they may not want to hear と簡単に表せます。率直さを強調するなら speak frankly も使えます。
まとめ
- 危険を警告する:warn
- 強く戒める:admonish
- 〜しないよう助言する:advise against
- 率直に伝える:speak frankly to
難しい語が出なければ、I told my boss the plan was too risky. のように、相手・問題・自分の判断へ分解して伝えましょう。








