バージンロードは英語で?wedding aisle・walk down the aisleの意味

バージンロードは英語でwedding aisle、歩くはwalk down the aisle

結婚式で新郎新婦が歩く「バージンロード」。英語らしく聞こえますが、virgin road は和製英語で、英語圏では通常この意味で使いません。

場所を指すなら the wedding aisle、そこを歩くなら walk down the aisle と言います。

The bride walked down the aisle with her father.
花嫁は父親とバージンロードを歩きました。

この記事では、aisle の意味と発音、結婚式で使える自然な英語、海外と日本の結婚式文化の違いを整理します。

バージンロードは英語でwedding aisle

wedding aisleとwalk down the aisle、virgin roadの違い

aisle は、座席・棚などの間にある「通路」です。結婚式場の中央通路は the aisle または the wedding aisle と呼びます。

言いたいこと 自然な英語
結婚式のバージンロード the aisle / the wedding aisle
バージンロードを歩く walk down the aisle
花嫁をバージンロードでエスコートする walk the bride down the aisle
通路側の席 an aisle seat
祭壇・式の正面 the altar / the front of the ceremony space

aisleの発音

aisle の発音は /aɪl/ で、カタカナなら「アイル」に近い音です。先頭の s は発音しません。島を意味する isle と同じ発音です。

We were seated near the aisle.
私たちは通路の近くに座りました。

walk down the aisleの意味と使い方

walk down the aisle は文字どおり「通路を進む」ですが、結婚式の文脈では「バージンロードを歩く」「結婚する」を表します。

花嫁・新郎新婦が通路を歩く

She smiled as she walked down the aisle.
彼女はバージンロードを歩きながら微笑みました。

現在は式の形も多様です。新婦が父親と歩く場合だけでなく、母親・両親・友人と歩く、一人で歩く、新郎新婦が一緒に入場する場合にも、場面に応じて walk down the aisle を使えます。

人が花嫁をエスコートする

「父親が花嫁をバージンロードでエスコートした」は、次のように言えます。

Her father walked her down the aisle.
彼女の父親がバージンロードをエスコートしました。

語順は walk+人+down the aisle です。

比喩的に「結婚する」

walk down the aisle は、結婚式そのものを表す比喩にもなります。

They’re planning to walk down the aisle next spring.
二人は来春に結婚する予定です。

ただし、日常的に「結婚する」と言うだけなら get married のほうが直接的です。

なぜvirgin roadでは通じないの?

英語の virgin は「性的経験のない人」や「未使用・未開拓のもの」を表します。road は一般的な道路です。そのため virgin road と組み合わせても、結婚式場の通路を表す決まった英語にはなりません。

日本では「花嫁の人生」を象徴する道として説明されることがありますが、これは日本のブライダル文化で定着した呼び方です。英語では、その象徴的な説明よりも場所そのものを表す aisle を使います。

和製英語・カタカナ英語・外来語の違いは、和製英語とは?カタカナ英語・外来語との違いで詳しく整理しています。

結婚式で使う英語表現一覧

日本語 英語
新郎 groom
新婦 bride
挙式 wedding ceremony
披露宴 wedding reception
誓いの言葉 wedding vows
指輪交換 exchange of rings
花嫁介添人 bridesmaid
新郎付添人 groomsman
新郎側の代表付添人 best man
新婦側の代表付添人 maid of honor
ブーケトス bouquet toss
結婚祝いの品 wedding gift
結婚祝い金 cash wedding gift / money as a wedding gift

海外講師に聞いた、日本と海外の結婚式の違い

旧記事では、アメリカ・イギリス・オーストラリア・香港出身のレッスンパートナーに結婚式について聞きました。回答には個人差・地域差・世代差がありますが、英語と文化を一緒に知る素材として要点を残します。

アメリカ:wedding registry

アメリカでは、新郎新婦が希望する贈り物を店やWebサービスに登録する wedding registry がよく利用されます。招待客はその一覧から品物を選びます。現金を贈る文化もあり、方法は家庭やコミュニティによって異なります。

They created a wedding registry before the ceremony.
二人は結婚式前にウエディング・レジストリーを作りました。

披露宴:speeches、dancing、photo booth

日本の披露宴では余興や新婦から両親への手紙が見られます。英語圏の披露宴では、家族や best manmaid of honor のスピーチ、ダンス、フォトブースなどが行われることがあります。もちろん、すべての式が同じではありません。

イギリス:something old, something new…

英語圏で知られる結婚式の言い伝えに、次のフレーズがあります。

Something old, something new, something borrowed, something blue.

古いもの、新しいもの、借りたもの、青いものを花嫁が身につけると幸運を招くという伝統です。

結婚前のパーティー

アメリカ英語では新郎側を bachelor party、新婦側を bachelorette party と呼びます。イギリス英語では stag dohen do が一般的です。

結婚式について話す実践例文

Where will the wedding ceremony be held?
挙式はどこで行われますか?

Who will walk you down the aisle?
誰とバージンロードを歩きますか?

The reception was full of wonderful speeches and dancing.
披露宴では素敵なスピーチとダンスがたくさんありました。

It was a small wedding with close family and friends.
親しい家族と友人だけの小さな結婚式でした。

この英語を知らなかったら?

aisle が出てこなくても、知っている英語で説明できます。

She walked between the rows of seats to the front.
彼女は座席の列の間を通って前へ歩きました。

「座席の間を歩いた」と分解すれば、wedding aisle を知らなくても情景は伝わります。日本語一語に対する正解を探し続けるより、見えているものを簡単な英語で説明するのが実践的です。

まとめ

「バージンロード」は和製英語です。場所なら the wedding aisle、歩くなら walk down the aisle、人をエスコートするなら walk someone down the aisle と覚えましょう。

ほかの通じにくい表現は、和製英語一覧100選|海外で通じないカタカナ英語と言い換えでも確認できます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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