a kind ofの意味は?kind of「ちょっと」・a type ofとの違いと使い方

a kind ofの意味とkind ofとの違いを示すアイキャッチ画像

a kind ofは「一種の〜」「〜の一つの種類」という意味です。一方、会話で頻繁に聞くkind ofは「ちょっと」「なんとなく」「まあ」と、発言をやわらげる働きをします。

見た目はよく似ていますが、aの有無と後ろに置く語を見れば区別できます。この記事では、意味が生まれる考え方、自然な語順、例文、a type of・a sort ofとの違いまで解説します。

a kind ofの基本的な意味

a kind of + 名詞で「一種の〜」を表します。kindは「種類」、ofはその種類に属する中身を結び付けています。

  • a kind of tea:お茶の一種
  • a kind of exercise:運動の一種
  • a kind of payment:支払い方法の一種
  • a kind of bird:鳥の一種

Yoga is a kind of exercise.
ヨガは運動の一種です。

「ヨガはexerciseという大きな分類に入る」と説明している文です。

しゅみすけ(大山俊輔)

a kind ofは、大きな箱の中にある一つの種類を示す表現です。「AはBというカテゴリーの一員」と考えると使いやすくなります。

a kind ofとkind ofは何が違う?

a kind ofとkind ofの語順・意味の違いを示す比較図

a kind of + 名詞:「一種の」

This is a kind of traditional Japanese sweet.
これは和菓子の一種です。

aがあり、後ろの名詞が「何の種類か」を示します。

kind of + 形容詞・動詞など:「ちょっと・なんとなく」

I’m kind of nervous.
ちょっと緊張しています。

I kind of forgot to call him.
彼に電話するのを、ちょっとうっかり忘れていました。

このkind ofは、断定を避けたり気持ちを弱めたりする会話表現です。速い会話では「カインダ」に近く聞こえることもあります。

ネイティブが感じるニュアンス

a kind ofは分類を説明する中立的な表現です。相手が知らない物を、知っている大きなカテゴリーに入れて説明するときに便利です。

A futon is a kind of bedding used in Japan.
布団は日本で使われる寝具の一種です。

また、厳密な名称が分からないときに「〜のようなもの」と大まかに説明することもあります。

They gave us a kind of digital key.
彼らは私たちに、デジタルキーのようなものを渡しました。

この用法では「正確には何と呼ぶか分からないが、その種類に近い」という控えめなニュアンスです。

語順と文法

基本形はa kind of + 単数名詞・不可算名詞

It’s a kind of fruit.
それは果物の一種です。

Humor is a kind of communication.
ユーモアはコミュニケーションの一種です。

複数の種類ならkinds of

The store sells many kinds of cheese.
その店では多くの種類のチーズを売っています。

What kinds of music do you listen to?
どんな種類の音楽を聴きますか。

this kind ofthat kind ofwhat kind ofではaを使いません。thisやwhatがすでにkindを限定しているためです。

日常会話で使える例文

食事・買い物

Matcha is a kind of green tea.
抹茶は緑茶の一種です。

Is this a kind of cheese?
これはチーズの一種ですか。

I’m looking for this kind of bag.
このようなバッグを探しています。

仕事・学習

A webinar is a kind of online seminar.
ウェビナーはオンラインセミナーの一種です。

This app uses a kind of voice recognition.
このアプリは音声認識の一種を使っています。

What kind of work do you do?
どのようなお仕事をしていますか。

気持ちをやわらげるkind of

The meeting was kind of long.
会議はちょっと長かったです。

I kind of like him.
彼のこと、なんとなく好きです。

That’s kind of hard to explain.
それはちょっと説明しにくいです。

a type of・a sort ofとの違い

a type of:分類をやや客観的・専門的に示す

This is a type of renewable energy.
これは再生可能エネルギーの一種です。

typeは製品、技術、科学的分類などで、kindより体系的な響きになりやすい語です。

a sort of:a kind ofに近い

It’s a sort of puzzle.
それはパズルの一種です。

a sort ofとa kind ofは多くの場面で置き換えられます。sort ofも会話では「ちょっと・まあ」というぼかし表現になります。

like:「〜のような」

It looks like a small tablet.
小さなタブレットのように見えます。

分類より見た目や印象の類似を伝えたいならlikeが自然です。

日本人が間違えやすいポイント

a kind ofの後ろをむやみに複数形にしない

一つの種類を示す基本形はa kind of bookです。「いろいろな種類の本」ならdifferent kinds of booksとします。

kind ofを丁寧表現として使いすぎない

kind ofは会話をやわらげますが、連発すると自信がない印象にもなります。仕事で結論を明確にする場面では、I’m concerned about the schedule.のように直接言うほうが適切なこともあります。

kindの「親切な」と混同しない

She is kind.のkindは形容詞で「親切な」です。a kind of teaのkindは名詞で「種類」です。

しゅみすけ(大山俊輔)

迷ったら、a kind ofの後ろに「カテゴリー名」があるか確認しましょう。I’m kind of tired.のように形容詞が続けば、「ちょっと」とぼかす用法です。

すぐ出てこないときの簡単な言い換え

  • It is one type of tea.
    それはお茶の一種です。
  • It is similar to a digital key.
    デジタルキーに似ています。
  • I’m a little tired.
    少し疲れています。
  • I’m not completely sure.
    完全には確信がありません。

a kind ofが出なくても、one type ofIt is similar to…で十分説明できます。kind ofのぼかしはa littleでも言い換えられます。

関連表現

数量や種類を示すofのまとまりを整理したい場合は、a variety ofの意味・使い方も参考になります。

「2つほど」を表す表現との違いは、a couple ofの意味・使い方で確認できます。

ほかの表現は英熟語・定型表現の一覧から探せます。

まとめ

a kind of + 名詞は「一種の〜」という分類を表します。一方、kind of + 形容詞・動詞は、会話で「ちょっと・なんとなく」と発言をぼかします。

まずはIt’s a kind of…で知らない物を説明し、I’m kind of…で気持ちを少しやわらげる練習をすると、違いを自然に身につけられます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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