
Come off it!は、相手の発言を信じられないときや、大げさ・白々しい言い分を退けるときの「冗談はよして」「そんな話、信じないよ」「いい加減にして」に近い口語表現です。
特に英国英語でよく聞かれます。文字どおり「それから離れて来て」と訳すのではなく、相手が取っている態度や言い分をやめるよう促す決まり文句として覚えましょう。
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Come off it!の基本的な意味
日本語訳は場面によって変わりますが、中心にあるのは「その話・態度は通用しないよ」という拒否です。
- 冗談はよして
- そんなわけないでしょう
- 白々しいことを言わないで
- いい加減にして
“I could easily beat a professional player.” “Come off it!”
「プロ選手にも簡単に勝てるよ」「冗談はよして!」
笑いながら軽く突っ込むこともあれば、いら立って相手の主張を強く退けることもあります。声の調子と人間関係で強さが変わります。
しゅみすけ(大山俊輔)
なぜこの意味になる?come offのイメージ
come offには「表面や場所から離れる」という感覚があります。そこから命令形のCome off it!は、「今乗っているその態度・主張から降りなさい」のように、相手の大げさな話や気取った態度を捨てるよう促す表現になりました。
ただし、現在は語を一つずつ直訳するより、まとまりで覚えるほうが安全です。ここでのitは特定の物を指すというより、「その話・態度・ふり」のような内容を受けています。
語順と発音:形はCome off it!で固定
会話ではほぼ命令形のCome off it!で使います。文頭にOhを加えたOh, come off it!も自然です。
- Come off it!:冗談はよして/信じないよ
- Oh, come off it!:もう、いい加減にしてよ
自然な発音では語がつながり、カタカナなら「カム・オフィット」に近く聞こえます。ただしカタカナを再現するより、come-off-itを一続きのリズムで練習すると伝わりやすくなります。

Come off it!を使う自然な場面
1. 大げさな自慢を信じない
“Everyone at the office wants my job.” “Oh, come off it.”
「職場のみんなが僕の仕事を欲しがっているんだ」「もう、そんなわけないでしょう」
2. 白々しい言い訳を退ける
Come off it, Leo. You knew the deadline was today.
白々しいことを言わないで、レオ。締め切りが今日だと知っていたでしょう。
3. 自分を過小評価する友人に軽く突っ込む
“My presentation was terrible.” “Come off it—it was the best one today.”
「私のプレゼン、ひどかったよ」「冗談でしょ。今日一番よかったよ」
4. 恋愛・人間関係で疑わしい発言に返す
“I only forgot our anniversary because I was busy.” “Come off it!”
「忙しかったから記念日を忘れただけだよ」「いい加減にして!」
Come off it!への返し方
相手に疑われたときは、強く言い返すより理由を短く補うと会話が自然です。
- I’m serious.
本当だよ。 - No, honestly.
いや、本当に。 - I’m not making it up.
作り話じゃないよ。 - Let me explain.
説明させて。
“I met the actor at the station.” “Come off it!” “No, honestly. I even took a photo.”
「駅でその俳優に会ったんだ」「まさか!」「いや、本当だよ。写真まで撮ったんだ」
Oh, come on.・Knock it off!・give overとの違い
Come off it!:その話や態度は信じない
大げさな主張、言い訳、気取った態度などを「通用しないよ」と退けます。英国的で、やや古風・ぶっきらぼうに聞こえる場合もあります。
Oh, come on.:もっと幅広い「まさか・勘弁して」
不信、いら立ち、催促、励ましまで幅広く使われ、米国英語を含めて非常に一般的です。Come off it!より無難な選択になりやすい表現です。
Knock it off!:迷惑な行動をやめて
騒ぐ、からかう、触るなど、相手が続けている行動を止めることが中心です。詳しくはKnock it off!の意味と使い方をご覧ください。
Knock it off! I’m trying to work.
いい加減にやめて!仕事をしようとしているの。
give over:英国口語の「もうやめて・まさか」
Give over!も英国英語で、迷惑な行動をやめさせる場合と、発言を信じない場合の両方があります。用法はgive overの意味と英国口語での使い方で詳しく解説しています。
しゅみすけ(大山俊輔)
日本人が間違えやすいポイント
- Come off it.を物理的なcome offと混同しない:The button came off.なら「ボタンが取れた」ですが、命令形の決まり文句とは別です。
- 相手を責める響きに注意:目上の人や初対面の相手には強すぎることがあります。
- Knock it off!と同じではない:Come off it!は主に話・態度への反論、Knock it off!は主に行動の停止です。
- 米国英語では頻度が低め:通じる表現ですが、Oh, come on.のほうが日常的な場面も多くあります。
すぐ出てこないときの簡単な言い換え
- I don’t believe that.
それは信じません。 - That can’t be true.
そんなはずはありません。 - Don’t make excuses.
言い訳をしないで。 - Be honest with me.
正直に言って。 - Please stop.
やめてください。
まず「信じない」のか、「言い訳をやめてほしい」のか、「行動を止めてほしい」のかを分けると、簡単な英語でも意図を正確に伝えられます。
まとめ
Come off it!は、相手の大げさな話や白々しい言い訳、気取った態度を退ける「冗談はよして」「そんな話は信じない」「いい加減にして」です。英国英語らしい口語で、親しい会話では軽い突っ込みにも強い反論にもなります。
発言や態度を疑うならCome off it!、迷惑な行動を止めるならKnock it off!と考えると区別しやすくなります。強さに迷ったら、Oh, come on.やI don’t believe that.のような表現に言い換えましょう。
ほかの表現は英熟語・定型表現の一覧から確認できます。









