「変化する」は英語で?change・vary・shift・transformの違いと簡単な言い換え

「変化する」は英語で?change・vary・shift・transformの違い

「変化する」は英語で、最も基本的なのが change です。ただし、人・時期・条件によって異なるなら vary、方向・重点・位置が移るなら shift、姿や仕組みが大きく変わるなら transform が自然です。

日本語の「変化する」を一語で置き換えるより、単に変わったのか、条件で違うのか、重点が移ったのか、別物のように変わったのかに分けて考えましょう。

「変化する」の主な英語表現を比較

英語 中心的な意味 使う場面 代表例文
change 一般的に変わる/変える 計画、天気、考え、状態、生活など幅広く Things have changed.
状況は変化しました。
vary 条件によって異なる・変動する 価格、結果、方法、品質など Prices vary by season.
価格は季節によって変わります。
shift 方向・重点・位置が移る 方針、関心、需要、視点など Demand shifted online.
需要がオンラインへ移りました。
transform 大きく姿・性質を変える 会社、街、生活、制度、外見など Technology transformed our lives.
技術が私たちの生活を大きく変えました。

一番基本的なのは change

change は、物事が「変わる」にも、誰かが何かを「変える」にも使える最も幅広い表現です。

  • The weather changed suddenly.
    天気が急に変わりました。
  • We changed the schedule.
    私たちは予定を変更しました。

目的語なしなら「変わる」、目的語を直後に置けば「変える」です。会話ではchangeだけで多くの場面を表せます。

vary・shift・transformが自然な場面

vary:人・時期・条件によって異なる

vary は、一つの物が単純に別の状態へ変わるというより、条件や個体によって違いがある、一定ではないという意味です。

  • Results may vary from person to person.
    結果は人によって異なる場合があります。
  • Working hours vary depending on the day.
    勤務時間は日によって変わります。

shift:方向・重点・位置が移る

shift は、中心や方向が一方から他方へ移るイメージです。関心・方針・需要・責任・視点などに使われます。

  • Our focus has shifted to customer retention.
    私たちの重点は顧客維持へ移りました。
  • Consumer preferences are shifting.
    消費者の好みが変化しています。

transform:大きく姿や性質を変える

transform は、小さな修正ではなく、外見・性質・仕組みなどが大幅に変わり、別物のようになる場面に向いています。

  • The town has transformed over the past decade.
    その町はこの10年で大きく変化しました。
  • The project transformed the old building into a hotel.
    その計画で古い建物はホテルへ生まれ変わりました。

しゅみすけ(大山俊輔)

迷ったらまずchangeで大丈夫です。条件ごとの差ならvary、重点の移動ならshift、劇的な変化ならtransformと考えましょう。

日本語の「変化する」と英語の意味のズレ

日本語では、気温・価格・考え・方針・社会・外見などの変化を同じ「変化する」で表せます。英語では、何がどう動いたかによって表現が変わります。

  • 予定が単純に変わる:the plan changes
  • 価格が条件により異なる:prices vary
  • 関心が別の対象へ移る:interest shifts
  • 街が大きく生まれ変わる:the city transforms

change・vary・shift・transformの使い分けを示すイラスト

各表現の使い方と語順

change:自動詞と他動詞の両方

  • A changes.:Aが変わる
  • change A:Aを変える
  • change from A to B:AからBへ変わる
  • change into B:Bへ姿を変える

The color changed from blue to green.
色が青から緑へ変わりました。

The caterpillar changed into a butterfly.
幼虫が蝶へ変化しました。

vary:by・from・depending on

  • vary by group:グループによって異なる
  • vary from A to B:AからBまで幅がある
  • vary depending on A:Aによって異なる

Prices vary from 500 yen to 2,000 yen.
価格は500円から2,000円までさまざまです。

shift:from A to B

移動前と移動後を示すなら shift from A to B を使います。

The company shifted its focus from growth to profit.
会社は重点を成長から利益へ移しました。

transform:自動詞とtransform A into B

  • A transforms.:Aが大きく変化する
  • transform A into B:AをBへ変える

They transformed the warehouse into an office.
彼らは倉庫をオフィスへ改装しました。

場面別:「変化する」の自然な例文

独り言

  • My priorities have changed.
    自分の優先順位も変わったな。
  • The weather keeps changing today.
    今日は天気がころころ変わる。

英語日記

  • My daily routine changed after I started working from home.
    在宅勤務を始めてから日課が変わった。
  • My mood varied throughout the day.
    一日を通して気分が変化した。

日常会話

  • Have your plans changed?
    予定、変わった?
  • Yes. We are going tomorrow instead.
    うん。代わりに明日行くよ。

仕事

  • Customer needs are constantly changing.
    顧客ニーズは絶えず変化しています。
  • Performance varies by region.
    実績は地域によって異なります。
  • Our strategy has shifted toward online sales.
    戦略はオンライン販売重視へ変化しました。
  • AI is transforming the way we work.
    AIは私たちの働き方を大きく変えています。

changeとvaryの違い

change は、ある時点から別の状態になることです。vary は、人・場所・時期・条件によって違うこと、または一定の範囲で変動することです。

  • The price changed yesterday.
    昨日、価格が変わりました。
  • The price varies by location.
    価格は場所によって異なります。

徐々に変化することを表したい場合は、little by little・gradually・step by stepの違いも参考になります。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

varytransform が出てこなくても、「前と違う」「人によって同じではない」「今は別のやり方だ」と基本語で説明できます。

  • It is different now.
    今は違います。
  • It is not the same as before.
    以前と同じではありません。
  • It is different for each person.
    人によって違います。
  • We focus on something else now.
    今は別のことを重視しています。
  • The city looks completely different now.
    その町は今、まったく違って見えます。

しゅみすけ(大山俊輔)

難しい動詞が出てこなくても、different、not the same、before、nowを使えば、何がどう変わったかを十分に伝えられます。

よくある間違い

changeを自動詞だけだと思う

change は「変わる」と「変える」の両方です。

The plan changed.(計画が変わった)
We changed the plan.(計画を変えた)

change toとchange intoを混同する

change to B は選択・設定などをBへ変更する場面、change into B は姿・状態がBへ変わる場面でよく使います。

Change the language to English.
言語を英語へ変更してください。

The ice changed into water.
氷が水へ変化しました。

varyの後ろに人を直接置く

× It varies people.
○ It varies from person to person.
○ It varies depending on the person.

shiftを劇的な変身に使う

shiftは方向・位置・重点の移動です。姿や仕組みが大幅に変わるならtransformが自然です。

transformのintoを忘れる

× They transformed the room to an office.
○ They transformed the room into an office.

FAQ

Q1. 「状況が変化する」は英語で?

The situation is changing. が基本です。状況が劇的に変わるなら The situation is being transformed. より、通常は The situation is changing dramatically. が自然です。

Q2. 「時代とともに変化する」は英語で?

change over time と言えます。例:Language changes over time.(言葉は時代とともに変化します)

Q3. 「人によって変化する」はvaryを使う?

はい。「人によって異なる」なら vary from person to person または vary depending on the person が自然です。

Q4. changeとshiftの違いは?

change は幅広い変化です。shift は、重点・方向・位置などが別の場所へ移る変化を表します。

Q5. 「大きく変化する」は英語で?

一般的には change dramatically、姿・性質・仕組みが別物のようになるなら transform を使います。

まとめ

  • change:一般的に変わる/変える、最も幅広い
  • vary:人・時期・条件によって異なる、変動する
  • shift:方向・位置・重点が移る
  • transform:姿・性質・仕組みが大きく変わる/変える

迷ったら、まず change を使いましょう。難しい語が出なければ、It is different now.It is not the same as before. で十分伝わります。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

ご相談専門お電話番号

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

日本語のニュアンス表現を英語での一覧