
go down asを見て、「下へ行く+~として」と直訳しても、なぜ「~として歴史に残る」という意味になるのか分かりにくいかもしれません。この表現のポイントは、出来事や人物が記録の中へ入り、その評価が後世まで残るというイメージです。
Contents
go down asの意味を最初に確認
go down as+評価・呼び名で、主に次の意味を表します。
- ~として歴史に残る
- ~として記憶される
- ~という評価を受けることになる
This will go down as one of the greatest games ever played.
これは史上最高の試合の一つとして歴史に残るでしょう。
She went down as a pioneer in her field.
彼女はその分野の先駆者として記憶されました。
しゅみすけ(大山俊輔)
go down+asから意味の仕組みを理解する
go downには「下がる」だけでなく、情報や出来事が記録に書き留められる・後世へ伝わるという広がりがあります。asは「~として」という役割・評価を示します。
したがって、go down as Aは「Aという評価で記録に残る」。現在の出来事を、その場限りではなく未来から振り返って評価する表現です。

ネイティブが感じるニュアンス
go down asには、単に「そう呼ばれる」以上に、後世まで語られるほど印象的であるという響きがあります。偉業や名場面など良い評価に限らず、大失敗・最悪の日・重大な誤算といった否定的な評価にも使えます。
- a historic success:歴史的成功として残る
- a turning point:転換点として残る
- a major failure:大失敗として記憶される
- the worst decision:最悪の決断として残る
語順と文法:go down as+名詞
基本語順は主語+go down as+名詞句です。asの後ろには、その人物・出来事が将来どのように評価されるかを置きます。
- ○ It will go down as a great achievement.
- ○ He went down as a legend.
- × It will go as down a great achievement.
go down asは分離できません。代名詞を途中へ入れるような語順も取りません。
よく使われる時制
- will go down as:~として歴史に残るだろう
- went down as:~として記憶された
- has gone down as:現在まで~として語り継がれている
The speech has gone down as a defining moment in the campaign.
その演説は選挙運動を決定づけた瞬間として語り継がれています。
go down asの自然な例文
仕事・ビジネス
The launch will go down as a turning point for our company.
その製品発表は、会社の転換点として歴史に残るでしょう。
The project went down as one of our biggest successes.
そのプロジェクトは、私たちの最大の成功の一つとして記憶されました。
That decision may go down as a costly mistake.
その決断は、代償の大きな失敗として残るかもしれません。
スポーツ・文化
The final went down as an instant classic.
その決勝戦は、すぐさま語り継がれる名勝負となりました。
Her performance will go down as one of the best of her career.
彼女の演技は、キャリア最高の一つとして記憶されるでしょう。
The film has gone down as a landmark in cinema history.
その映画は、映画史における金字塔として語り継がれています。
人生・日常
That trip will go down as one of the happiest memories of my life.
あの旅行は、人生で最も幸せな思い出の一つとして残るでしょう。
Yesterday went down as the most chaotic day in our office.
昨日は、うちのオフィスで最も混乱した日として記憶されました。
go down in historyとの違い
| 表現 | 中心の意味 | 後ろに置くもの |
|---|---|---|
| go down as | ある評価・呼び名で記憶される | as+評価:a hero、a failureなど |
| go down in history | 歴史に名を残す・歴史的出来事になる | 通常は評価を直接続けない |
She will go down in history.
彼女は歴史に名を残すでしょう。
She will go down as one of the greatest leaders in history.
彼女は歴史上最も偉大な指導者の一人として記憶されるでしょう。
つまり、in historyは「どこに残るか」、asは「何として残るか」に焦点があります。
be remembered as・be known asとの違い
| 表現 | ニュアンス |
|---|---|
| go down as | 後世・歴史から振り返った評価。印象的でややドラマチック |
| be remembered as | ~として記憶される。最も直接的で中立的 |
| be known as | ~として知られている。現在の呼び名・評判にも使える |
He is known as a careful manager.は現在の評判です。He went down as a careful manager.と言うと、引退後や死後もその評価で記憶されたような、歴史を振り返る響きが強くなります。
日本人が間違えやすいポイント
asの後ろには「評価」を置く
go down as historyとは通常言いません。「歴史に残る」ならgo down in history、「英雄として残る」ならgo down as a heroです。
良い出来事だけに使うとは限らない
It went down as a complete disaster.のように、失敗・不祥事・最悪の記録にも自然に使われます。
単なる記録を表す表現ではない
数字や情報をメモするだけならwrite it downやrecord itです。go down asは、社会的・個人的な評価が後まで残る場面に向いています。
この表現が出てこなかったら?
go down asを思い出せなくても、rememberを使えば簡単に伝えられます。
- People will remember it as a great success.
人々はそれを大成功として記憶するでしょう。 - It will be remembered for many years.
それは長年にわたって記憶されるでしょう。 - This was one of the best games ever.
これは史上最高の試合の一つでした。 - It changed our company forever.
それは私たちの会社を永遠に変えました。
しゅみすけ(大山俊輔)
関連表現
go downそのものには「下がる・沈む・停止する・受け入れられる」など複数の意味があります。詳しくはgo downの意味と使い方も確認してください。
まとめ
go down asは、出来事や人物が記録の中へ入り、ある評価・呼び名とともに後世まで残ることを表します。語順はgo down as+評価。一方、go down in historyは「歴史そのものに残る」ことへ焦点を置きます。
ほかの句動詞・定型表現は英熟語・定型表現の一覧から確認できます。
goを使うほかの表現もまとめて確認したい方は、goを使った句動詞一覧をご覧ください。









