keep doingの意味は?keep on doing・continueとの違いと使い方・例文

keep doing(〜し続ける)の意味を表すアイキャッチ画像

keep doing は、「〜し続ける」「何度も〜する」を表す、会話で非常によく使われる形です。

たとえば Keep trying. なら「挑戦し続けて」、My phone keeps freezing. なら「スマホが何度も固まる」という意味になります。日本語ではどちらも「続ける」と訳せますが、英語では動作が途切れず続く場合にも、同じことが繰り返される場合にも使えるのがポイントです。

keep doing の基本

  • 形:keep + 動詞の-ing形
  • 基本の意味:〜し続ける/何度も〜する
  • 感覚:ある動作や状態が、そのまま保たれる

この記事では、keep doing の意味と作り方、ネイティブが感じるニュアンス、keep on doing や continue との違い、自然な例文、よくある間違いまで詳しく解説します。

keep doingの意味は「〜し続ける」「何度も〜する」

keep doing には、大きく分けて次の2つの使い方があります。

1.同じ動作を続ける

一度始めた動作を止めず、そのまま続けるイメージです。

She kept talking after everyone else became quiet.
ほかのみんなが静かになった後も、彼女は話し続けました。

Keep walking until you see a convenience store.
コンビニが見えるまで歩き続けてください。

この用法では、「ある時間ずっと〜している」という継続に注目しています。

2.同じことを何度も繰り返す

keep doing は、同じ出来事や行動が繰り返されるときにも使います。

He keeps forgetting my name.
彼は何度も私の名前を忘れます。

My laptop keeps shutting down.
私のノートパソコンは何度も勝手に電源が落ちます。

この場合、ずっと忘れ続けている、電源が落ち続けているというより、「起きる→元に戻る→また起きる」ことの反復です。困ったことや気になることが繰り返される文では、話し手のいらだちやうんざりした気持ちがにじむこともあります。

keep+doingで動作の継続や反復を表すイラスト

なぜkeep+doingで「し続ける」になる?

keep の中心には、「あるものをその状態のまま保つ」という感覚があります。そこに、動作をひとまとまりの活動として表す doing(動名詞) が続くことで、「その動作を保つ」→「その動作を続ける」という意味になります。

keep(保つ)+ studying(勉強するという活動)
= 勉強する状態を保つ
= 勉強し続ける

keep の基本イメージをもう少し深く知りたい方は、be-rize.comのkeepのコアイメージと使い方も参考になります。また、なぜ動詞の後ろが -ing になるのかは、不定詞と動名詞の違いを押さえると理解しやすくなります。

しゅみすけ(大山俊輔)

keep doing は、単に「長時間続ける」だけではありません。同じミスや出来事が何度も起こるときにも使える、と覚えておくと会話でぐっと使いやすくなります。

keep doingの作り方と時制

基本の語順は、主語+keep+動詞の-ing形です。時制や主語に合わせて変化するのは keep の部分で、後ろの動詞は -ing形のままです。

意味
現在形 I keep checking my email. 私は何度もメールを確認します。
三人称単数 She keeps smiling. 彼女は笑顔でい続けます。
過去形 They kept talking. 彼らは話し続けました。
命令文 Keep going. そのまま続けて。
否定の命令 Don’t keep me waiting. 私を待たせ続けないで。

I want to keep learning English. のように、keep doing 全体を want to の後ろに置くこともできます。

場面別に見るkeep doingの自然な例文

勉強・挑戦

Keep trying. You’re getting better.
挑戦し続けて。上達しているよ。

I want to keep learning English after I move back to Japan.
日本に戻った後も英語を学び続けたいです。

If you keep practicing, speaking will feel easier.
練習を続ければ、話すことがもっと楽に感じられます。

仕事

The client keeps changing the schedule.
その取引先は何度もスケジュールを変更します。

Let’s keep sharing updates with the whole team.
これからもチーム全体で最新情報を共有し続けましょう。

She kept working even though everyone told her to take a break.
みんなが休むように言ったのに、彼女は仕事を続けました。

恋愛・人間関係

Why do you keep avoiding me?
どうして何度も私を避けるの?

He keeps bringing up his ex.
彼は何度も元恋人の話を持ち出します。

We kept talking until two in the morning.
私たちは午前2時まで話し続けました。

旅行・日常生活

Keep going straight, and the hotel will be on your right.
そのまままっすぐ進むと、右手にホテルがあります。

The baby kept crying on the plane.
飛行機の中で赤ちゃんが泣き続けていました。

This door keeps getting stuck.
このドアは何度も引っかかります。

keep doingとkeep on doingの違い

keep doingkeep on doing は、多くの場面で同じように「〜し続ける」という意味で使えます。

表現 主な感覚
keep doing 継続・反復を自然に述べる She kept asking questions.
keep on doing しつこく続ける、めげずに続けることをやや強調 She kept on asking questions.

keep on の on は、「さらに先へ続く」感覚を添えます。そのため、文脈によっては粘り強さを強調したり、「まだやっている」といういらだちを表したりします。

He kept on complaining all evening.
彼は夕方ずっと文句を言い続けていました。

ただし、毎回はっきりした差が出るわけではありません。迷ったときは、より短く一般的な keep doing を使えば十分です。

keep doingとcontinueの違い

continue も「続ける」ですが、keep より中立的で、案内文や仕事など少し改まった場面にもなじみます。一方、keep doing は会話的で、動作が止まらず続くことや何度も繰り返されることを生き生きと伝えます。

表現 特徴 自然な場面
keep doing 会話的。継続・反復・粘り強さを表しやすい Keep trying.
continue doing 中立的でやや改まった響きにもなる We will continue monitoring the situation.
continue to do continueはto不定詞も取れる Prices continue to rise.

Keep trying. は友人を励ます自然な一言です。Continue trying. でも文法的には正しいものの、日常の励ましとしては少し硬く聞こえる場合があります。

go on doingとの違い

go on doing も「同じことを続ける」という意味です。ただし、go on には別の形もあるため、違いを一緒に覚えると便利です。

  • go on doing:同じ動作を続ける
  • go on to do:続いて別のことをする

He went on talking about the same problem.
彼は同じ問題について話し続けました。

He went on to explain the solution.
彼は続いて解決策を説明しました。

keep doing には、このような「次の行動へ移る」という使い分けはありません。

日本人が間違えやすいポイント

keepの後ろを原形やto不定詞にしない

× I keep study English.
× I keep to study English.
○ I keep studying English.

「英語を勉強し続ける」は keep studying English です。keep の後ろに動作を直接置くときは、基本的に -ing形にします。

現在形のkeepsを忘れない

主語が he、she、it で現在の習慣・反復を表すなら、keeps にします。

× My phone keep freezing.
○ My phone keeps freezing.

keep+人・物+状態との違いに注意

keep the door open は「ドアを開いた状態にしておく」、keep me waiting は「私を待っている状態にしておく」です。

  • keep doing:主語自身が動作を続ける
  • keep+目的語+形容詞/-ing:人や物をある状態にしておく

Don’t keep me waiting. は「私を待たせ続けないで」であり、「私が何度も待つ」という単純な keep doing の文ではありません。

keep doingが出てこないときの簡単な言い換え

会話中に keep doing がすぐ出てこなくても、次の簡単な表現で十分に伝えられます。

伝えたいこと 簡単な言い換え
続けて Don’t stop.
そのまま進んで Go straight.
何度も起きる It happens again and again.
勉強を続ける Continue studying.

たとえば My computer keeps crashing. が出てこなければ、My computer crashes again and again. と言えば状況は伝わります。

しゅみすけ(大山俊輔)

keep doing が出てこなければ、Don’t stop. や again and again でも伝えられます。まず簡単な英語で話し、あとから便利な型として keep doing を身につければ大丈夫です。

keepを使う関連表現

同じ keep を使っていても、後ろに続く形によって意味が変わります。keep doing は「動作を続ける」、keep up with は「遅れずについていく」、keep away from は「離れておく」と整理すると覚えやすくなります。

まとめ

  • keep doing は「〜し続ける」「何度も〜する」
  • 形は keep+動詞の-ing形。keep to do や keep+原形にはしない
  • 途切れない動作だけでなく、同じ出来事の反復にも使える
  • keep on doing は継続・しつこさ・粘り強さを強めることがある
  • continue はより中立的で、やや改まった場面にも合う
  • 出てこないときは Don’t stop. や again and again で言い換えられる

まずは励ましの Keep trying. と、困った反復を表す It keeps happening. の2つから使ってみてください。「続く」と「繰り返す」の両方をつかめば、keep doing を自然な会話で使えるようになります。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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