leaveを使った句動詞一覧|意味・使い方・語順と熟語の違いを例文解説

leaveを使った句動詞一覧の意味・使い方・語順を示すアイキャッチ

leaveを使った句動詞は、「省く」「置き忘れる」「放っておく」「つけたままにする」「仕事を途中でやめる」など、日常生活でも仕事でもよく登場します。ただし、どれも日本語では別の動詞になるため、丸暗記すると混乱しがちです。

先に結論を言うと、leaveの中心は「人・物・状態を、その場に残して自分が離れる」という感覚です。そこにout・behind・alone・off・onなどが加わると、「どこに、どんな状態で残すか」が決まります。

まず覚えたいleaveの句動詞・重要表現7選

表現 主な意味 最初に覚える例
leave out 省く、除外する Don’t leave out the details.
leave behind 置き忘れる、残していく I left my phone behind.
leave alone 放っておく、そのままにする Leave me alone.
leave off 途中でやめる、中断した所 Let’s continue where we left off.
leave on つけたままにする Leave the light on.
leave for ~へ向けて出発する We leave for Osaka tomorrow.
leave over 残しておく、余らせる Leave some cake over for me.

この中では、まずleave out・leave behind・leave alone・leave on・leave offを優先すると、会話で使える範囲が一気に広がります。

leaveのコアイメージは「残して離れる」

leaveには「去る」と「残す」という、一見反対に見える意味があります。しかし、実際には同じ場面を別の側から見ています。自分がその場を去れば、誰か・何かは後ろに残ります。leaveの句動詞は、その離れる側と残される側の両方から理解すると整理しやすくなります。

leave out・leave behind・leave alone・leave on・leave forの意味の広がり

しゅみすけ(大山俊輔)

leaveは「去る」だけで覚えず、「何かをある場所・状態に残す」までセットで考えるのがコツです。すると leave on の「つけたまま」も自然につながります。

leave+パーティクルで意味はどう変わる?

組み合わせ 方向・状態の感覚 生まれる意味
leave+out 外側に残す 省く、仲間に入れない
leave+behind 後ろに残す 置き忘れる、取り残す、過去にする
leave+alone 干渉せず、その状態に残す 放っておく、触らない
leave+off 活動・連続から離れる 途中でやめる、中断地点を示す
leave+on onの状態を残す 電気・機器をつけたままにする
leave+for 目的地へ向けて今いる所を離れる ~へ出発する
leave+over 必要分を越えて残す 余らせる、後のために取っておく

leaveを使った句動詞一覧|意味・語順・個別解説

leave out:省く・除外する

文章や説明から情報を省く、人をグループや活動から除外する表現です。目的語を間にも後ろにも置ける分離可能な句動詞で、代名詞は必ず間に置きます。

  • She left out an important detail.(彼女は重要な詳細を省きました。)
  • She left it out.(彼女はそれを省きました。)
  • I felt left out.(仲間外れにされたように感じました。)

leave behind:置き忘れる・残していく・過去を乗り越える

人や物を「後ろに残す」表現です。忘れ物だけでなく、故郷や古い生活を後にする、つらい経験を過去のものにする場合にも使えます。

  • I left my umbrella behind on the train.(電車に傘を置き忘れました。)
  • She wants to leave the past behind.(彼女は過去を乗り越えたいと思っています。)

詳しいニュアンスと例文は、leave behindの意味・使い方で解説しています。

leave alone:放っておく・そのままにする

人に干渉しない、物に触らないという意味です。Leave me alone. は状況や声の調子によって強く聞こえるため、丁寧に距離を取りたいときは I need some time alone. なども使えます。

  • Please leave the dog alone while it’s eating.(食事中は犬をそっとしておいてください。)
  • Leave the settings alone.(設定はそのままにしておいてください。)

言い方の強さは、leave aloneとLeave me aloneの使い方で確認できます。

leave off:途中でやめる・中断した所を示す

現代英語では、単独の「やめる」よりもwhere we left off(前回中断したところ)という形が特に実用的です。

  • Let’s pick up where we left off.(前回の続きから始めましょう。)
  • Where did we leave off?(どこまで話しましたっけ?)

leave on:つけたままにする・身につけたままにする

電灯、テレビ、エアコンなどを作動した状態に残すほか、服や靴を身につけたままにする場合にも使います。分離可能で、代名詞なら leave it on の語順です。

  • You can leave your shoes on.(靴は履いたままで大丈夫です。)
  • Did I leave it on?(私、それをつけっぱなしにした?)

leave for:~へ向けて出発する

leave for+目的地で「~へ向けて出発する」です。leave Tokyo は「東京を出る」、leave for Tokyo は「東京へ向かって出発する」なので、forの有無で方向が逆になります。

  • We’re leaving for Kyoto at seven.(7時に京都へ向けて出発します。)
  • What time do you leave for work?(何時に仕事へ出かけますか?)

leave over:残す・余らせる

必要な分を使った後に一部を残す表現です。ただし日常では受け身のbe left over(余っている)や名詞・形容詞のleftovers / leftoverのほうがよく使われます。

  • There’s some rice left over.(ご飯が少し余っています。)
  • We ate the leftovers for lunch.(昼食に残り物を食べました。)

場面別に選ぶleave表現

言いたい場面 選ぶ表現 短い例
情報を省く leave out Leave out this part.
忘れ物をする leave behind I left my wallet behind.
人をそっとする leave alone Leave her alone.
前回の続きをする leave off Where did we leave off?
電気をつけたままにする leave on Leave the light on.
目的地へ出発する leave for We leave for London tonight.
食べ物などが余る be left over Some soup is left over.

似た表現の違い

leave outとmiss out

leave outは誰かが情報や人を「入れない・省く」こと、miss out (on)は機会や経験を「逃す」ことです。I was left out. は除外された、I missed out. は参加・経験の機会を逃した、という違いがあります。

leave behindとforget

forgetは「忘れる」という心の状態に焦点があり、leave behindは物をある場所に残した結果に焦点があります。I forgot my umbrella. と I left my umbrella behind. は近い場面で使えますが、後者は「置いてきた」場所のイメージが強くなります。

leave aloneとlet alone

leave aloneは「放っておく」、let aloneは「まして~ない」という別の表現です。形が似ていても語順も働きも異なります。

leave onとkeep on

leave the light onは「消さずにつけた状態でその場を離れる」、keep the light onは「継続してつけておく」ことに焦点があります。

目的語の語順|代名詞はどこに置く?

leave out・leave onなど、目的語を取る分離可能な句動詞では、名詞は間にも後ろにも置けます。

  • Leave the last paragraph out.
  • Leave out the last paragraph.

ただし目的語がit・them・himなどの代名詞なら、原則として動詞とパーティクルの間です。

  • ○ Leave it out.
  • × Leave out it.
  • ○ Leave them alone.
  • ○ Leave it on.

一方、leave forはleave for+場所でひとかたまりになり、leave behindも比喩的な leave the past behind のように語順が慣用的に定着している形があります。表現ごとの自然な型を例文ごと覚えるのが安全です。

しゅみすけ(大山俊輔)

「分離できるか」を用語だけで暗記するより、Leave it out.、Leave it on. のように短い代名詞の文を声に出して覚えると、会話で迷いにくくなります。

しゅみすけ式|leave句動詞が出てこなかったら?

句動詞を思い出せなくても、知っている基本語で状況を直接説明すれば通じます。

言いたい句動詞 簡単な言い換え
leave out Don’t include this part.(この部分は入れないで。)
leave behind I forgot my bag at the hotel.(ホテルにバッグを忘れた。)
leave alone Please don’t bother her.(彼女の邪魔をしないで。)
leave off Let’s continue from the same place.(同じところから続けよう。)
leave on Don’t turn off the light.(電気を消さないで。)
leave for We’re going to Osaka tomorrow morning.(明朝、大阪へ行きます。)

一度に全部を覚える必要はありません。まず「外に残す=leave out」「後ろに残す=leave behind」「状態を残す=leave on」の3本から始め、使う場面ごとに増やしましょう。

まとめ

leaveの句動詞は、「その場・状態から離す/何かを残す」という共通イメージから整理できます。outなら外、behindなら後ろ、onなら作動状態を残す、とパーティクルの方向を重ねると意味を推測しやすくなります。

  • 省く・除外する:leave out
  • 置き忘れる・過去にする:leave behind
  • 放っておく:leave alone
  • 中断した所:leave off
  • つけたまま:leave on
  • ~へ出発する:leave for
  • 余る:be left over

まず頻出表現を短い例文で覚え、詳しいニュアンスや語順は各専門記事で確認していきましょう。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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