
こんにちは!「b わたしの英会話」です。
英語で「私はめったに外食しない」と言いたいとき、I eat out once in a blue moon.という表現があります。
直訳すると「青い月に一度」。青い月と頻度がどうつながるのでしょうか?
この記事の結論
once in a blue moonは「めったにない」「ごくまれに」「忘れたころに」という意味の英語イディオムです。回数が正確に決まっているわけではなく、話し手が「普通はほとんど起きない」と感じる低い頻度を表します。
今回は、once in a blue moonの意味、実際にはどれくらいの頻度なのか、自然な使い方と返し方、rarelyやonce in a whileとの違いまで例文で解説します。
Contents
- 1 Once in a blue moonの意味は「めったにない・ごくまれに」
- 2 Once in a blue moonはどれくらいの頻度?
- 3 なぜBlue moonが「めったにない」を表すの?
- 4 Once in a blue moonの文中での位置
- 5 Once in a blue moonの自然な使い方と例文
- 6 Once in a blue moonを使った質問と返し方
- 7 Once in a blue moonに似た頻度表現との違い
- 8 Once in a blue moonを使うときの注意点
- 9 Once in a blue moonに関するよくある質問
- 10 まとめ:Once in a blue moonは「忘れたころに起こるほど珍しい」
Once in a blue moonの意味は「めったにない・ごくまれに」
once in a blue moon
めったにない/ごくまれに/ほんのたまに/忘れたころに
once in a blue moonは、何かが非常に低い頻度でしか起こらないことを表します。
I go to the gym once in a blue moon.
私はめったにジムへ行きません。
We see each other once in a blue moon.
私たちはごくたまにしか会いません。
日本語では、文脈によって「めったに~しない」「ごくたまに~する」「忘れたころに~する」と訳すと自然です。
Once in a blue moonはどれくらいの頻度?
once in a blue moonに、「1年に1回」「3年に1回」といった決まった回数はありません。
ポイントは、話し手の感覚では普通のことではなく、非常に珍しいということです。
| 表現 | おおよその頻度感 | 日本語のイメージ |
|---|---|---|
| sometimes | ときどきある | ときどき |
| occasionally | sometimesよりやや少なめ | たまに |
| once in a while | 間隔を空けて起こる | たまには |
| rarely | ほとんど起こらない | めったに~しない |
| hardly ever | ほぼ起こらない | ほとんど~しない |
| once in a blue moon | 非常に珍しく、忘れたころに起こる | ごくまれに |
| never | 一度もない | 決して~しない |
一般に、once in a blue moonはonce in a whileよりかなり低い頻度を表します。rarelyやhardly everに近いですが、青い月の比喩が入るため、少し印象的で会話らしい表現です。
頻度のイメージ
sometimes > occasionally・once in a while > rarely・hardly ever・once in a blue moon > never
ただし、これは厳密な数値ではありません。月に1回でも、その人にとって普段と比べて非常に珍しければ、冗談っぽくonce in a blue moonと言う場合があります。

なぜBlue moonが「めったにない」を表すの?
blue moonという言葉は、長い間隔や珍しい出来事の比喩として使われてきました。月が実際に青っぽく見える現象は、大気中の煙やちりなど特別な条件が重なったときに起こることがありますが、非常にまれです。
青く見える月=非常に珍しい
→ 青い月が現れるほど珍しい機会
→ めったにない
英語のonce in a blue moonは、少なくとも19世紀には「非常にまれに」という意味で使われていました。
「ひと月に2回目の満月」が由来とは限らない
現在、blue moonは「同じ暦月に現れる2回目の満月」を指すことがあります。また、季節に満月が4回あるときの3回目を指す定義もあります。
しかし、この暦上のblue moonという用法が広まったのは、イディオムonce in a blue moonより後のことです。したがって、同じ月に満月が2回あるから、このイディオムが生まれたと説明するのは歴史の順序が逆です。
なお、暦上のblue moonはおよそ2~3年に一度ありますが、日常会話のonce in a blue moonは「2~3年に一度」という正確な頻度を意味しません。
Once in a blue moonの文中での位置
once in a blue moonは副詞のように、「どれくらいの頻度で?」を説明します。通常は文末に置くと使いやすいでしょう。
主語+動詞+once in a blue moon.
主語はごくまれに~する。
She cooks once in a blue moon.
彼女はごくたまにしか料理をしません。
強調したい場合は、文頭にも置けます。
Once in a blue moon, we treat ourselves to a fancy dinner.
ごくたまに、私たちは自分へのご褒美に豪華な夕食を楽しみます。
文頭に置く場合は、moonの後ろにカンマを置くのが一般的です。
Once in a blue moonの自然な使い方と例文
めったに行かない場所について話す
I go to karaoke once in a blue moon.
私はごくたまにしかカラオケへ行きません。
We eat at expensive restaurants once in a blue moon.
私たちはごくまれに高級レストランで食事をします。
めったにしない習慣について話す
I wear high heels once in a blue moon.
私はめったにハイヒールを履きません。
He checks social media once in a blue moon.
彼はごくたまにしかSNSを確認しません。
めったに会わない人について話す
My college friends and I get together once in a blue moon.
大学時代の友人とは、ごくたまに集まります。
She lives overseas, so I only see her once in a blue moon.
彼女は海外に住んでいるので、めったに会えません。
onlyを加えると、頻度の低さをさらに強調できます。
珍しい出来事について話す
An opportunity like this comes along once in a blue moon.
このような機会はめったに訪れません。
A perfect day like this happens once in a blue moon.
こんな完璧な日はめったにありません。
come alongは、機会や人などが「現れる・巡ってくる」という意味です。
冗談っぽく使う
My husband cooked dinner last night. That happens once in a blue moon!
昨夜、夫が夕食を作ったの。そんなこと、めったにないよ!
You’re early! That only happens once in a blue moon.
早いじゃん!そんなこと、めったにないのに。
家族や親しい友人の珍しい行動について、軽くからかうように使うこともあります。相手を傷つけない関係性とトーンが大切です。
Once in a blue moonを使った質問と返し方
Do you ever …?への返し方
Do you ever …?は「~することはありますか?」と経験や頻度を尋ねる質問です。
A: Do you ever go camping?
キャンプへ行くことはある?
B: Once in a blue moon.
ごくたまにね。
質問の内容が分かっていれば、Once in a blue moon.だけで短く答えられます。
How often …?への返し方
A: How often do you cook?
どれくらいの頻度で料理するの?
B: Honestly, once in a blue moon.
正直、めったにしないよ。
How often …?は頻度を尋ねるため、once in a blue moonがそのまま答えになります。
相手がOnce in a blue moonと言った後の返し方
| 返し方 | 意味・ニュアンス |
|---|---|
| Really? I didn’t know that. | 本当?知らなかった。 |
| Same here. | 私も同じ。 |
| Why so rarely? | どうしてそんなにめったにしないの? |
| You should do it more often. | もっと頻繁にしたらいいのに。 |
| That makes it special. | だからこそ特別なんだね。 |
| Maybe we should go together sometime. | 今度一緒に行こうよ。 |
A: I go to the theater once in a blue moon.
劇場にはごくたまにしか行かないの。
B: Really? Maybe we should go together sometime.
本当?今度一緒に行こうよ。
Once in a blue moonに似た頻度表現との違い
rarely
I rarely watch TV.
私はめったにテレビを見ません。
rarelyは一語で「めったに~しない」。文章にも会話にも使え、once in a blue moonより中立的です。
rarely自体に否定に近い意味があるため、通常はI don’t rarely watch TV.とはしません。
hardly ever
I hardly ever drink coffee at night.
私は夜にはほとんどコーヒーを飲みません。
「ほぼ一度もない」という強い低頻度を表します。once in a blue moonと近いですが、比喩ではなく日常的で直接的です。
once in a while
I enjoy a glass of wine once in a while.
私はたまにワインを一杯楽しみます。
once in a whileは「たまには」で、once in a blue moonほど珍しくありません。日常の小さな楽しみなどにも使いやすい表現です。
occasionally
We occasionally work from home.
私たちは時々在宅勤務をします。
occasionallyは「時折・たまに」。会話でも文章でも使え、once in a blue moonより落ち着いた響きです。
every once in a blue moon
every once in a blue moonという形もあり、意味はonce in a blue moonとほぼ同じです。
Every once in a blue moon, I stay up all night watching movies.
ごくたまに、映画を見ながら徹夜することがあります。
everyが入っても頻度が高くなるわけではありません。「非常に長い間隔で巡ってくるたびに」という感覚です。
Once in a blue moonを使うときの注意点
in the blue moonにしない
イディオムはonce in a blue moonです。不定冠詞のaを使います。
- ○ once in a blue moon
- × once in the blue moon
- × once on a blue moon
正確な頻度を伝える表現ではない
勤務日・服薬・運行など、回数を明確にする必要がある場面には向きません。その場合は、次のように具体的に伝えます。
- once a month 月に1回
- twice a year 年に2回
- every few years 数年ごとに
フォーマルな文章ではrarelyが使いやすい
once in a blue moonは印象的で会話的なイディオムです。報告書やビジネス文書では、rarely、infrequently、on rare occasionsなどのほうが適切です。
Once in a blue moonに関するよくある質問
Blue moonは本当に青いの?
暦上のblue moonは、通常の満月と同じ色で、青く見えるとは限りません。一方、大気中の微粒子などの影響で月が青っぽく見える現象は実際にありますが、非常に珍しいものです。
Blue moonは何年に一度?
現在一般的な「同じ月の2回目の満月」というblue moonは、おおよそ2~3年に一度です。ただし、once in a blue moonというイディオムの頻度が2~3年に一度と決まっているわけではありません。
Neverとの違いは?
neverは「一度も~しない」、once in a blue moonは「非常にまれだが、することはある」です。
I never eat meat.
私は肉をまったく食べません。
I eat meat once in a blue moon.
私はごくまれに肉を食べます。
現在形以外でも使えますか?
はい。過去のまれな出来事や、未来に起こる珍しい機会にも使えます。
When I was a child, we ate out once in a blue moon.
子どものころ、外食するのはごくまれでした。
まとめ:Once in a blue moonは「忘れたころに起こるほど珍しい」
once in a blue moonは「めったにない」「ごくまれに」という意味の英語イディオムです。
- 話し手が非常に珍しいと感じる低い頻度を表す
- 正確な回数は決まっていない
- 文末にも文頭にも置ける
- Do you ever …?やHow often …?への短い返事にも使える
- once in a whileより頻度が低い
- neverとは違い、まれに起こることはある
- 現代の暦上のblue moonよりイディオムの歴史のほうが古い
A: How often do you go to the gym?
どれくらいの頻度でジムへ行くの?
B: Once in a blue moon.
ごくたまにね。
A: Maybe we should go together sometime!
今度一緒に行こうよ!
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