No pain, no gainの意味は?使い方・返し方と似た英語表現

No pain, no gainの意味は?努力を続ける女性を描いた英語イディオムのアイキャッチ

こんにちは!「b わたしの英会話」です。

運動中や勉強を頑張っているときに、英語でNo pain, no gain!と言われることがあります。

painは「痛み」、gainは「得るもの・成果」。直訳すると「痛みがなければ、得るものもない」ですが、本当に痛い思いをしなければならないという意味なのでしょうか?

この記事の結論

No pain, no gain.は「苦労なくして成果なし」「努力なしに成長はない」という意味の英語イディオムです。筋トレだけでなく、勉強・仕事・練習など、目標に向かって努力する場面で使えます。

今回は、No pain, no gainの意味とニュアンス、自然な使い方、言われたときの返し方、似た英語表現との違いまで、例文を使って分かりやすく解説します。

No pain, no gainの意味は「苦労なくして成果なし」

No pain, no gain.

苦労なくして成果なし。/努力なしに成長はない。/頑張らなければ得るものはない。

No pain, no gainは、成果を得るには、ある程度の努力・負担・我慢が必要だという考えを表す決まり文句です。

Learning a language takes time. No pain, no gain!
語学の習得には時間がかかるよ。努力なくして成果なし!

日本語では「苦労なくして成果なし」「努力なくして成功なし」のほか、場面によっては「楽して得られるものはない」「頑張った分だけ身につく」と訳すと自然です。

painとgainは何を表している?

  • pain:痛み、苦労、負担、つらい努力
  • gain:得るもの、利益、成長、成果

ここでのpainは、必ずしも身体的な痛みだけではありません。早起きして勉強する、何度も練習する、苦手なことに挑戦するといった目標のために引き受ける負担も含みます。

文としてはThere is no gain without pain.(苦労なしに得るものはない)を短く、リズムよくした表現と考えると分かりやすいでしょう。painとgainが韻を踏んでいるため、ことわざのように覚えやすい響きがあります。

No pain, no gainは筋トレだけの表現ではない

No pain, no gainは、トレーニングやスポーツで特によく耳にします。ただし、使える場面はそれだけではありません。

  • 筋トレや運動を続けるとき
  • 英語や資格の勉強をするとき
  • 楽器・ダンス・プレゼンを練習するとき
  • 仕事で新しいスキルを身につけるとき
  • 長期的な目標に向かって頑張るとき

英語プレゼンの練習を重ねて上達する女性

たとえば、英会話でうまく話せず落ち込んでも、練習を繰り返すうちに少しずつ言葉が出てくるようになります。そんな「努力の先にある成長」を表すときにもぴったりです。

No pain, no gainの自然な使い方と例文

筋トレや運動で使う

These workouts are tough, but no pain, no gain.
このトレーニングはきついけど、努力なくして成果なしだね。

I didn’t want to go to the gym today, but no pain, no gain!
今日はジムに行きたくなかったけど、頑張らなきゃ成果は出ないよね!

運動では、少しきついトレーニングを前向きに乗り越えるための合言葉として使われます。

英語や資格の勉強で使う

I’ve been studying every morning. No pain, no gain, right?
毎朝勉強してるの。努力なくして成果なし、でしょ?

Memorizing all these words is hard, but no pain, no gain.
これだけの単語を覚えるのは大変だけど、苦労なくして成果なしだね。

right?をつけると、「そうだよね?」と相手に同意を求める柔らかい言い方になります。

仕事やスキルアップで使う

Building a new skill takes patience. No pain, no gain.
新しいスキルを身につけるには忍耐が必要だよ。努力なくして成果なしだね。

The project has been demanding, but no pain, no gain.
このプロジェクトは大変だけど、苦労した分だけ得るものがあるよ。

ただし、職場で上司が部下に強く言うと「つらくても黙って働け」という圧に聞こえることがあります。自分を励ますときや、親しい同僚と冗談交じりに使うほうが自然です。

人を励ますときに使う

Keep practicing. No pain, no gain!
練習を続けて。努力なくして上達なしだよ!

I know it’s frustrating, but no pain, no gain.
もどかしいのは分かるけど、努力なしに成長はないよ。

相手が本当に疲れているときは、励ましよりも突き放す言葉に聞こえる場合があります。表情や声のトーン、相手との関係性を考えて使いましょう。

No pain, no gainと言われたときの返し方

No pain, no gainは質問ではないため、決まった返答はありません。同意したり、「頑張るよ」と返したりすれば自然です。

返し方 意味・ニュアンス
Exactly. そのとおり。
That’s true. 確かにそうだね。
You’re right. あなたの言うとおり。
I know. I’ll keep going. 分かってる。続けてみるよ。
It’ll be worth it. 頑張る価値はあるよね。
Easy for you to say! 言うのは簡単だよ!(冗談めいた返し)

A: That last set was hard, but no pain, no gain!
最後のセットはきつかったけど、努力なくして成果なしだね!

B: Exactly. It’ll be worth it.
ほんとそれ。頑張る価値はあるよね。

A: Keep practicing. No pain, no gain!
練習を続けて。努力なしに上達はないよ!

B: I know. I’ll keep going.
分かってる。続けてみるよ。

No pain, no gainに似た英語表現

表現 意味 No pain, no gainとの違い
Practice makes perfect. 練習すれば上達する 苦労より「反復練習」に焦点
Hard work pays off. 努力は報われる 努力の先の良い結果を前向きに強調
You get out what you put in. 注いだ分だけ得られる 時間や努力と成果の比例を強調
Nothing worth having comes easy. 価値あるものは簡単には手に入らない 価値ある目標には困難が伴うという響き
No risk, no reward. リスクなくして見返りなし 努力ではなく「リスクを取ること」に焦点

Practice makes perfect.

Don’t worry about making mistakes. Practice makes perfect.
間違いを気にしないで。練習すれば上達するよ。

英語・楽器・スポーツなど、繰り返し練習することでうまくなると言いたいときに自然です。初心者を優しく励ますなら、No pain, no gainよりこちらのほうが柔らかく響きます。

Hard work pays off.

All your hard work will pay off.
あなたの努力はきっと報われるよ。

pay offは「努力などが実を結ぶ」という句動詞です。No pain, no gainが必要な負担に目を向けるのに対し、Hard work pays offは努力の先にある成果を明るく伝えます。

You get out what you put in.

With language learning, you get out what you put in.
語学学習では、努力した分だけ得るものがあるよ。

時間・エネルギー・熱意を注いだ分だけ結果が返ってくる、という考えを表します。

Nothing worth having comes easy.

Starting a business is difficult, but nothing worth having comes easy.
起業は大変だけど、価値あるものは簡単には手に入らないよ。

大切な夢や長期的な目標について語るときに合う、少し落ち着いた表現です。

No risk, no reward.

I’m nervous about applying, but no risk, no reward.
応募するのは不安だけど、リスクを取らなければ得るものもないよね。

こちらは努力量ではなく、一歩踏み出してリスクを取ることに焦点があります。

No pain, no gainを使うときの注意点

本当の痛みを我慢する意味ではない

特に運動中の鋭い痛み、体調不良、怪我の兆候を「No pain, no gainだから」と無理に我慢するのは危険です。この表現は健全な努力には負担が伴うという比喩であり、身体を壊すまで頑張れという指示ではありません。

痛みがある人には、次のような声かけのほうが適切です。

  • Don’t push yourself too hard. 無理しすぎないでね。
  • Take a break if you need one. 必要なら休んでね。
  • Listen to your body. 身体の声を聞いてね。

相手を追い詰める言い方にならないようにする

悩んでいる人に一方的にNo pain, no gainと言うと、「努力不足だ」「苦しむのが当然だ」と責めているように聞こえる場合があります。

優しく励ますなら、次の表現も使えます。

  • You’re making progress. ちゃんと前進しているよ。
  • Take it one step at a time. 一歩ずついこう。
  • You’ve got this. あなたなら大丈夫。
  • I’m rooting for you. 応援しているよ。

本番前の「頑張って!」なら、舞台でよく使うBreak a legの意味と使い方も参考にしてください。

No pain, no gainに関するよくある質問

No pains, no gainsとは言わないの?

一般的なイディオムはNo pain, no gain.と単数形です。painとgainを数えられない概念として使っています。複数形のNo pains, no gainsを見かけることもありますが、まずは定番の単数形で覚えましょう。

No pain, no gainは古い表現ですか?

昔からある有名な表現ですが、現在でも意味は広く通じます。特にフィットネスやスポーツでは定番です。ただし、無理や根性を押しつける響きを避けたい場面では、Hard work pays off.Practice makes perfect.のほうが使いやすいこともあります。

自分を励ますためにも使える?

はい。むしろ自分自身を奮い立たせる独り言やSNSの短い言葉として自然です。

One more chapter tonight. No pain, no gain!
今夜もう1章やろう。努力なくして成果なし!

No pain, no gainはことわざ?イディオム?

単語どおりの直訳だけでは意図が伝わりにくい決まり文句なので、イディオムとして扱われます。同時に、人生の教訓を短く表したことわざ・格言として紹介されることもあります。

まとめ:No pain, no gainは「努力なくして成果なし」

No pain, no gain.は「苦労なくして成果なし」「努力なしに成長はない」という意味の英語イディオムです。

  • painは身体の痛みだけでなく、努力・負担・苦労も表す
  • 筋トレだけでなく、勉強・仕事・練習にも使える
  • 返事はExactly.やThat’s true.などでOK
  • Practice makes perfect.は反復練習、Hard work pays off.は努力が報われることに焦点
  • 怪我や体調不良を我慢する言葉ではない

A: Learning English takes patience. No pain, no gain!
英語学習には根気が必要だね。努力なくして成果なし!

B: Exactly. I’ll keep going.
ほんとそれ。続けてみるよ。

イディオムは、単語を一つずつ直訳するより、使われる場面と一緒に覚えるのがコツです。ほかの定番表現も英語のイディオムの意味とよく使う表現一覧で確認してみてください。

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