quite a coincidenceの意味は?「すごい偶然・奇遇」の使い方と自然な返し方

quite a coincidenceの意味・使い方・返し方を解説するアイキャッチ画像

quite a coincidence は、「すごい偶然」「かなりの偶然の一致」「奇遇ですね」という意味です。予想していなかった2つ以上の出来事が偶然重なり、「こんなこともあるんだ」と驚いたときに使います。

たとえば、旅先で知人にばったり会ったり、初対面の人と誕生日が同じだったりしたときに That’s quite a coincidence. と言えます。この記事では、What a coincidence! との違い、自然な会話例と返し方、chance との区別まで解説します。

quite a coincidenceの意味

quite a coincidence = かなりの偶然/すごい偶然の一致/奇遇

coincidence は、関係がないように見える複数の出来事が偶然同時に起きたり、一致したりすることです。quite がつくと、「単なる偶然にしては驚くほどだ」という評価が加わります。

  • That’s quite a coincidence.
    それはすごい偶然ですね。
  • Meeting you here is quite a coincidence.
    ここであなたに会うなんて、本当に奇遇ですね。
  • It was quite a coincidence that we chose the same hotel.
    私たちが同じホテルを選んだのは、かなりの偶然でした。

しゅみすけ(大山俊輔)

coincidence は、ただ偶然起きたことではなく、二つ以上の出来事が不思議なくらい重なることです。「何と何が一致したのか」を意識すると使いやすくなります。

なぜ「すごい偶然」になる?

coincide は「同時に起きる・一致する」という動詞です。そこからできた coincidence は「偶然の一致」を表します。quite は可算名詞の前で quite + a + 名詞 の語順になり、「なかなかの・相当な」と程度を強めます。

  • 自然:quite a coincidence
  • 不自然:a quite coincidence
  • 形容詞を入れる形:quite a strange coincidence
    かなり不思議な偶然

よく使われる形

That’s quite a coincidence.

相手から偶然の一致を聞いた直後に使える、最も基本的な形です。驚きはありますが、落ち着いた会話にもなじみます。

  • A: I grew up in Kobe, too.
    B: Really? That’s quite a coincidence.

    A:私も神戸で育ったんです。
    B:本当ですか?それは奇遇ですね。
  • A: We’re on the same flight again.
    B: That’s quite a coincidence.

    A:また同じ便ですね。
    B:すごい偶然ですね。

It’s quite a coincidence that …

何が偶然なのかを that + 主語 + 動詞 で説明します。

  • It’s quite a coincidence that our children have the same name.
    私たちの子どもが同じ名前なのは、かなりの偶然ですね。
  • It’s quite a coincidence that we both called at the same time.
    二人とも同じ時間に電話したなんて、すごい偶然ですね。

What a coincidence!

What a coincidence! も「なんという偶然!」という定番表現です。感嘆文なので、That’s quite a coincidence. より反応が直接的で勢いがあります。

What a coincidenceとThat’s quite a coincidenceの使い方を示す解説イラスト

表現 日本語の感覚 響き
What a coincidence! なんという偶然! その場で強く驚く
That’s quite a coincidence. それはかなりの偶然ですね 驚きつつ落ち着いて評価する
That’s a coincidence. 偶然ですね 中立的で強調が弱い

場面別の自然な例文

仕事

  • We submitted almost identical ideas. That’s quite a coincidence.
    私たちはほとんど同じ案を提出しました。かなりの偶然ですね。
  • It was quite a coincidence that both companies launched on the same day.
    両社が同じ日に発売したのは、かなりの偶然でした。

旅行

  • Running into my neighbor in Paris was quite a coincidence.
    パリで近所の人にばったり会ったのは、すごい偶然でした。
  • You booked this hotel too? What a coincidence!
    あなたもこのホテルを予約したの?なんという偶然!

恋愛・人間関係

  • We later discovered that we had attended the same concert. Quite a coincidence, right?
    あとで、同じコンサートに行っていたことが分かりました。すごい偶然でしょう?
  • They wore the same color on their first date. It was a funny coincidence.
    二人は初デートで同じ色の服を着ていました。面白い偶然でした。

日常会話

  • We both ordered the same thing. That’s quite a coincidence.
    二人とも同じものを注文しました。すごい偶然ですね。
  • I was just talking about you, and then you called. What a coincidence!
    ちょうどあなたの話をしていたら電話が来たの。すごい偶然!

quite a coincidenceへの自然な返し方

相手に That’s quite a coincidence. と言われたら、同意したり、驚きを共有したりすれば十分です。

  • I know! Small world, isn’t it?
    本当に!世間は狭いですね。
  • It really is.
    本当にそうですね。
  • I couldn’t believe it either.
    私も信じられませんでした。
  • What are the odds?
    そんな偶然ある?
  • Funny how that happens.
    こういうことって不思議と起きますね。

驚きをより強く、くだけて返す What are the odds? については、What are the odds?の意味・使い方・返し方で詳しく解説しています。

coincidenceとchanceの違い

coincidence は「複数の出来事が偶然一致すること」、chance は「偶然・可能性・機会」を広く表します。

  • We met by chance.
    私たちは偶然会いました。
  • We met in Tokyo and discovered we had the same birthday. That was quite a coincidence.
    東京で会い、誕生日が同じだと分かりました。それはすごい偶然でした。

by chance は「計画せずたまたま」、coincidence は「別々のことが偶然重なった」という違いです。関連する表現は、「たまたま」は英語で?by chance・happen to・by accidentの違いも参考にしてください。

日本人が間違えやすいポイント

「偶然会う」をcoincidenceだけで表さない

行為を「たまたま〜した」と言うなら、happen toby chance が自然です。coincidence は出来事そのものを名詞として評価します。

  • I happened to meet her at the station.
    駅でたまたま彼女に会いました。
  • Meeting her there was quite a coincidence.
    そこで彼女に会ったのは、すごい偶然でした。

何でも運命の意味にはならない

quite a coincidence は基本的に「偶然の一致」を述べる表現で、fatedestiny のような「運命」を断定する言い方ではありません。ただし、言い方によって「偶然にしてはできすぎている」という含みを持たせることはできます。

皮肉にもなり得る

不自然な一致や疑わしい説明に That’s quite a coincidence. と低い声で言うと、「ずいぶん都合のよい偶然ですね」という疑いの響きが出ます。純粋に驚いている場合は、笑顔や Wow を添えると誤解されにくくなります。

すぐ出てこないときの簡単な言い換え

  • That’s amazing.
    それはすごいですね。
  • The same thing happened to me.
    私にも同じことが起きました。
  • We chose the same thing.
    私たちは同じものを選びました。
  • I didn’t expect to see you here.
    ここであなたに会うとは思いませんでした。
  • That’s so unexpected.
    それは本当に予想外ですね。

しゅみすけ(大山俊輔)

quite a coincidence が出てこなくても、I didn’t expect to see you here. のように「何を予想していなかったか」を直接言えば伝わります。まずは出来事を短い英語で説明してみましょう。

まとめ

quite a coincidence は、「すごい偶然」「かなりの偶然の一致」「奇遇」を表します。落ち着いて驚きを伝える That’s quite a coincidence.、勢いよく反応する What a coincidence! を場面に応じて使い分けましょう。

coincidence は複数の出来事の一致、chance は計画していない偶然を広く表す語です。関連する英熟語・定型表現を学びたい方は、英熟語・定型表現のまとめもご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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