
stop byは、「目的地へ向かう途中などに、ある場所へ短時間立ち寄る」という意味の句動詞です。長時間の正式な訪問ではなく、カフェ、店、友人の家、同僚のオフィスなどへちょっと寄る感覚で使います。
I’ll stop by your office later.なら「あとであなたのオフィスへ少し寄ります」。場所を直接続ける形、stop by to doで立ち寄る目的を示す形、drop by・swing by・come byとの違いまで整理します。
Contents
stop byの意味を最初に確認
- 場所へ立ち寄る:I stopped by the store.(店に立ち寄りました)
- 人の家・職場へ寄る:Can you stop by my office?(私のオフィスへ寄れますか)
- 何かをするために寄る:I stopped by to return the book.(本を返すために寄りました)
- 少し顔を出す:Feel free to stop by anytime.(いつでも気軽に寄ってください)
stopは「止まる」、byは「そばを通る・近くに」という感覚です。移動の途中で、その場所のそばに来たときに一度止まることから「立ち寄る」になります。
しゅみすけ(大山俊輔)
stop+byから意味の仕組みを理解する
stopは進んでいた動きを「止める」、byは場所の「そば・近く」を表します。まっすぐ目的地へ行く途中で、ある場所のそばでいったん止まるイメージです。

実際には「途中」である必要はありません。短く気軽な訪問なら、そこを主な目的地として訪ねる場合にもstop byを使えます。
stop by+場所の使い方
アメリカ英語では、stop byの後ろへ場所をそのまま置く形が一般的です。
- I stopped by the supermarket on my way home.
帰宅途中にスーパーへ立ち寄りました。 - Could you stop by my desk after lunch?
昼食後、私の席へ寄ってもらえますか。 - We stopped by a small café near the station.
駅の近くの小さなカフェへ立ち寄りました。 - She stopped by her parents’ house yesterday.
彼女は昨日、両親の家へ少し寄りました。
stop by at the storeも地域や文脈によって見られますが、日常的なアメリカ英語ではstop by the storeのほうがすっきり自然です。
stop by to do:目的を示す
「〜するために立ち寄る」はstop by to+動詞です。
- I stopped by to say hello.
挨拶するために少し寄りました。 - Ken stopped by to pick up the documents.
ケンは書類を受け取るために立ち寄りました。 - Can you stop by to check the printer?
プリンターを確認するために寄ってもらえますか。 - She stopped by to drop off some food.
彼女は食べ物を届けるために寄りました。
場所と目的を両方示すこともできます。
I’ll stop by your office to return the key.
鍵を返すために、あなたのオフィスへ寄ります。
stop by・drop by・swing by・come byの違い
| 表現 | 中心の意味 | ニュアンス |
|---|---|---|
| stop by | 短時間立ち寄る | 最も分かりやすく広く使える |
| drop by | ふらっと立ち寄る | より気軽・予定外の響きが出やすい |
| swing by | さっと回って寄る | 口語的で、移動のついで感が強い |
| come by | こちらへ立ち寄る | 話し手側へ来る視点 |
| visit | 訪問する | 滞在時間や目的を限定しない |
stop byとdrop byは、多くの場面で置き換えられます。drop byの詳しい使い方は、drop byの意味とstop byとの違いで解説しています。
come byには「手に入れる」という別の意味もあります。詳しくはcome byの意味・使い方をご覧ください。
stop byとstop at・stop inの違い
- stop by the bank:銀行へちょっと立ち寄る
- stop at the bank:銀行で止まる・銀行を立ち寄り地点にする
- stop in:中へ入って少し立ち寄る
stop byは「短い訪問」、stop atは移動経路上の停止地点に焦点があります。電車やバスが駅に停車する場合はstop atを使います。
人に立ち寄る場合の語順
場所ならstop by my office / stop by Anna’s houseのように言えます。人を直接置くstop by Annaは通常使いません。
- stop by Anna’s place(アンナのところへ寄る)
- stop by to see Anna(アンナに会うために寄る)
- stop by and see Anna(寄ってアンナに会う)
しゅみすけ(大山俊輔)
仕事で使えるstop byの例文
- Please stop by my office when you have a minute.
時間があるときに私のオフィスへ寄ってください。 - I’ll stop by after the meeting.
会議のあとに寄ります。 - Could you stop by before you leave?
帰る前に寄ってもらえますか。 - I stopped by to give her the updated schedule.
更新した日程表を渡すために彼女のところへ寄りました。
上司がPlease stop by my office.と言うと、内容は軽くても少し緊張感が出る場合があります。用件を添えるならPlease stop by my office to sign the form.のように言えます。
日本人が間違えやすいポイント
stop toと混同しない
stop to get coffeeは「コーヒーを買うために動きを止める」、stop by the caféは「カフェへ立ち寄る」です。
長い正式訪問には使わない
取引先を正式に訪問する、旅行中に観光地を訪れるという場合はvisitが自然です。
寄り道=必ずdetourではない
detourは通常のルートを外れる「迂回」。店へ少し寄るだけならstop byが自然です。詳しい比較は「寄り道する」は英語で?で確認できます。
stop byが出てこなかったら?
立ち寄るという一語を探さず、go・see・for a short timeで説明できます。
- 店に立ち寄る → I went to the store on my way home.
帰宅途中に店へ行きました。 - 友人の家に少し寄る → I went to my friend’s house for a short time.
友人の家へ少しの間行きました。 - 挨拶に寄る → I went there to say hello.
挨拶するためにそこへ行きました。 - あとでオフィスへ寄る → I’ll come to your office later.
あとであなたのオフィスへ行きます。
「どこへ行った?」「何のため?」「短時間だった?」を分けて言えば、stop byが出なくても十分に伝わります。
仕事・試験で一緒に覚えたい表現は、仕事・ビジネスで使う句動詞一覧とTOEIC対策で覚えたい句動詞一覧に整理しています。
まとめ
stop byは、家・店・職場などへ短時間、気軽に立ち寄る句動詞です。場所はstop by the store / stop by my office、目的はstop by to doで示します。drop byよりわずかに中立的で、visitより短くカジュアルな訪問です。
ほかの移動・訪問に関する句動詞は、句動詞一覧436選でも確認できます。









