want outの意味は?「もう抜けたい」の使い方とwant out ofの語順・例文

want outの意味・使い方・例文|もう抜けたい・関係を終えたい

want outは、仕事・関係・契約・計画などについて、「もう抜けたい」「これ以上関わりたくない」と表すカジュアルな英語です。

I want out.だけでも使えますが、何から抜けたいのかを言うときはwant out of + 名詞の語順にします。この記事では、outの感覚、自然な例文、want to get outとの違い、quit・leave・opt outとの使い分けまで解説します。

want outの基本的な意味

want outは、現在参加している状況・組織・関係などを終え、その「外」に出たいという意思を表します。

I want out.
もう抜けたいです。/もうやめたいです。

She wants out of the deal.
彼女はその取引から手を引きたがっています。

They want out of the partnership.
彼らは提携関係を解消したがっています。

しゅみすけ(大山俊輔)

I want out. は短いぶん、意思の強さが伝わります。「少し迷っている」よりも、「もう続けたくない」という段階で使われる表現です。

なぜ「抜けたい」になる?wantとoutの感覚

wantは「欲しい・〜したい」、outは「内側から外側へ出た状態」を表します。

仕事・契約・人間関係などを一つの囲まれた状況として捉えると、want out=その状況の外へ出たいとなります。wantの後ろにto beを補って考えると、want to be outに近い感覚です。

ただし、実際の会話ではto beを入れず、want outが一つのまとまりとして自然に使われます。

want outとwant out ofの語順

I want outとwant out of+名詞の語順・使い方

I want out.:対象が分かっている

会話の流れから何をやめたいのか分かる場合は、outで文を終えられます。

This project is going nowhere. I want out.
このプロジェクトは先が見えません。私はもう抜けたいです。

want out of + 名詞:何から抜けたいかを言う

対象を明示するときは、out ofを使います。

  • want out of this job:この仕事を辞めたい
  • want out of the relationship:その関係を終わらせたい
  • want out of the contract:その契約から抜けたい
  • want out of the plan:その計画から降りたい

He wants out of his current job.
彼は今の仕事を辞めたがっています。

I want out of this agreement before it renews.
更新される前に、この契約から抜けたいです。

三人称単数はwants out

主語がhe・she・会社などの場合は、wantに-sを付けます。

Maria wants out of the arrangement.
マリアはその取り決めから抜けたがっています。

過去形はwanted out

I wanted out, but I didn’t know how to say it.
私は抜けたかったのですが、どう伝えればよいか分かりませんでした。

どのくらい強い?want outのニュアンス

want outは、単に「ちょっと変えたい」と希望する表現ではありません。現在の状況への不満や負担があり、継続せず離れる方向へ気持ちが傾いていることを伝えます。

If nothing changes, I want out.
何も変わらないなら、私は抜けたいです。

After months of arguments, she wanted out.
何か月も口論が続いた末、彼女は関係を終わらせたいと思いました。

相手との交渉中に使うと強く響くことがあります。柔らかく伝えたい場合は、I’m thinking about leaving.(辞めることを考えています)やI don’t think this is working for me.(これは自分には合っていないと思います)と言い換えられます。

場面別の自然な例文

仕事・プロジェクト

I’ve tried everything, but now I want out of this project.
できることはすべて試しましたが、今はこのプロジェクトから抜けたいです。

Two team members want out because the workload is too heavy.
仕事量が多すぎるため、チームメンバー2人が抜けたがっています。

Do you really want out, or do you just need a break?
本当に辞めたいのですか、それとも少し休みたいだけですか。

恋愛・人間関係

She realized she wanted out of the relationship.
彼女は、その関係を終わらせたいと気づきました。

If you want out, please tell me honestly.
関係を終わらせたいなら、正直に言ってください。

契約・取引

The client wants out of the contract.
クライアントはその契約を解除したがっています。

We want out of the deal unless the terms change.
条件が変わらない限り、私たちはその取引から手を引きたいと考えています。

計画・活動

I agreed at first, but now I want out.
最初は同意しましたが、今は降りたいです。

Tell us by Friday if you want out of the trip.
旅行を取りやめたいなら、金曜日までに知らせてください。

want outと似た表現の違い

want outとwant to get outの違い

want outは、ある状況から離れたいという意思を短く強く表します。want to get outは「外へ出たい」という物理的な移動にも、「状況から抜け出したい」という比喩にも使えます。

I want out of this partnership.
この提携関係を解消したいです。

I want to get out of the car.
車から降りたいです。

get out ofの幅広い用法は、get out ofの意味と使い方で解説しています。

want outとquitの違い

quitは仕事・活動・習慣などを実際に「やめる」動作です。want outは「抜けたい」という希望・意思であり、まだ実際に辞めたとは限りません。

I want out of this job.
この仕事を辞めたいです。

I quit my job yesterday.
昨日、仕事を辞めました。

want outとleaveの違い

leaveは、場所・会社・関係などを離れることを中立的に表せます。want outは、不満や切迫感を伴うことが多く、より口語的で強い表現です。

I’m planning to leave the company next month.
来月その会社を退職する予定です。

want outとopt outの違い

opt outは、制度・サービス・計画などへの参加を自分の意思で選択しない、または参加を取りやめる表現です。手続き的で比較的中立です。want outは感情や強い希望を伝えます。

You can opt out of the program at any time.
そのプログラムにはいつでも不参加を選べます。

参加・不参加の選択については、opt inとopt outの違いも参考になります。

want outとwalk outの違い

walk outは、怒り・抗議などを示して実際にその場から立ち去る行動です。want outは、状況から離れたいという気持ちを表します。

He wanted out, but he didn’t walk out of the meeting.
彼は抜けたいと思っていましたが、会議から退席はしませんでした。

walk outの語順やwalk out onとの違いは、walk outの意味と使い方で確認できます。

日本人が間違えやすいポイント

対象の前にはofが必要

× I want out this job.
○ I want out of this job.

何から抜けたいかを続ける場合は、必ずout of + 名詞にします。

want outsideとは言わない

outsideは物理的な「外側」を表すことが多く、仕事や関係から「抜けたい」ならwant outが自然です。

× I want outside of this project.
○ I want out of this project.

ビジネス文書では直接的すぎる場合がある

want outは会話では自然ですが、正式なメールや契約交渉では、withdraw from(〜から撤退する)やterminate the agreement(契約を終了する)のように対象を具体的に表すほうが適切です。

しゅみすけ(大山俊輔)

want outは短く強い表現です。相手に伝える前に、「意思をはっきり示したい場面か」「まず相談したい段階か」を考えると、表現を選びやすくなります。

すぐ出てこないときの簡単な言い換え

want outがすぐに出てこなくても、基本英語で意味を直接伝えられます。

  • I don’t want to continue.:もう続けたくありません
  • I want to leave.:離れたい・辞めたいです
  • I want to stop being part of this.:これに関わるのをやめたいです
  • I don’t want to be in this agreement anymore.:もうこの契約に加わっていたくありません

I don’t want to continue with this project.
このプロジェクトを続けたくありません。

I want to stop being part of this plan.
この計画に加わるのをやめたいです。

まとめ

want outは、仕事・関係・契約・計画などから「もう抜けたい」「これ以上関わりたくない」という強い意思を表すカジュアルな表現です。

対象が分かっていればI want out.、何から抜けたいかを言うならwant out of + 名詞を使います。quit・leaveは実際に離れる行動、opt outは中立的な参加拒否、want outは「外に出たい」という本人の気持ちが中心です。

英熟語を意味だけでなく、成り立ちやニュアンスから学びたい方は、英熟語・定型表現の一覧も活用してください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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