Write downの意味は?「書き留める」の語順とTake notesとの違い

Write down 書き留める・メモする

電話で伝えられた番号、会議で出た大事なアイデア、ふと頭に浮かんだ「これ、あとでやろう」。覚えておこうと思ったのに、数分後には消えてしまった……そんな経験はありませんか?

そんなときに活躍するのが、今回の句動詞 write down です。意味は「書き留める」「メモする」。とても基本的な表現ですが、writeとの違いや、write it downの語順まで押さえると、英会話でぐっと使いやすくなります。

先に結論!

  • write down:忘れないように、情報を文字にして残す
  • コアイメージ:頭や会話の中にある情報を、紙の上に「下ろして固定する」
  • 名詞は write down the number / write the number down の両方が可能
  • 代名詞は必ず write it downwrite down it とは言わない

Write downの意味は「書き留める・メモする」

write down は、名前、電話番号、予定、考え、指示などを「忘れないように文字で残す」という意味です。

Could you write down your phone number?
電話番号を書いてもらえますか?

I wrote down the address.
その住所を書き留めました。

Let me write that down.
それ、メモさせてください。

writeの過去形は wrote、過去分詞は written です。そのため「書き留めた」は wrote down、「書き留めてある」は have written down の形になります。

コアイメージは「情報を下ろして、見える形に固定する」

聞いた情報やアイデアをノートに書き留める女性

writeは「書く」、downは「下へ」が基本です。けれどwrite downのdownは、単に手を下へ動かすという話ではありません。

会話の中を流れている言葉や、頭に浮かんだアイデアは、そのままだと消えてしまいます。それを紙やスマートフォンのメモへ下ろし、見える形で定着させる。これがwrite downの感覚です。

「down=下」と丸暗記するより、ふわっとした情報を、逃げない場所へ着地させると考えると分かりやすいでしょう。同じdownでも、動きや量を落とす感覚はslow downcut downにもつながっています。

WriteとWrite downはどう違う?

日本語ではどちらも「書く」と訳せるため、迷いやすいところです。違いは、何に焦点を当てるかにあります。

表現 中心となる意味
write 文章を書く、手紙を書く、文字を書く write an email
write down 特定の情報を忘れないように記録する write down a number

I wrote an email to my manager.
上司にメールを書きました。

ここではメールという文章を作ることが中心なので、writeを使います。

I wrote down my manager’s instructions.
上司の指示を書き留めました。

こちらは、指示という情報を忘れないように残すことが中心です。文章の上手さや長さではなく、情報を記録する行為に目が向いています。

つまり、日記、小説、メール、レポートを書くならwrite。電話番号、名前、予定、重要なポイントを控えるならwrite downが自然です。

Write it downの語順に注意

write downは「句動詞」です。目的語が普通の名詞なら、次の2つの語順が使えます。

Write down the number.
Write the number down.
その番号を書き留めてください。

どちらも正しく、意味もほぼ同じです。一方、目的語がit、this、that、themなどの短い代名詞なら、必ずwriteとdownの間に置きます。

Write it down.
それを書き留めて。

I’ll write them down.
それらをメモしておきます。

Write down it. は不自然です。「代名詞は真ん中」と覚えておきましょう。これは句動詞の基本ルールのひとつで、turn it offやput it onなどにも共通します。

日常でよく使うWrite down

1.名前・電話番号・住所を書き留める

Please write down your name and email address.
名前とメールアドレスを書いてください。

I wrote down her phone number.
彼女の電話番号をメモしました。

受付、予約、問い合わせなどで非常によく登場します。フォームの空欄へ情報を記入することを強調したい場合は、fill inも使われます。

2.アイデアや目標を書き出す

Write down three goals for this month.
今月の目標を3つ書き出してみてください。

I always write down ideas before I forget them.
忘れる前に、いつもアイデアを書き留めます。

頭の中だけで考えていたことを文字にすると、曖昧だった気持ちや優先順位が見えやすくなります。仕事の目標だけでなく、転職、学習、恋愛について自分の希望を整理するときにも使える表現です。

3.指示や大切なポイントをメモする

I wrote down everything she told me.
彼女が教えてくれたことを全部書き留めました。

Could you write down the instructions for me?
その手順を書いておいてもらえますか?

口頭の説明が長いときは、あとから確認できる形にしておくと安心です。英語で聞き取れなかったときも、Could you write that down? と頼めば、スペルや数字を目で確認できます。

Take notes・Note down・Jot downとの違い

「メモする」に近い英語はいくつかあります。場面ごとの違いを整理しておきましょう。

表現 ニュアンス 向いている場面
write down 特定の情報を書き留める 番号、名前、予定、アイデア
take notes 話を聞きながら要点をノートに取る 授業、会議、講演
note down 情報を控える。やや簡潔で、イギリス英語でもよく見られる 連絡先、要点
jot down さっと手短に書きつける 思いつき、短いメモ

She took notes during the meeting.
彼女は会議中にメモを取りました。

会議全体を通して要点を取るならtake notesです。一方、会議中に出たひとつの締切日を控えるなら、She wrote down the deadline. がぴったりです。

Let me jot down your number.
電話番号をさっと控えさせてください。

jot downには「急いで、簡単に」という軽やかさがあります。迷ったときは、最も広く使えるwrite downを選べば問題ありません。

仕事で使えるWrite downのフレーズ

Could you write that down for me?
それを書いていただけますか?

電話やオンライン会議で、名前や専門用語のスペルに自信がないときに便利です。丁寧に頼みたいならCould youを使いましょう。

Let me write it down before I forget.
忘れる前にメモさせてください。

会話を少し止めてメモしたいときの自然な一言です。before I forgetを添えると、なぜ今書くのかも伝わります。

I’ve written down the main points.
要点は書き留めました。

会議の確認や引き継ぎで使えます。現在完了形にすると、「書き留めて、今その記録が手元にある」という状態まで伝わります。

Can you write down what we decided?
私たちが決めたことを書き留めてくれる?

口頭の合意は後で認識がずれることもあります。決定事項を文字にしておく、という実務的な場面にもwrite downはよく合います。

恋愛や人間関係にも使えるWrite down

write downは事務的な情報だけに使う表現ではありません。気持ちや相手について気づいたことを残すときにも使えます。

I wrote down how I felt after our date.
デートのあと、自分がどう感じたかを書き留めました。

Write down what you appreciate about your partner.
パートナーのどんなところに感謝しているか、書き出してみて。

感情は頭の中だけで考えていると絡まりがちです。書き出すことで、「相手に何を望んでいるのか」「本当は何がうれしかったのか」が見えることがあります。write downは、情報だけでなく心の中のものを見える形にする言葉でもあるのです。

Write downを会話で使うミニ練習

A: Here’s my new phone number.
これが新しい電話番号だよ。

B: Wait a second. Let me write it down.
ちょっと待って。メモさせて。

A: What should we prepare for the meeting?
会議には何を準備すればいいですか?

B: I’ll tell you now, so please write it down.
今伝えるので、書き留めてください。

A: I have an idea for the project.
プロジェクトのアイデアがあるんです。

B: Great! Write it down before you forget.
いいね!忘れる前に書いておいて。

声に出すときは、write DOWNのようにdownを少し強く発音すると、句動詞らしいリズムになります。まずは「Let me write it down.」をひとかたまりで練習してみてください。

まとめ:消えてしまう前にWrite it down!

write downは「書き留める」「メモする」。コアにあるのは、会話や頭の中を漂う情報を、文字として下ろして定着させるイメージです。

  • writeは広く「書く」、write downは「忘れないように情報を残す」
  • 電話番号、名前、目標、アイデア、指示などに使える
  • 名詞はwrite down the number / write the number downの両方が可能
  • 代名詞は必ずwrite it down
  • 会議全体のノートならtake notes、さっと走り書きするならjot down

新しい英語表現に出会ったら、覚えておこうとするだけで終わらせず、ノートやスマートフォンに一度書いてみましょう。Write it down! と自分に声をかけるところから、この句動詞はすぐに身につきます。

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