workを使った句動詞一覧|意味・使い方・語順と熟語の違いを例文解説

workを使った句動詞一覧の意味・使い方・語順

workを使った句動詞は、「働く」だけではありません。問題を解決する、計画に取り組む、困難を順に乗り越える、目標へ進む、運動で消費するなど、日常会話と仕事の両方で非常によく使われます。

先に結論を言うと、workの中心にあるのは「力をかけて、対象を動かし、結果へ近づける」という感覚です。そこへout・on・throughなどが方向や結果を加えると、work out「努力して答えを外へ出す=解決する」、work through「途中の段階を一つずつ通り抜ける=順に処理する」のように意味が生まれます。

この記事では、work句動詞を頻出度・意味・場面別に整理し、語順、似た表現との違い、自然な例文までまとめます。専門記事がある表現は、「句動詞+の意味・使い方」というリンクから詳しい解説へ進めます。

まず覚えたいwork句動詞10選

句動詞 まず覚えたい意味 短い例文
work out 解決する・うまくいく・運動する We can work it out.
私たちなら解決できます。
work on ~に取り組む・改善する I’m working on the report.
報告書に取り組んでいます。
work through 順に処理する・乗り越える Let’s work through the list.
一覧を順に確認しましょう。
work around 問題を回避して進める We found a way to work around it.
それを回避する方法を見つけました。
work at 上達・改善のため努力する She is working at her English.
彼女は英語の上達に励んでいます。
work up 感情・食欲などを徐々に高める I worked up the courage to call him.
彼に電話する勇気を奮い起こしました。
work off 運動で消費する・働いて返す I’ll work off those calories.
そのカロリーを運動で消費します。
work towards 目標の実現へ取り組む We’re working towards an agreement.
合意に向けて取り組んでいます。
work against ~に不利に働く・反対して動く Time is working against us.
時間が私たちに不利に働いています。
work with ~と一緒に働く・~を使って扱う I work with clients overseas.
海外の顧客と仕事をしています。

しゅみすけ(大山俊輔)

最初から全部を暗記する必要はありません。まずはwork out・work on・work throughの3つを、「結果」「接触・継続」「通過」という方向と一緒に覚えると、ほかの表現も整理しやすくなります。

workのコアイメージは「力をかけて結果へ進める」

workを「働く」とだけ覚えると、work outやwork upの意味が突然変わったように見えます。しかしworkには、人や仕組みが働きかける・機能する・効果を生むという広い感覚があります。

  • 人が力をかける:課題、能力、関係などを少しずつ動かす
  • 物や方法が機能する:計画や装置が期待する結果を生む
  • パーティクルが方向を加える:outなら結果が外へ、throughなら過程を通り抜ける

workにout・on・through・around・up・towardsを組み合わせた意味の図解

work+パーティクルで意味をつかむ

組み合わせ 方向のイメージ 代表的な意味
work+out 努力の結果が外へ現れる 解決する、計算する、うまくいく、運動する
work+on 対象に接触した状態を続ける 取り組む、改善する、説得を続ける
work+through 過程の中を端から端まで通る 順に処理する、問題や感情を乗り越える
work+around 障害の周囲を回って先へ進む 回避策を使う、予定に合わせて調整する
work+at 一点へ努力を向ける 技能や関係の改善に励む
work+up 下から上へ徐々に高める 勇気・食欲・興奮などを起こす
work+off 努力によって離してなくす カロリーを消費する、借金を働いて返す
work+towards 目標の方向へ進む 合意・資格・目標の実現へ取り組む
work+against 反対方向へ作用する 不利に働く、反対して活動する

work句動詞一覧|意味・使い方から個別記事へ

以下は、b-cafe.netで公開済みの専門記事を確認できたwork句動詞です。リンク先では意味の仕組み、語順、例文、類似表現との違いを詳しく解説しています。

句動詞 主な意味 よく使う場面 個別解説
work around 問題・制約を回避する 仕事・IT・予定調整 work aroundの意味・使い方
work at 上達や改善のため努力する 学習・能力・人間関係 work atの意味・使い方
work through 順に処理する・乗り越える 課題・手順・感情 work throughの意味・使い方
work up 勇気・食欲などを徐々に高める 感情・健康・準備 work upの意味・使い方
work against 不利に働く・反対して動く 計画・交渉・社会活動 work againstの意味・使い方
work off 運動で消費する・働いて返す 健康・食事・借金 work offの意味・使い方
work towards 目標に向けて取り組む 仕事・学習・交渉 work towardsの意味・使い方

work outの意味と使い方

work outは最重要表現です。主な意味は、①問題を解決する、②答えを計算する、③計画などがうまくいく、④運動する、⑤人間関係などがよい結果になる、です。

  • We need to work out a solution.(解決策を考え出す必要があります)
  • I can’t work out this total.(この合計を計算できません)
  • Everything worked out well.(すべてうまくいきました)
  • She works out three times a week.(彼女は週3回運動します)

「問題を解決する」用法は分離可能です。目的語が代名詞なら、work it outの語順にします。自動詞の「うまくいく」「運動する」には目的語がありません。

work onの意味と使い方

work onは、仕事・文章・能力・問題などに継続して取り組む表現です。「今まさに作業中」「まだ完成していないが改善している」という途中経過が伝わります。

  • I’m working on a new project.(新しい企画に取り組んでいます)
  • You need to work on your pronunciation.(発音を改善する必要があります)
  • I’ll work on him and see if he changes his mind.(彼を説得して、考えが変わるか見てみます)

work onは通常、work on+目的語のまとまりを分けません。代名詞でもwork on itであり、work it onとはしません。

意味・場面別にwork句動詞を選ぶ

問題を解決・処理したい

work outは答えや解決策を出すこと、work throughは複数の段階を順番に処理すること、work aroundは障害そのものを取り除かず、迂回して先へ進むことです。

仕事・勉強を前へ進めたい

work onは特定の課題に取り組む、work atは能力や関係を改善するため努力を重ねる、work towardsは明確な目標の方向へ進む、という違いがあります。

感情・体・負担を変えたい

work upは勇気や食欲を徐々に高めます。反対にwork offは、カロリー、ストレス、借金などを努力によって減らします。

状況の作用を説明したい

work againstは「時間・規則・条件が不利に作用する」と言うときに便利です。人が主語なら「~に反対して活動する」の意味にもなります。

似たwork句動詞・単語の違い

比較 違い
work out / work through work outは解決・結果に焦点。work throughは過程を一段ずつ進めることに焦点。
work on / work at work onは具体的な課題への作業。work atは能力や関係の改善へ継続的に努力する響き。
work around / get around work aroundは実務的な回避策を作る。get aroundは規則回避のほか、移動や情報の拡散にも使う。
work off / burn off どちらもカロリーを消費できる。work offは借金・ストレスなどにも広がり、努力の過程を感じさせる。
work up / build up work upは努力して感情・食欲などを起こす。build upは量・強さが徐々に蓄積する意味が広い。
work towards / aim for work towardsは実際の継続行動、aim forは目標として狙うことに焦点。
work against / go against work againstは不利な作用。go againstは規則・意見・期待に反すること。
work out / pan out work outは人が解決する意味もある。pan outは計画・状況が最終的にどうなるかを表す。

計画の結果を比べたい方は、pan outの意味・使い方も参考にしてください。

work句動詞の語順と文法

分離できるwork out・work off・work up

目的語をworkとパーティクルの間に置ける用法があります。名詞は両方の語順が可能な場合がありますが、代名詞は原則として間に置きます。

  • work out the problem / work the problem out
  • work it out(○) / work out it(×)
  • work off the stress / work the stress off
  • work it off(○)
  • work up the courage / work the courage up

分離しないwork on・work at・work through

前置詞の後ろに目的語を置く型は、間へ移動させません。

  • work on the plan / work on it
  • work at the relationship / work at it
  • work through the issue / work through it
  • work towards the goal / work towards it
  • work against the proposal / work against it

自動詞のwork out

「うまくいく」「運動する」では目的語を取りません。Everything worked out. や I work out every morning. のように使います。どの意味かは、主語と文脈で判断できます。

しゅみすけ(大山俊輔)

代名詞の位置で迷ったら、まず「間に入るwork it out」と「後ろに残るwork on it」をセットで声に出してみてください。この2つが語順の基準になります。

しゅみすけ式|句動詞が出てこなければ簡単な英語にする

句動詞を忘れても、難しい一語に置き換える必要はありません。何をどうしたいのかを、中学英語の短い文に分解すれば十分に伝わります。

言いたい句動詞 簡単な言い換え
work it out(解決する) Let’s find an answer.(答えを見つけましょう)
work out(うまくいく) It ended well.(よい結果になりました)
work on(取り組む) I’m doing it now.(今それをやっています)
work through(順に処理する) Let’s do each step one by one.(一段階ずつ進めましょう)
work around(回避する) We can use another way.(別の方法を使えます)
work up the courage I tried to become brave enough to do it.(できるだけの勇気を出そうとしました)
work off the calories I’ll exercise after eating.(食後に運動します)
work towards a goal We are taking steps to reach the goal.(目標達成のため一歩ずつ進んでいます)

work句動詞のおすすめ学習順

  1. work out・work on:日常と仕事で最優先
  2. work through・work around:問題解決の方法を言い分ける
  3. work at・work towards:努力の対象と目標を表す
  4. work up・work off:感情や体の変化を表す
  5. work against:条件や状況の作用を説明する

例文を一文だけ暗記するより、「work=力をかける」「out=結果が外へ」「through=過程を通り抜ける」のように組み合わせて考えるほうが、知らない用法にも対応しやすくなります。

関連する句動詞一覧

まとめ

work句動詞の中心は、単なる「働く」ではなく、力をかけて対象を動かし、結果へ進めることです。まずはwork out「解決する・うまくいく」、work on「取り組む」、work through「順に処理する」を覚えましょう。

その後に、障害を回るwork around、目標へ進むwork towards、努力で減らすwork offなどを、パーティクルの方向と結びつけて増やすと体系的に理解できます。句動詞が出てこないときは、find an answerやdo each step one by oneのような簡単な文で目的を直接伝えれば大丈夫です。

workそのものの感覚を確認:workのコアイメージと基本的な使い方を押さえると、work out・work onなどを「機能して結果が出る」感覚から理解できます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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