
海外ドラマやSNSでよく聞く weird。「変な」と訳されることが多い単語ですが、実際には「予想していた普通の形からズレていて、ん?と違和感がある」という感覚を表します。
That’s weird. は、怖いものを見たときだけでなく、いつも来るメールが来ない、飲み物の味が普段と違う、偶然が重なった――そんな小さな「なんか変」にも使える便利なひと言です。
先に結論
- weird=普通のパターンからズレていて「妙だ・違和感がある」
- That’s weird.=「それ変だね/妙だね」
- You’re weird. は相手を「変な人」と評価するため、関係によっては失礼
- strange は広く「普通と違う」、odd は軽い「ちょっと変」、creepy は「不気味」
Contents
weirdの意味とコアイメージ
weird は形容詞で、「変な」「奇妙な」「妙な」「違和感がある」という意味です。コアイメージは、自分が予想していた“普通”の線から少し外れていること。
そのズレをおもしろいと感じるか、不審に思うか、不快に感じるかは文脈で変わります。そのため、日本語の「変な」だけで覚えるより、話し手が「ん?いつもと違う」と反応している単語だと捉えると使いやすくなります。
- a weird dream:妙な夢
- a weird noise:変な音
- a weird smell:変なにおい
- a weird question:妙な質問
- a weird feeling:変な感じ・違和感
weirdは形容詞なので、a weird person のように名詞の前、または This is weird. のようにbe動詞の後へ置けます。形容詞の置き場所を土台から整理したい方は、be-rizeの英語の形容詞はどこに置く?も参考になります。
weirdの発音は?
発音記号は主に /wɪrd/。カタカナなら「ウィアド」より、「ウィ(ァ)ド」を一息で言う感覚です。つづりに ei があるため「ウェイアード」と読みたくなりますが、1音節で短く発音します。
weird idea なら、weird の最後の d と idea をなめらかにつなげると自然です。まずは That’s weird. を丸ごと何度か口に出してみましょう。
That’s weird.の意味と使い方
That’s weird. は会話で非常によく使われ、「それ変だね」「妙だね」「おかしいな」という反応です。人ではなく、今聞いた話や起きた出来事を that で受けています。
A: My phone turned off, but the battery was full.
B: That’s weird.
A:充電満タンだったのに、スマホの電源が落ちた。
B:それ変だね。
A: She hasn’t replied all day.
B: That’s weird. She usually replies right away.
A:彼女、一日中返信がないんだ。
B:妙だね。いつもすぐ返すのに。
so weird は「めっちゃ変」、really weird は「本当に変」。強く言い切りたくないときは kind of weird や a little weird で「ちょっと変」にできます。
I feel weird.とIt feels weird.の違い
よく似ていますが、焦点が少し違います。
- I feel weird.:自分の体調や気分が何となく変
- It feels weird.:その状況・行動がしっくりこない
I feel weird after drinking that coffee.
あのコーヒーを飲んでから、なんだか調子が変です。
It feels weird to call my teacher by her first name.
先生を下の名前で呼ぶのは変な感じがします。
I feel weird. は深刻な病状を具体的に伝える表現ではありません。体調について正確に伝える必要がある場面では、I feel dizzy.(めまいがする)など症状を具体的に言いましょう。
weird・strange・odd・creepyの違い

weird:妙で違和感がある
日常会話でよく使われ、普通のパターンからズレたものへの率直な反応です。おもしろい変さにも、不審な変さにも使えます。
This tastes weird.
これ、変な味がする。
strange:普通と違う・見慣れない
strange は意味の幅が広く、weirdよりやや客観的・説明的に響くことがあります。「知らない、見慣れない」という意味もあり、a strange place なら「見知らぬ場所」です。
I heard a strange noise outside.
外で妙な音が聞こえた。
odd:ちょっと変・不自然
odd は「少し変わっている」「いつもと合わない」という軽めの違和感によく使います。イギリス英語でもよく聞かれます。なお、数字では「奇数」という別の意味があります。
It’s odd that he left so early.
彼がそんなに早く帰ったのは妙だね。
creepy:不気味でゾッとする
creepy は、ただ変なのではなく、恐怖や生理的な不快感を起こす「不気味」です。知らない人にじっと見られたときや、暗い場所の気味悪さなどに使います。
That empty house is creepy at night.
あの空き家は夜になると不気味だ。
You’re weird.は失礼?
You’re weird. は直訳すると「あなたって変」。仲のよい友達同士なら、笑いながら「変わってるね(笑)」と好意的に使うこともあります。しかし、声の調子や関係性によっては「おかしな人」「気持ち悪い人」と人格を否定するように聞こえます。
特に、まだ親しくない相手や仕事相手には避けるのが安全です。個性的な発想をほめたいなら、次の表現が自然です。
- That’s interesting.:それ、おもしろいね
- That’s unusual.:珍しいね
- That’s different.:一味違うね
- That’s creative.:独創的だね
人ではなく出来事を主語にして That’s weird. と言えば、相手そのものを評価する響きは弱くなります。
weirdo・weirded out・weirdlyも覚えよう
weirdoは「変な人」
weirdo は名詞で「変人」「変なやつ」。友達同士で冗談として使われることもありますが、基本的には失礼になり得る呼び方です。相手との距離感が分からないなら使わない方がよいでしょう。
Some weirdo kept staring at me.
変な人がずっと私を見ていた。
weirded outは「気味悪く感じた」
be weirded out はカジュアルな表現で、「変な感じがして不快になる」「引いてしまう」という意味です。
I was weirded out by his message.
彼のメッセージにちょっと引いた。
That story weirded me out.
その話、なんだか気味が悪かった。
weirdlyは副詞
weirdly は「妙に」「変なふうに」。形容詞weirdが名詞の様子を説明するのに対し、weirdlyは動作や文全体に情報を足します。
Weirdly, I wasn’t nervous.
不思議なことに、私は緊張しなかった。
形容詞と副詞の役割を詳しく比べたい方は、be-rizeの形容詞と副詞の見分け方もどうぞ。
比較級weirder・最上級weirdestの使い方
比較級は weirder(より変な)、最上級は weirdest(最も変な)です。
This is getting weirder.
だんだん話がおかしくなってきた。
That’s the weirdest dream I’ve ever had.
今まで見た中で一番変な夢だ。
会話では more weird より weirder が一般的です。
会話で使えるweirdの例文
- Something weird happened today.
今日、変なことが起きた。 - Is it weird to eat this for breakfast?
これを朝食に食べるのって変かな? - Don’t make it weird.
変な空気にしないで。 - That was a weird conversation.
妙な会話だったね。 - I had a weird feeling about it.
それには嫌な予感がした。 - It’s weird, but I kind of like it.
変なんだけど、ちょっと好き。
まとめ:weirdは「普通からズレた違和感」
weird は、単に悪い意味の「変」ではなく、予想していた普通からズレて「ん?」と感じる様子を表します。まずは出来事に対する That’s weird.、自分の感覚を表す It feels weird. から使ってみましょう。
人に向かって You’re weird. と言うと失礼になり得ます。褒めたいときは interesting や creative に言い換える。この距離感まで押さえれば、辞書の「奇妙な」よりずっと自然に使えます。










