
presume A (to be) B は、「AをBだと推定する」「AはBだと考える」という意味です。
ただの思いつきで決めつけるのではなく、状況・常識・これまでに分かっている事実をもとに、「おそらくそうだろう」と判断する感覚があります。ニュースや法律で見かける be presumed innocent(無罪と推定される)も、この表現の大切な使い方です。
しゅみすけ(大山俊輔)
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presume A (to be) Bの意味と形
基本の形は次のとおりです。
presume + A + (to be) + B
= AをBだと推定する・みなす
Aには判断の対象、BにはAについての判断が入ります。「A=Bだと考える」という関係です。
I presumed him to be the manager.
私は彼がマネージャーだと思っていました。
We presumed the information to be accurate.
私たちはその情報が正確だと考えました。
to be は、名詞や形容詞の前で省略されることがあります。
They presumed him innocent.
彼らは彼を無実だと推定しました。
ただし、能動態の presume A (to be) B はやや硬い響きがあります。日常会話なら、I presumed that he was the manager. のように presume that 主語+動詞 を使うほうが自然な場面も多くあります。
この「A=B」の捉え方は、be-rize.comの第5文型SVOCの解説も参考になります。
presumeの核は「根拠のある見込み」
presume には、完全な証拠はないものの、状況や一般的な期待から判断するニュアンスがあります。
I presumed she wanted some space, so I didn’t call.
彼女は少し一人になりたいのだろうと思い、電話しませんでした。
この例では、話し手は彼女の態度や状況から判断しています。ただし本人に確認したわけではないので、その判断が正しいとは限りません。
presume は think より硬く、guess よりも「そう考える理由がある」という響きが出やすい単語です。
よく使う3つのパターン
1. presume that …「〜だろうと思う」
仕事の確認や、状況からの判断を述べるときに使えます。
I presume that everyone has received the email.
皆さん、そのメールは受け取っていると思います。
We can presume that the store will be busy this weekend.
今週末、その店は混むと考えてよいでしょう。
I presume … は丁寧ではありますが、少し改まった言い方です。気軽な会話なら I think … や I assume … が自然なこともあります。
2. …, I presume?「〜ですよね?」
自分の予想を、相手にやや丁寧に確認する言い方です。
You’re Mr. Lee, I presume?
リーさんでいらっしゃいますよね?
You’re here for the conference, I presume?
会議でこちらにいらしたのですよね?
現代の日常会話ではやや格式ばった響きがあるため、くだけた場面なら Are you Mr. Lee? のように直接尋ねれば十分です。
3. be presumed to be …「〜だと推定される」
presume は受け身で非常によく使われます。誰が判断したかよりも、「一般にそう判断されている」という結果を伝えたいからです。
A suspect must be presumed innocent until proven guilty.
容疑者は、有罪が証明されるまでは無罪と推定されなければなりません。
The missing hikers are presumed to be alive.
行方不明のハイカーたちは生存していると推定されています。
The painting is presumed to date from the 18th century.
その絵は18世紀のものと推定されています。
形容詞の前では to be が省略され、be presumed innocent や be presumed dead のようになることもあります。受け身そのものを復習したい場合は、be-rize.comの英語の受動態の解説も役立ちます。
presumeとassumeの違い

どちらも「〜だと思う」「〜と仮定する」と訳せるため、実際の使い方には重なりがあります。ただ、意識すると分かりやすい違いは次のとおりです。
- assume:話を進めるため、ひとまず事実として置く
- presume:状況・確率・常識などから、おそらくそうだと判断する
Let’s assume the train arrives on time.
電車が時間どおりに着くと仮定しましょう。
I presume he’s already at the station.
彼はもう駅にいるだろうと思います。
前者は計画のための仮定です。後者は、出発時刻などの事情から下した見込みです。ただし境界は絶対ではなく、特に会話では assume のほうが広く使われます。
suppose・thinkとの違い
- think:「思う」を広く表す、最も使いやすい言葉
- suppose:控えめな意見や、確信の弱い推測に使いやすい
- presume:何らかの事情を踏まえた判断。ややフォーマル
I think Maya is at home.
マヤは家にいると思います。
I suppose Maya is at home.
マヤは家にいるんじゃないでしょうか。
I presume Maya is at home because her car is outside.
車が外にあるので、マヤは家にいるだろうと思います。
presume to doは別の意味
presume A to be B と presume to do は混同しないようにしましょう。
presume to do は、「出過ぎたことに〜する」「勝手に〜する」という意味です。権限や立場を越えた行為を、批判的または遠慮がちに表します。
I wouldn’t presume to tell you how to run your business.
あなたに事業のやり方を指図するつもりはありません。
ここでの to tell は「Bだとみなす」の to be ではなく、presumeの後に続く行為です。
日本人が間違えやすいポイント
presume A as Bとはしない
「AをBとみなす」につられて presume A as B としないようにしましょう。基本は presume A (to be) B です。
presumeは「確定する」ではない
presumeは判断を表しますが、証明を表す言葉ではありません。後から事実と違うことが分かる可能性もあります。
I presumed the door was locked, but I was wrong.
ドアには鍵がかかっていると思い込んでいましたが、間違っていました。
日常会話で無理に使わない
presumeは便利ですが、場面によっては堅く聞こえます。友人との会話で単に「〜だと思う」と言いたいなら、think で自然に伝わります。
しゅみすけ(大山俊輔)
中学英語で簡単に言い換えるなら
presumeを思い出せないときは、次の表現が使えます。
- I think he is the manager.(彼がマネージャーだと思います)
- We believe she is safe.(私たちは彼女が無事だと思っています)
- It is likely that the shop is closed.(その店は閉まっている可能性が高いです)
正確なニュアンスは少し変わっても、まずは think や believe で伝えることを優先しましょう。
関連する英語表現
- assume:仮定する、当然だと思う
- suppose:〜だと思う、仮に〜とする
- infer:情報から推論する
- take A to be B:AをBだと思う
- be regarded as:〜と見なされる
ほかの表現も体系的に学びたい方は、英熟語・定型表現の総合ガイドをご覧ください。
まとめ
presume A (to be) B は「AをBだと推定する」という意味です。状況や常識などを根拠に、「おそらくそうだろう」と判断するニュアンスがあります。
能動態はやや硬めですが、be presumed to be … はニュース・法律・学術的な文章でよく使われます。また、presume to do は「出過ぎたことに〜する」という別の形です。
presume が難しいと感じたら、まずは I think … や We believe … で伝えて構いません。そのうえで、根拠のある見込みを少しフォーマルに表したいときにpresumeを使ってみましょう。








