「嘲笑する」は英語で?make fun of・laugh at・mock・ridiculeの違いと簡単な言い換え

「嘲笑する」は英語で?を解説する英語学習記事のアイキャッチ

「嘲笑する」は英語で、日常会話なら make fun of がよく使われます。ただし、「相手を見て笑う」「まねをしてばかにする」「人や意見を笑いものにする」では、自然な英語が変わります。

人をからかって笑いものにするなら make fun of、相手や失敗を見て笑うなら laugh at、口調や動作をまねしてばかにするなら mock、人や考えを愚かに見せて嘲笑するなら ridicule が中心です。

「嘲笑する」を表す主な英語表現

英語 中心的な意味 使う場面 代表例文
make fun of 人をからかい、笑いものにする 日常会話、学校、職場、人間関係 They made fun of his accent.
laugh at 人・失敗・発言を見聞きして笑う 実際に笑った反応を伝える Everyone laughed at my mistake.
mock まねや言葉でばかにする 口調・しぐさ・意見を嘲る He mocked the way I spoke.
ridicule 愚か・ばかげているように扱う 公の批判、文章、報道、強い非難 The proposal was ridiculed online.

日常会話で一番自然なのはmake fun of

会話で「からかわれた」「みんなに笑いものにされた」と言うなら、まず make fun of が自然です。「嘲笑する」という日本語ほど硬くなく、軽いからかいにも、傷つけるようなからかいにも使えます。どちらなのかは状況や言い方で決まります。

They made fun of my new haircut.
みんなが私の新しい髪型をからかいました。

Don’t make fun of people for making mistakes.
失敗した人を笑いものにしてはいけません。

一方、実際に声を出して笑ったことを中心に伝えるなら laugh at が合います。

She laughed at me when I mispronounced the word.
私がその単語を発音し間違えたとき、彼女は私を笑いました。

しゅみすけ(大山俊輔)

「嘲笑する」という難しい日本語から英語一語を探すより、相手が何をしたのかを見ましょう。冗談にしたのか、声を出して笑ったのか、まねをしたのかで、自然な英語が決まります。

日本語の「嘲笑する」と英語の意味のズレ

日本語の「嘲笑する」は、相手を見下し、ばかにして笑うという硬く強い言葉です。しかし英語では、「笑う」という動作と「相手を愚かに見せる」という意図が別々の表現になります。

  • 冗談や言葉で笑いものにする:make fun of
  • 相手を見て実際に笑う:laugh at
  • 口調・動作・考えをまねたり、あざけったりする:mock
  • 人や意見を公然とばかげたものとして扱う:ridicule

そのため、「彼を嘲笑した」を機械的に一語へ置き換えるのではなく、「何をして彼を笑いものにしたのか」まで考えることが大切です。

make fun of・laugh at・mock・ridiculeの違いを示すイラスト

make fun ofの使い方と語順

make fun of+人・物事 の語順です。ofを落とさず、対象を後ろに置きます。

Some people made fun of his idea.
彼の考えを笑いものにする人もいました。

I was made fun of at school.
私は学校でからかわれました。

受け身では be made fun of となり、ofは文末に残ります。詳しいニュアンスは、make fun ofの意味とtease・laugh at・mockとの違いでも解説しています。

laugh atの使い方と語順

laugh at+人・物事 で、「〜を見て笑う」「〜を笑いものにする」です。laughは自動詞なので、対象の前に at が必要です。

Why are you laughing at me?
どうして私のことを笑っているのですか。

We laughed at the joke.
私たちはその冗談を聞いて笑いました。

laugh at a joke は通常、誰かを嘲笑する意味ではありません。対象が人や失敗で、悪意が感じられるときに「嘲笑する」に近づきます。laugh at・laugh with・smile atの違いも参考にしてください。

mockの使い方と語順

mock+人・言動・考え のように、目的語を直接続けます。前置詞は不要です。相手の話し方や動きをまねて笑う場合にもよく使われます。

He mocked my accent.
彼は私のアクセントをばかにしました。

She mocked the way her boss spoke.
彼女は上司の話し方をまねしてあざけりました。

They mocked the suggestion as unrealistic.
彼らはその提案を非現実的だとあざ笑いました。

mock A as B なら、「AをBだとして嘲る」と表せます。

ridiculeの使い方と語順

ridicule+人・考え・提案 で、「愚かに見えるように笑いものにする」という強い表現です。日常会話の軽いからかいよりも、公の場や文章での強い嘲笑に向いています。

The media ridiculed his proposal.
メディアは彼の提案を嘲笑しました。

She was ridiculed for asking a simple question.
彼女は簡単な質問をしたことで笑いものにされました。

ridicule someone for doing で、「〜したことで人を嘲笑する」と理由を示せます。

場面別:「嘲笑する」の英語例文

独り言・英語日記

I felt hurt when they laughed at me.
笑われて傷つきました。

I shouldn’t have made fun of his mistake.
彼の失敗をからかうべきではありませんでした。

I don’t want to mock people just to get a laugh.
笑いを取るためだけに人をばかにしたくありません。

日常会話

Are you making fun of me?
私のことをからかっているのですか。

We were laughing with you, not at you.
あなたを笑いものにしたのではなく、一緒に笑っていたのです。

Please don’t mock the way she talks.
彼女の話し方をまねしてばかにしないでください。

仕事・公の場

He ridiculed my idea in front of the whole team.
彼はチーム全員の前で私の考えを笑いものにしました。

No one should be mocked for asking a question.
質問したことで、誰もばかにされるべきではありません。

The comment made fun of a customer’s accent.
その発言はお客様のアクセントをからかうものでした。

似た表現との違い

teaseとの違い

tease は「からかう」で、親しい人同士の軽い冗談にも、相手を傷つけるからかいにも使えます。make fun ofは、相手の特徴や失敗を笑いの対象にする点がよりはっきりしています。

I’m just teasing you.
ちょっとからかっているだけです。

put downとの違い

put someone down は、人をけなして自信や価値を下げる表現です。必ずしも笑うとは限りません。詳しくは、put downの「けなす」という使い方で確認できます。

軽蔑するとの違い

「軽蔑する」は相手を価値の低い存在だと見る感情・態度が中心で、実際に笑う行為は必要ありません。despiselook down on との違いは、「軽蔑する」は英語で?で解説しています。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

make fun ofやridiculeが出てこなくても、「誰が何を言ったのか」「周りがどう反応したのか」「相手がどう感じたのか」に分ければ、基本語で伝えられます。

言いたいこと 基本語での言い換え
みんなが私を嘲笑しました They laughed at me. I felt bad.
彼は私の発音を嘲笑しました He copied the way I spoke and laughed.
彼女は私の考えを笑いものにしました She said my idea was stupid. Everyone laughed.
ネット上でその提案が嘲笑されました Many people online said the idea was silly.
人の失敗を嘲笑してはいけません Don’t laugh when someone makes a mistake.

たとえば He ridiculed my idea. が出てこなくても、He said my idea was stupid. Everyone laughed. と言えば、何が起きたかが具体的に伝わります。

しゅみすけ(大山俊輔)

難しい単語を思い出そうとして止まるより、「言った」「笑った」「傷ついた」のような基本語に分けましょう。短い文を重ねるほうが、状況まで正確に伝えられることがあります。

よくある間違い

make fun ofのofを落とさない

× They made fun me.
○ They made fun of me.

laughの後ろに対象を直接置かない

× They laughed me.
○ They laughed at me.

mockとridiculeには前置詞を入れない

× He mocked at my accent.
○ He mocked my accent.

× They ridiculed at the idea.
○ They ridiculed the idea.

laugh withとlaugh atを混同しない

laugh with someone は「人と一緒に笑う」、laugh at someone は「人を見て笑う」です。前置詞によって、人間関係の見え方まで変わります。

FAQ

「人を嘲笑する」は英語で何と言いますか?

日常会話では make fun of someone が自然です。実際に人を見て笑うなら laugh at someone、まねをしてばかにするなら mock someone を使います。

mockとmake fun ofの違いは何ですか?

make fun ofは、冗談や言葉で相手を笑いものにする広い表現です。mockは、相手の口調や動作をまねしたり、意見をあざけったりする意味がより強く出ます。

ridiculeは日常会話でも使えますか?

使えますが、make fun ofより硬く強い表現です。人や考えを公然と愚かに見せるような、深刻な嘲笑に向いています。

「陰で嘲笑する」は英語で何と言いますか?

make fun of someone behind their backlaugh at someone behind their back と言えます。基本語なら They laughed about him when he wasn’t there. と説明できます。

「嘲笑される」は英語で何と言いますか?

be made fun ofbe laughed atbe mockedbe ridiculed を状況に応じて使います。日常的な「からかわれる」なら be made fun of が自然です。

まとめ

「嘲笑する」は、日常的に人を笑いものにするなら make fun of、実際に笑うなら laugh at、まねや言葉であざけるなら mock、人や意見を愚かに見せる強い表現なら ridicule を使い分けます。

表現が出てこないときは、He copied the way I spoke and laughed.She said my idea was stupid. Everyone laughed. のように、「何をしたか」「何を言ったか」「どう反応したか」へ分解すれば、知っている英語だけでも十分に伝えられます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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