「発表する」は英語で?present・announce・release・shareの違いと簡単な言い換え

「発表する」は英語で?present・announce・release・shareの違い

「発表する」は英語で、人前で内容を説明するなら present、結果や決定を知らせるなら announce、製品・報告書・情報を公開するなら release が代表的です。身近な相手に考えや成果を伝えるだけなら、基本語の share も自然です。

日本語では「研究を発表する」「結果を発表する」「新曲を発表する」のすべてに「発表する」を使えます。しかし英語では、聞き手の前で説明したのか、ニュースとして知らせたのか、世の中で利用できる状態にしたのかによって動詞が変わります。

「発表する」の主な英語表現を比較

英語 中心的な意味 使う場面 代表例文
present 人前で説明・提示する 授業・会議・研究発表 I presented my idea.
announce 正式に知らせる 結果・決定・予定 They announced the results.
release 公に利用可能にする 製品・作品・報告書 The company released a new app.
share 人に伝える・共有する 意見・成果・近況 She shared her findings.

一番自然な表現は?

学校で調べた内容をクラスの前で発表するなら present、会社が人事や業績を正式に発表するなら announce が自然です。新製品・映画・調査報告書などを世に出す場合は release を使います。

一方、会議で自分の考えを短く伝えたり、仲間に成果を見せたりする場合は、share が会話的で柔らかい選択です。

しゅみすけ(大山俊輔)

日本語の「発表する」から考えるのではなく、「人前で説明した」「正式に知らせた」「世に出した」のどれかを先に決めると、英語を選びやすくなります。

日本語の「発表する」と英語の意味のズレ

present は「発表という行為をする」だけでなく、資料・考え・証拠などを聞き手に分かる形で提示することに焦点があります。対して announce は、内容を詳しく説明することより、重要な情報を人々に知らせることが中心です。

release は「口頭で発表する」というより、製品・作品・資料などを公に出し、見たり使ったりできる状態にする語です。「公表する」の情報公開に焦点を当てたい場合は、announce・disclose・reveal・make publicの違いも参考になります。

各表現の使い方と語順

present:人前で説明・提示する

present+内容、または present+内容+to+人 が基本です。「〜について発表する」なら give a presentation on / about+話題 もよく使います。

  • I presented our plan to the team.(チームに計画を発表しました)
  • She gave a presentation on climate change.(彼女は気候変動について発表しました)
  • We will present the findings tomorrow.(明日、調査結果を発表します)

announce:結果・決定などを正式に知らせる

announce+名詞announce that+文 が使えます。人を続ける場合は通常、announce something to someone の語順です。

  • They announced the winner.(優勝者を発表しました)
  • The company announced that it would open a new office.(会社は新しいオフィスを開くと発表しました)
  • The news was announced to all employees.(その知らせは全社員に発表されました)

release:製品・作品・情報を世に出す

release+製品・曲・映画・報告書・データ の形です。発売日・公開日を示すなら release something on+日付 が使えます。

  • The band released a new song.(そのバンドは新曲を発表しました)
  • The report will be released next week.(報告書は来週公表されます)
  • They released the data online.(彼らはデータをオンラインで公開しました)

share:情報・考え・成果を共有する

share+内容+with+人 が基本です。正式な「発表」より柔らかく、仕事の会話でもよく使われます。

  • I’d like to share my idea with you.(私の考えを発表・共有したいです)
  • She shared the results with the team.(彼女は結果をチームに伝えました)
  • Can I share what I found?(分かったことを発表してもいいですか)

present・announce・release・shareの使い分け

場面別:「発表する」の英語例文

独り言・英語日記

  • I presented my project today.(今日は自分のプロジェクトを発表しました)
  • I was nervous, but I explained everything clearly.(緊張しましたが、すべて分かりやすく説明できました)
  • Our teacher announced the test results.(先生がテスト結果を発表しました)

日常会話・学校

  • When are you giving your presentation?(いつ発表するのですか)
  • I’m going to present about Japanese food.(日本食について発表します)
  • They announced the winner this morning.(今朝、優勝者を発表しました)

仕事

  • I’ll present the proposal at tomorrow’s meeting.(明日の会議で提案を発表します)
  • We will announce the decision on Friday.(金曜日に決定を発表します)
  • The company released its annual report.(会社は年次報告書を公表しました)
  • I’d like to share our progress with everyone.(皆さんに進捗を共有したいと思います)

present・announce・release・shareの違い

  • present:聞き手の前で内容を説明・提示する
  • announce:結果・予定・決定などを正式に知らせる
  • release:製品・作品・資料などを世に出す
  • share:考えや情報を人と共有する

「情報を伝える」という広い意味での表現は、「伝達する」のconvey・communicate・pass on・informの違いも確認してみてください。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

presentannounce が出てこなくても、「誰に」「何を」「どう伝えたか」を基本語に分ければ十分伝わります。

  • I talked about my project in front of the class.(クラスの前で自分のプロジェクトについて話しました)
  • She told everyone the results.(彼女は全員に結果を伝えました)
  • The company told us about the new plan.(会社は私たちに新しい計画を知らせました)
  • They put the report online.(彼らは報告書をオンラインに載せました)
  • He showed us what he found.(彼は分かったことを私たちに見せました)

しゅみすけ(大山俊輔)

「発表する」が出てこなければ、I talked about … や I told everyone … で大丈夫です。実際に何をしたのかまで言えば、むしろ場面が明確になります。

よくある間違い

× announce about the result

announce は他動詞なので、通常は目的語を直接続けます。

× They announced about the result.
○ They announced the result.

× announce us the news

announce はtellのように「人+物」を直接並べません。

× They announced us the news.
○ They announced the news to us.
○ They told us the news.

presentとpresentationを混同する

present は動詞、presentation は名詞です。

○ I will present tomorrow.
○ I will give a presentation tomorrow.

「発表する」をすべてannounceにする

授業や会議で資料を説明するなら present、新製品や報告書を世に出すなら release が自然です。

FAQ

「プレゼンで発表する」は英語で?

give a presentation または present を使います。I’m going to present our plan. のように言えます。

「研究成果を発表する」は英語で?

学会などで説明するなら present the findings、論文として公表するなら publish the findings、報告書を公開するなら release the findings が自然です。

「結果を発表する」は英語で?

正式に知らせるなら announce the results が基本です。ウェブ上で公開する点を強調するなら release / publish the results も使えます。

「新曲を発表する」は英語で?

release a new song が自然です。制作予定などを知らせるだけなら announce a new song も可能ですが、曲を実際に聴ける状態にするのはreleaseです。

発表の最初は英語でどう言う?

Today, I’d like to talk about …Today, I’m going to present … で始められます。初心者にはtalk aboutを使う形が簡単です。

まとめ

「発表する」は、人前で説明するなら present、結果や決定を知らせるなら announce、製品・作品・資料を世に出すなら release、身近に共有するなら share です。

単語が出てこないときは、I talked about my project.She told everyone the results.They put the report online. のように、実際にしたことを基本語で説明しましょう。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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