「警告する」は英語で?warn・alert・caution・give a warningの違いと簡単な言い換え

「警告する」は英語で?warn・alert・caution・give a warningの違い

「警告する」は英語で、最も広く使える動詞が warn です。人に危険・問題・悪い結果の可能性を前もって知らせるときに使います。

ただし、緊急の危険へ注意を向けさせるなら alert、慎重に行動するよう忠告するなら caution、職場や学校で正式な警告を与えるなら give someone a warning が自然です。

「警告する」の主な英語表現を比較

英語 中心的な意味 使う場面 代表例文
warn 危険・問題・悪い結果を前もって知らせる 日常、仕事、安全上の注意 I warned him about the risk.
alert 差し迫った危険へ注意を向ける 緊急事態、システム通知、防災 The alarm alerted us to the fire.
caution 慎重に行動するよう警告・忠告する 専門的助言、公式発言、安全指導 Doctors cautioned people against it.
give a warning 警告・注意処分を与える 職場、学校、警察、規則違反 The manager gave him a warning.

一番自然な表現は?

一般的な「警告する」には warn が最も自然です。「何について警告したか」「何をしないよう警告したか」を、後ろの形で表せます。

  • 危険について警告する:warn someone about the danger
  • 危険があると警告する:warn someone that it is dangerous
  • 触らないよう警告する:warn someone not to touch it
  • 遅れる可能性を警告する:warn someone of possible delays

「通知する」だけならinformやnotifyでもよいですが、warnには放っておくと悪いことが起こり得るという意味が含まれます。

しゅみすけ(大山俊輔)

「警告する」は強い言葉に見えますが、英語のwarnは日常でも使えます。I warned you it was hot.のように、相手を危険から守るための一言にも使います。

日本語の「警告する」と英語の意味のズレ

日本語では、危険を知らせること、注意を促すこと、違反者へ処分を告げることまで「警告する」と言えます。英語では、警告の目的と緊急度で表現が変わります。

  • 悪い結果を前もって知らせる → warn
  • 今すぐ注意を向けさせる → alert
  • 慎重な行動を勧める → caution
  • 正式な注意・処分を与える → give a warning / issue a warning
  • その場で「危ない!」と叫ぶ → Watch out!

警報そのものを表すwarning・alert・advisoryの違いは、「警報」は英語で?warning・alert・advisoryの違いで解説しています。

各表現の使い方と語順

warn + 人 + about / of + 危険

warn someone about something が会話で使いやすい形です。ofはやや改まった文脈でも使われます。

例:They warned us about the icy roads.(彼らは道路の凍結について警告してくれました)

warn + 人 + that + 文

警告内容を文で続けるなら warn someone that S + V です。

例:I warned her that the train might be delayed.(電車が遅れるかもしれないと彼女に警告しました)

warn + 人 + not to do

「〜しないよう警告する」は warn someone not to do です。

例:The doctor warned me not to exercise too hard.(医師は激しい運動をしないよう私に警告しました)

alert + 人 + to + 危険・問題

alert someone to something で、見落としていた危険や問題へ注意を向けさせます。

例:The message alerted users to a security risk.(そのメッセージは利用者にセキュリティ上の危険を警告しました)

caution + 人 + against + 名詞・doing

caution someone against doing で「〜しないよう慎重に警告する」です。

例:Experts cautioned consumers against sharing passwords.(専門家はパスワードを共有しないよう消費者へ警告しました)

give + 人 + a warning

注意処分や正式な警告なら give someone a warning です。機関が警告を発するなら issue a warning も使います。

例:She received a written warning.(彼女は書面による警告を受けました)

warn・alert・caution・give a warningの使い分け

場面別に使える例文

独り言・英語日記

  • I warned my friend about the scam.(友人にその詐欺について警告した)
  • My phone alerted me to unusual activity.(スマホが異常な動きを警告してくれた)
  • I should have warned her earlier.(もっと早く彼女に警告すべきだった)

日常会話

  • I’m warning you—it’s very hot.(言っておくけど、すごく熱いよ)
  • Watch out! The floor is wet.(危ない!床が濡れているよ)
  • I warned you not to touch it.(触らないよう警告したよね)
  • Thanks for the warning.(警告してくれてありがとう)

仕事・ビジネス

  • We warned the client about possible delays.(遅延の可能性について顧客へ警告しました)
  • The system alerted us to unauthorized access.(システムが不正アクセスを警告しました)
  • The regulator cautioned companies against misleading claims.(規制当局は誤解を招く主張をしないよう企業へ警告しました)
  • He was given a formal warning.(彼は正式な警告を受けました)
  • We issued a warning to all employees.(全従業員へ警告を出しました)

warn・alert・notifyの違い

warn は、危険や悪い結果を避けてもらうために前もって知らせます。alert は、差し迫った危険や見落としている問題へ注意を向けさせます。notify は、危険とは限らず、事実や変更を正式に通知する中立的な語です。

  • They warned me about the storm.:嵐の危険を警告した
  • The app alerted me to the storm.:アプリが嵐に注意を向けさせた
  • They notified me of the schedule change.:日程変更を通知した

notify・inform・alertの違いは、「通知する」は英語で?notify・inform・let someone know・alertの違いでも整理しています。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

warnやcautionが出てこなくても、危険があること・してはいけないこと・起こり得る結果を基本語で直接伝えれば、警告になります。

  • Be careful.(気をつけて)
  • Don’t touch it. It’s hot.(触らないで。熱いよ)
  • This may be dangerous.(これは危険かもしれません)
  • If you do that, you may get hurt.(それをすると、けがをするかもしれません)
  • There is a problem with this website.(このウェブサイトには問題があります)
  • You need to stop doing this.(これをするのはやめる必要があります)

「危険性を警告しました」が出てこなければ、I told them it might be dangerous. で十分です。「触らないよう警告した」なら、I told her not to touch it because it was hot. と、禁止と理由に分けられます。

しゅみすけ(大山俊輔)

警告するという単語を思い出すより、Be careful.の後に理由を一文足してください。It’s hot.やYou may get hurt.まで言えれば、相手が取るべき行動も伝わります。

よくある間違い

× warn to someone

warnは人を直接目的語に取ります。正しくは warn someone です。

× warn someone to not do

一般的な語順は warn someone not to do です。

alertとalarmを混同する

alert は「注意を向けさせる」、alarm は「不安にさせる・警報を鳴らす」という意味があります。緊急通知そのものはan alert、装置の警報はan alarmがよく使われます。

warningとadviceを同じ意味で使う

adviceは役立つ提案、warningは危険や悪い結果を避けるための注意です。警告には、無視した場合のリスクが含まれます。

FAQ

「事前に警告する」は英語で?

warn someone in advancegive someone advance warning と言えます。

「厳重に警告する」は?

strongly warngive a stern warning、正式文書なら issue a formal warning が使えます。

「警告を無視する」は?

ignore the warning です。例:He ignored the warning signs.

「危ない!」と警告するには?

Watch out! が自然です。後ろに危険物を続けるなら Watch out for the car! と言えます。詳しくはwatch out・watch out for・be carefulの違いをご覧ください。

「警告なしに」は英語で?

without warning です。without warningとwithout notice・suddenlyの違いでも例文を紹介しています。

まとめ

「警告する」は、危険や悪い結果を前もって知らせるなら warn、差し迫った危険へ注意を向けるなら alert、慎重な行動を促すなら caution、正式な警告・注意処分なら give a warning が自然です。

難しい表現が出てこなければ、Be careful.This may be dangerous.Don’t do that. You may get hurt. のように、危険と結果を基本語でそのまま伝えましょう。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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