
「照合する」は英語で、基準や記録と照らし合わせるなら check against が代表的です。ただし、二つを比較するなら compare、一致するものを探すなら match、帳簿や数字の食い違いを調整するなら reconcile が自然です。
つまり、「照合する=英語一語」ではありません。何と何を、何のために照らし合わせるのかまで考えると、英語を選びやすくなります。
Contents
「照合する」を表す英語の比較
| 英語 | 中心的な意味 | 使う場面 | 代表例文 |
|---|---|---|---|
| check against | 基準・原本と照らして確認する | 名簿、記録、規則、原稿 | Check the names against the list. |
| compare | 二つ以上を比べる | データ、資料、結果の比較 | We compared the two reports. |
| match | 対応するものを一致させる | 番号、氏名、記録、組み合わせ | Match each name with an ID. |
| reconcile | 食い違いを調べて一致させる | 帳簿、口座、数字、記録 | We reconciled the bank statement. |
一番自然な表現は?
日常の仕事で「リストと照合する」「記録と照らし合わせる」と言うなら、まず check A against B が使いやすい表現です。Aが確認したいもの、Bが基準となる資料です。
単に違いを調べるなら compare、一つずつ対応づけるなら match、会計上の差額まで解消するなら reconcile を選びます。
しゅみすけ(大山俊輔)
「照合する」という日本語ではなく、「基準と確認する」「違いを比べる」「同じものを探す」と動作に分けるのがコツです。
日本語の「照合する」と英語の意味のズレ
日本語の「照合する」は、二つの情報を並べて一致・不一致を確認する広い言葉です。英語では、照合の目的によって表現が分かれます。
- 基準に合っているか確認する → check against
- 共通点や違いを調べる → compare
- 対応する項目を見つける → match
- 食い違いを解消して一致させる → reconcile

check againstの意味と語順
check A against B は「AをBと照合する」です。against には、対象を基準に当てて確かめるイメージがあります。
- Check the names against the guest list.
名前を招待客リストと照合してください。 - I checked the invoice against the order.
請求書を注文内容と照合しました。 - Please check these figures against the original data.
これらの数字を元データと照合してください。
語順や compare との違いは、check againstの意味と使い方でも詳しく解説しています。
compareの意味と語順
compare は、二つ以上のものを比べて、共通点や違いを見る動詞です。必ずしも「正しい基準」があるとは限りません。
- We compared the two reports.
私たちは二つの報告書を照合しました。 - Compare your answer with the sample answer.
自分の答えを模範解答と比べてください。 - I compared the dates on both documents.
両方の書類の日付を照合しました。
基本の形は compare A with B です。compare to との使い分けは、compare A to B / with Bの違いをご覧ください。
matchの意味と語順
match は「一致する」「対応するものを組み合わせる」です。照合して、同じ番号・名前・記録を見つける場面に向きます。
- Match each receipt with the correct order.
各領収書を該当する注文と照合してください。 - The name on the card matches the name on the account.
カードの氏名は口座名義と一致しています。 - We matched the fingerprints to the records.
指紋を記録と照合しました。
match A with B はAとBを組み合わせる、A matches B はAとBが一致している、という語順です。
reconcileの意味と語順
reconcile は、二つの記録や数字を照合し、食い違いの理由を調べて一致させる動詞です。特に会計・経理でよく使われます。
- We reconciled the bank statement with our records.
銀行取引明細を社内記録と照合しました。 - I need to reconcile these two accounts.
この二つの勘定を照合する必要があります。 - The numbers cannot be reconciled.
その数字は整合しません。
reconcile A with B の詳しい使い方は、reconcile A with Bの意味も参考にしてください。
場面別の例文
独り言・英語日記
- I checked the receipt against my card statement.
レシートをカード明細と照合しました。 - I compared my schedule with the email.
予定をメールの内容と照らし合わせました。
日常会話
- Does this number match the one on your ticket?
この番号はチケットの番号と一致していますか。 - Let me check it against the list.
リストと照合してみますね。
仕事
- Please compare the spreadsheet with the latest report.
表計算シートを最新の報告書と照合してください。 - We found an error while reconciling the accounts.
帳簿を照合しているときに誤りを見つけました。
「確認する」「検証する」との違い
check は広く「確認する」、verify は情報が正しい・真実であることを確かめる、check against は特定の基準資料と照らす表現です。
仮説や方法の正しさを調べる「検証する」については、「検証する」は英語で?もあわせてどうぞ。
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】
check against や reconcile が出てこなくても、基本動詞の check、look、see を使って「何と何を見たか」「同じだったか」を伝えれば大丈夫です。
- I checked both lists.
両方のリストを確認しました。 - I looked at the two documents.
二つの書類を見ました。 - I checked if the names were the same.
名前が同じか確認しました。 - The numbers were different.
数字が違っていました。 - I found the same number on both pages.
両方のページで同じ番号を見つけました。
しゅみすけ(大山俊輔)
難しい単語が出なくても、「両方を見た」「同じか確認した」「違いを見つけた」と順番に言えば、照合したことは十分伝わります。
よくある間違い
check againstの基準を省きすぎる
check the invoice だけなら「請求書を確認する」です。「注文内容と照合する」なら check the invoice against the order と基準を示します。
compareの後ろにwithを重ねない
× compare with A with B
○ compare A with B
matchを「調べる」の意味だけで使わない
match は対応・一致が中心です。基準と照らして確認する動作を強調するなら check against が自然です。
日常の簡単な確認にreconcileを使わない
reconcile は会計や記録の不一致を解消する専門的な響きがあります。名簿を見る程度なら check against で十分です。
FAQ
Q. 「本人確認書類と照合する」は英語で?
check the information against the ID と言えます。氏名が一致すると表すなら The name matches the ID. も自然です。
Q. 「データを照合する」は英語で?
基準データと確認するなら check the data against the source、二つのデータを比較するなら compare the two datasets です。
Q. 「答えを照合する」は英語で?
check my answers against the answer key が自然です。「答え合わせをする」の場面は、「答え合わせをする」は英語で?も参考になります。
Q. cross-checkは使える?
はい。cross-check は複数の情報源を使って再確認することです。単純な照合よりも、別の資料でも裏を取るニュアンスがあります。
まとめ
- check A against B:Aを基準Bと照合する
- compare A with B:AとBを比較する
- match A with B:AとBを対応させる
- reconcile A with B:食い違いを調べて一致させる
単語が出なければ、I checked both lists. や I checked if the names were the same. のように、基本語で「何を確認したか」を言えば伝えられます。








