「自責する」は英語で?blame oneself・be hard on oneself・beat oneself upの違いと簡単な言い換え

「自責する」は英語で?blame oneself・be hard on oneself・beat oneself upの違い

「自責する」を英語で最も直接的に言うなら、blame oneself が基本です。「自分のせいだと考える」という意味で、I blamed myself for what happened.(起きたことについて自分を責めました)のように使います。

ただし、日本語の「自責する」には「自分に厳しすぎる」「いつまでも自分を責め続ける」「責任を引き受ける」といった幅があります。会話では be hard on oneselfbeat oneself up、仕事など改まった場面では hold oneself responsible が自然なこともあります。

「自責する」を表す主な英語表現

英語 中心的な意味 使う場面 代表例文
blame oneself 自分のせいだと思う 幅広い場面 I blamed myself for the mistake.
be hard on oneself 自分に厳しすぎる 慰め・助言 Don’t be so hard on yourself.
beat oneself up くよくよ自分を責め続ける くだけた会話 Stop beating yourself up over it.
hold oneself responsible 自分に責任があると考える 仕事・改まった説明 She held herself responsible for the delay.

一番自然な表現は?

迷ったら blame oneself が使いやすい表現です。特に相手を慰める Don’t blame yourself.(自分を責めないで)は、日常会話でそのまま使えます。

相手が必要以上に自分へ厳しくしているなら、Don’t be so hard on yourself. がやわらかく自然です。過去の失敗を何度も思い返している人には、くだけた Don’t beat yourself up over it. もよく合います。

しゅみすけ(大山俊輔)

日本語の「自責する」を一語で訳そうとせず、「自分のせいだと思うのか」「自分に厳しすぎるのか」「責任を認めるのか」に分けると選びやすくなります。

日本語の「自責する」と英語の意味のズレ

日本語では同じ「自責する」でも、英語では心の動きによって表現が変わります。

  • 原因を自分に求める:blame oneself
  • 自分を厳しく評価する:be hard on oneself
  • 失敗を引きずって自分を責め続ける:beat oneself up
  • 自分の責任だと認める:hold oneself responsible

hold oneself responsible は、必ずしも感情的に自分を傷つける表現ではありません。落ち着いて責任を引き受ける場面にも使えます。一方、beat oneself up は、自分を精神的に責め続ける強いニュアンスがあります。

blame oneself・be hard on oneself・beat oneself up・hold oneself responsibleの違いを示すイラスト

各表現の使い方と語順

blame oneself for + 名詞・動名詞

blame + 人 + for + 原因 の形です。oneself は主語に合わせて変えます。

  • I blame myself for the mistake.(私はそのミスで自分を責めています)
  • She blamed herself for not noticing it sooner.(彼女はもっと早く気づかなかった自分を責めました)
  • Don’t blame yourself for everything.(何もかも自分のせいにしないで)

be hard on oneself

be hard on + 人 で「人に厳しく当たる」です。自分に対してなら myself / yourself / himself / herself などを置きます。

  • I’m too hard on myself.(私は自分に厳しすぎます)
  • You don’t have to be so hard on yourself.(そんなに自分を責めなくていいですよ)

beat oneself up over / about + 名詞

beat oneself up over/about … で「…について自分を責めてくよくよする」という口語表現です。

  • I kept beating myself up over that decision.(その決断について自分を責め続けました)
  • Don’t beat yourself up about one small mistake.(小さなミス一つで自分を責め続けないで)

この句動詞を詳しく知りたい方は、beat up / beat yourself up の意味と使い方も参考にしてください。

hold oneself responsible for + 名詞・動名詞

hold + 人 + responsible for … で「人に…の責任があると考える」です。

  • I hold myself responsible for the outcome.(その結果には自分の責任があると考えています)
  • He held himself responsible for failing to check the data.(彼はデータを確認しなかった責任を自分に負わせました)

場面別に使える例文

独り言・英語日記

  • I blamed myself at first, but it wasn’t all my fault.(最初は自分を責めましたが、全部が私のせいではありませんでした)
  • I was too hard on myself today.(今日は自分に厳しすぎました)
  • I need to learn from it instead of beating myself up.(自分を責め続けるのではなく、そこから学ぶ必要があります)

日常会話

  • Don’t blame yourself. You did your best.(自分を責めないで。できることはしたよ)
  • You’re being too hard on yourself.(自分に厳しすぎるよ)
  • I know you’re upset, but don’t beat yourself up over it.(つらいのは分かるけど、そのことで自分を責め続けないで)

仕事

  • I hold myself responsible for the communication error.(連絡上のミスには私の責任があると考えています)
  • We should fix the process instead of blaming one person.(一人を責めるのではなく、手順を改善すべきです)
  • I made the wrong call, and I’ll take steps to prevent it from happening again.(判断を誤りました。再発防止の措置を取ります)

後悔する・反省する・罪悪感を覚えるとの違い

日本語 焦点 代表的な英語
自責する 自分に原因や責任を向ける blame oneself
後悔する 過去の選択を残念に思う regret
反省する 振り返って改善につなげる reflect on / learn from
罪悪感を覚える 悪いことをしたと感じる feel guilty

詳しい違いは、「後悔する」は英語で?「反省する」は英語で?「罪悪感」は英語で?で確認できます。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

blame oneselfbeat oneself up が出てこなくても大丈夫です。「何を考えたか」「その状態が続いたか」「次にどうするか」を基本語で言えば伝わります。

  • I thought it was all my fault.
    全部自分のせいだと思いました。
  • I kept thinking about my mistake.
    自分のミスについてずっと考えていました。
  • I was too strict with myself.
    自分に厳しすぎました。
  • I made a mistake, but I can learn from it.
    ミスをしましたが、そこから学べます。
  • I know what I need to do next.
    次に何をすべきか分かっています。

しゅみすけ(大山俊輔)

難しい表現が出てこなければ、「自分のせいだと思った」「何度も考えた」「次はこうする」の三つに分けてみましょう。知っている基本語だけでも、気持ちと変化を十分伝えられます。

よくある間違い

blame to myself としない

「自分を責める」は blame myself です。人の前に to は付けません。

× I blamed to myself.
○ I blamed myself.

理由には for を使う

× I blamed myself about the mistake.
○ I blamed myself for the mistake.

hard for myself と hard on myself を混同しない

It is hard for me. は「それは私には難しい・つらい」です。「自分に厳しい」は I am hard on myself. と言います。

感情的な自責を hit myself と直訳しない

hit myself は物理的に「自分をたたく」という意味です。心の中で自分を責めるなら blame myselfbeat myself up を使います。

FAQ

Q. 「自分を責めないで」は英語で何と言いますか?

Don’t blame yourself. が最も分かりやすい表現です。相手が自分に厳しすぎるなら Don’t be so hard on yourself. も自然です。

Q. blame myself と feel guilty の違いは?

blame myself は「原因や責任は自分にあると考える」、feel guilty は「悪いことをしたという罪悪感を覚える」に焦点があります。

Q. beat myself up は本当に自分を殴る意味ですか?

文脈によりますが、beat myself up over/about … は通常「…について自分を責めてくよくよする」という比喩的な口語表現です。

Q. 「すべて自分の責任です」は英語で?

It’s all my responsibility.I take full responsibility. と言えます。謝罪や仕事の説明では、感情的な自責よりも責任を明確にする言い方が適しています。

Q. oneself はいつもそのまま使いますか?

いいえ。主語に合わせて myself, yourself, himself, herself, ourselves, themselves に変えます。辞書ではこれらをまとめて oneself と表します。

まとめ

「自責する」の基本は blame oneself です。ただし、自分に厳しすぎるなら be hard on oneself、失敗を引きずって自分を責め続けるなら beat oneself up、責任を認めるなら hold oneself responsible が合います。

表現が出てこないときは、I thought it was my fault.(自分のせいだと思いました)や I kept thinking about my mistake.(ミスについてずっと考えていました)のように、起きたことと考えたことを基本語で伝えましょう。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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