
友達にきついことを言ってしまった。忙しくて家族との約束を断った。自分だけ休んでいると、なぜか申し訳なく感じる。このような「罪悪感を感じる」は、英語でどう言えばよいのでしょうか。
一番使いやすく自然なのは feel guilty です。何について罪悪感があるのかを続けるなら、feel guilty about … や feel guilty for doing を使います。日常の軽い「悪かったな」「申し訳ないな」なら、もっと簡単な feel bad about … もよく使われます。
この記事では「罪悪感を感じる」の自然な英語と、guilty・ashamed・sorry の違いを紹介します。ただ、本当の目的は一語を覚えることだけではありません。guilty が出てこなくても、I did something wrong. I hurt her. I want to say sorry. のように、何をして、相手に何が起きて、今どうしたいのかを簡単な英語で伝える方法も一緒に考えてみましょう。
Contents
「罪悪感を感じる」は英語でfeel guilty
feel guilty は、自分の行動が悪かった、誰かを傷つけた、十分なことができなかったと感じるときに使う基本表現です。
- I feel guilty.
罪悪感があります。 - I felt guilty after I lied to her.
彼女にうそをついたあと、罪悪感を覚えました。 - You don’t have to feel guilty.
罪悪感を持つ必要はありません。 - She still feels guilty about what happened.
彼女は起きたことについて、今も罪悪感を感じています。
guilty には法律上の「有罪の」という意味もありますが、feel guilty は日常会話でもよく使われます。重大な罪だけでなく、返信を忘れた、食べすぎた、自分だけ休んだ、といった小さな出来事にも使えます。
feel guiltyの発音
guilty は /ˈɡɪlti/ で、つづりに u があっても「グイルティー」とは読みません。最初は日本語の「ギ」に近い音で、GIL-tee のように前半を強く発音します。feel guilty は二語を一つのまとまりとして練習すると、会話で出しやすくなります。
何について罪悪感がある?guiltyの後ろの形
罪悪感の対象を続けるときは、次の三つの形を押さえると便利です。
| 形 | 使い方 | 例 |
|---|---|---|
| feel guilty about+名詞・出来事 | 何について申し訳なく思うか | I feel guilty about the lie. |
| feel guilty for+動名詞 | 何をしたことを悪く思うか | I feel guilty for lying. |
| feel guilty that+文 | 具体的な状況を文で説明する | I feel guilty that I couldn’t help. |
- I feel guilty about missing her birthday.
彼女の誕生日に何もしなかったことを申し訳なく思っています。 - I feel guilty for saying that.
あんなことを言ったことに罪悪感があります。 - I feel guilty that I didn’t call my mother.
母に電話しなかったことを申し訳なく思っています。 - He felt guilty about leaving early.
彼は早く帰ったことを申し訳なく感じました。
about doing と for doing は、日常会話では意味が重なることも多くあります。最初は、話題を置く about と、「〜したことに対して」と理由を示す for という感覚で整理すれば十分です。
しゅみすけ(大山俊輔)
guiltyは「自分がしたこと」に意識が向く
guilty の中心には、「自分がしたこと、またはしなかったことが悪かった」という感覚があります。
- 約束を破った
- 人を傷つけることを言った
- 手伝うべきときに手伝わなかった
- 自分だけ楽をしたように感じた
そのため、I feel guilty about what I did.(自分がしたことに罪悪感があります)のように、行動と結びつけるのが自然です。
日本語の「罪悪感」は重く聞こえることがありますが、英語の feel guilty は幅広く使えます。たとえば、甘いものを食べて「ちょっと罪悪感」と言うこともできます。
- I feel guilty about eating the whole cake.
ケーキを全部食べてしまって罪悪感があります。 - I felt guilty for taking a day off.
休みを取ったことに、なぜか申し訳なさを感じました。
feel guiltyとfeel badの違い
日常の軽い「悪かったな」「申し訳ないな」には feel bad もよく使われます。
| 表現 | 中心にある感覚 | 日本語の目安 |
|---|---|---|
| feel guilty | 自分が悪いことをしたという罪悪感 | 罪悪感がある |
| feel bad | 相手や出来事について心が痛む | 悪かったと思う、申し訳なく思う |
- I feel guilty for breaking my promise.
約束を破ったことに罪悪感があります。 - I feel bad about canceling at the last minute.
直前にキャンセルして悪かったと思っています。 - I feel bad for her.
彼女がかわいそうです。
最後の feel bad for someone は「その人に罪悪感がある」ではなく、「その人を気の毒に思う」です。about と for の後ろに何が来るかで意味が変わる点に注意しましょう。
guilty・ashamed・embarrassedの違い
日本語では「申し訳ない」「恥ずかしい」「罪悪感がある」が混ざることがありますが、英語では焦点が異なります。
| 表現 | 意識が向くもの | 例 |
|---|---|---|
| guilty | 自分がした行動 | I feel guilty about lying. |
| ashamed | その行動をした自分自身への強い恥 | I’m ashamed of myself. |
| embarrassed | 人前での気恥ずかしさ・ばつの悪さ | I was embarrassed by my mistake. |
- I feel guilty because I hurt him.
彼を傷つけたので罪悪感があります。 - I’m ashamed of how I treated him.
彼への接し方を恥じています。 - I was embarrassed when everyone looked at me.
みんなに見られて恥ずかしかったです。
ashamed は guilty よりも「そんなことをした自分が恥ずかしい」という自己評価に踏み込むことがあります。詳しい使い分けは、be ashamed ofとembarrassed・guiltyの違いでも解説しています。
sorryは罪悪感そのものより「謝罪・残念な気持ち」
I’m sorry. は、相手へ謝るときに最も基本的な表現です。一方、I feel guilty. は自分の内側にある罪悪感を説明しています。
- I’m sorry I hurt you.
傷つけてごめんなさい。 - I feel guilty because I hurt you.
あなたを傷つけたので罪悪感があります。
謝罪したい相手が目の前にいるなら、罪悪感を説明するだけで終わらず、まず I’m sorry. と伝える方が自然な場面もあります。
強い罪悪感を表すremorseful・guilt-ridden
強い後悔や良心の痛みを表す語もありますが、普段の会話では必要なものだけ覚えれば十分です。
- remorseful:自分のしたことを深く悔いている
- guilt-ridden:強い罪悪感にさいなまれている
- He seemed genuinely remorseful.
彼は心から後悔しているようでした。 - She was guilt-ridden after the accident.
彼女は事故のあと、強い罪悪感に苦しんでいました。
これらは feel guilty より強く、やや書き言葉的です。日常の「悪かったな」まで難しい語へ置き換える必要はありません。
英語日記・独り言ですぐ使える例文
- I feel guilty about what I said today.
今日言ったことに罪悪感があります。 - I felt bad because I couldn’t help my friend.
友達を助けられなくて申し訳なく感じました。 - I shouldn’t have said that.
あんなことを言うべきではありませんでした。 - I think I hurt her feelings.
彼女の気持ちを傷つけたと思います。 - I want to apologize tomorrow.
明日謝りたいです。 - I said sorry, and I feel a little better now.
謝ったので、今は少し気持ちが楽です。
英語日記では、「罪悪感があった」で終わらず、何をしたのか、次にどうするのかまで書くと、自分の一日をより具体的に表せます。
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】
guilty が出てこなくても、英語を止める必要はありません。「罪悪感」を、実際に起きたことへ分けてみましょう。

何をした?
悪いことをした。
相手に何が起きた?
彼女を傷つけた。
今どうしたい?
謝りたい。
これを、知っている基本語で一文ずつ言います。
- I did something wrong.
私は何か悪いことをしました。 - I hurt her.
彼女を傷つけました。 - I want to say sorry.
謝りたいです。
この三文には guilty も remorseful もありません。それでも、「自分が悪かったと分かっていて、相手を傷つけたことを気にし、謝りたい」という罪悪感の中身は十分伝わります。
場面ごとに簡単な英語へ分解する
| 言いたいこと | 知っている基本語で言う |
|---|---|
| 約束を破って罪悪感がある | I didn’t keep my promise. I feel bad. |
| 母に電話せず申し訳ない | I didn’t call my mother. I want to call her today. |
| 友達を傷つけてしまった | I said something bad, and she was hurt. |
| 自分だけ休んで申し訳ない | Everyone was working, but I took a break. |
| 謝って気持ちが少し楽になった | I said sorry, and I feel better now. |
しゅみすけ(大山俊輔)
会話ではどう使う?
A: You look worried. What happened?
心配そうだね。何があったの?
B: I said something mean to Yuki. I feel really guilty.
ユキに意地悪なことを言ってしまって、すごく罪悪感があるの。
A: Do you want to talk to her?
彼女と話したい?
B: Yes. I want to say sorry.
うん。謝りたい。
guilty が出てこなければ、I said something mean to Yuki. I want to say sorry. だけでも状況と気持ちは伝わります。
よくある質問
guiltyは「有罪」という意味ではないのですか?
guilty には法律上の「有罪の」と、感情として「罪悪感のある」の両方があります。He was found guilty. なら「彼は有罪判決を受けた」、He feels guilty. なら「彼は罪悪感を感じている」です。
「罪悪感でいっぱい」はどう言いますか?
I’m filled with guilt. や I’m overwhelmed with guilt. と言えます。ただ、会話では I feel terrible about what I did.(自分がしたことを本当にひどく後悔しています)のような言い方も自然です。
「罪悪感を持たなくていい」は?
You don’t have to feel guilty. が自然です。もっと簡単にするなら、It’s not your fault.(あなたのせいではありません)や You did nothing wrong.(あなたは何も悪いことをしていません)と理由を伝えられます。
guilty pleasureとは?
guilty pleasure は、少し恥ずかしいと思いながらも楽しんでいるものです。食べ物、テレビ番組、音楽などについて、Chocolate is my guilty pleasure.(チョコレートは罪悪感を覚えつつ楽しんでしまうものです)のように使います。深刻な罪悪感とは限りません。
まとめ|guiltyが出なければ「何をした・どうなった・どうしたい」を言う
- 罪悪感を感じる:feel guilty
- 〜について罪悪感がある:feel guilty about …
- 〜したことに罪悪感がある:feel guilty for doing
- 軽く「悪かった」と思う:feel bad about …
- 自分自身を強く恥じる:be ashamed of …
- 簡単な言い換え:I did something wrong. I hurt her. I want to say sorry.
自然な表現は覚える。でも、忘れても英語を止めない。「罪悪感」という感情語が出てこなければ、何をして、相手に何が起きて、今どうしたいのかを短い英語で話してみましょう。
ほかの気持ちも英語で表したい方は、感情を表す英語一覧もあわせてご覧ください。









