「懇親する」は英語で?socialize・get to know・build relationshipsの違いと簡単な言い換え

「懇親する」は英語で?交流会で会話する人々

「懇親する」は英語で、気軽に交流するなら socialize、互いをよく知るなら get to know each other、関係を深めるなら build relationships と表せます。

日本語の「懇親する」は、集まって会話することから親しい関係を築くことまで含みます。英語では「その場で交流したのか」「互いを知ったのか」「今後につながる関係を築いたのか」に分けて表現を選ぶのが自然です。

「懇親する」の主な英語表現を比較

英語 中心的な意味 使う場面 代表例文
socialize 人と気軽に交流する 交流会・職場・パーティー We socialized after the seminar.
get to know each other 互いを知るようになる 初対面・新チーム・研修 We had time to get to know each other.
build relationships 人間関係を築く 仕事・地域・継続的な交流 The event helped us build relationships.
mingle 会場を動きながら多くの人と話す 立食会・レセプション I mingled with the other guests.

一番自然な表現は?

日常会話で「懇親会で交流した」と言うなら、We socialized at the gathering. が自然です。「新しいメンバーと親しくなる機会だった」なら、It was a chance to get to know the new members. と具体的に言えます。

仕事で「部署間の懇親を深める」のように、今後の協力関係を意識するなら build stronger relationships between the teams が合います。

しゅみすけ(大山俊輔)

単に集まるだけなら get together、会話して交流するなら socialize、相手を知る過程なら get to know each other と考えると区別できます。

日本語の「懇親する」と英語の意味のズレ

「懇親」は一つの行為というより、会話・食事・共同活動などを通して親しさを深める流れです。英語では、その流れを次のように分けます。

  • 同じ場所に集まる:get together
  • いろいろな人と会話する:socialize / mingle
  • 互いのことを知る:get to know each other
  • 継続的な関係をつくる:build relationships

get together は集まる事実が中心で、必ずしも関係が深まったとは限りません。詳しい使い方は、get togetherの意味と語順も参考にしてください。

気軽に交流する・互いを知る・継続的な関係を築く場面の違い

各表現の使い方と語順

socialize:人と交流する

socialize は自動詞として使うことが多く、相手を示すときは socialize with + 人 とします。

  • I socialized with people from other departments.(他部署の人たちと交流しました)
  • We had time to socialize after the meeting.(会議後に交流する時間がありました)

get to know each other:互いを知る

get to know + 人 は「だんだん知るようになる」です。複数の人が互いを知るなら each other を使います。

  • We played a game to get to know each other.(互いを知るためにゲームをしました)
  • I’d like to get to know my coworkers better.(同僚のことをもっと知りたいです)

each otherの意味と使い方もあわせて確認すると、語順が整理できます。

build relationships:関係を築く

build a relationship with + 人 は一人との関係、build relationships with + 複数・集団 は複数の関係を表します。

  • The lunch helped us build stronger relationships.(昼食会は関係を深めるのに役立ちました)
  • We want to build a good relationship with the local community.(地域社会と良い関係を築きたいです)

mingle:会場で多くの人と交わる

mingle も自動詞で、相手には mingle with + 人 を使います。立食会などで会場を動きながら複数の人と短く話すイメージです。

  • She mingled with the other participants.(彼女はほかの参加者たちと交流しました)
  • I’m not very good at mingling.(私は大勢の場で交流するのがあまり得意ではありません)

場面別の例文

独り言・英語日記

  • I talked with several new people today.(今日は新しい人たち数人と話しました)
  • I got to know my coworkers a little better.(同僚のことを少しよく知れました)
  • I was nervous at first, but I enjoyed the conversation.(最初は緊張しましたが、会話を楽しめました)

日常会話

  • Did you get to know anyone at the event?(イベントで誰かと親しくなれましたか)
  • Yes, I socialized with people from different countries.(はい、さまざまな国の人と交流しました)
  • We exchanged contact information.(連絡先を交換しました)

仕事

  • The dinner gave us a chance to get to know each other.(夕食会で互いを知る機会ができました)
  • The purpose of the event is to build relationships across departments.(イベントの目的は部署を越えた関係づくりです)
  • I mingled with several clients after the presentation.(発表後、数人の顧客と交流しました)

類似表現との違い

socialize と mingle

socialize は人と交流すること全般です。mingle は、会場でいろいろな人の間を移動しながら話す様子を表します。

get to know と know

know はすでに知っている状態、get to know は会話や経験を通して知るようになる過程です。懇親には後者がよく合います。

network との違い

network は将来の仕事や情報交換につながる人脈づくりを意識した表現です。純粋に親しく交流するだけなら socialize のほうが自然です。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

socializemingle が出てこなくても、「誰と会ったか」「何を話したか」「その結果どうなったか」に分けます。

  • We met after the seminar.(セミナー後に会いました)
  • We talked for about an hour.(一時間ほど話しました)
  • I learned more about my coworkers.(同僚についてもっと知りました)
  • We had lunch together.(一緒に昼食を食べました)
  • Now I feel more comfortable with them.(今は彼らとより気楽に接することができます)

We had lunch together and talked about our work and hobbies. と言えば、「昼食を共にして、仕事や趣味について話し、懇親した」という内容が基本語だけで伝わります。

しゅみすけ(大山俊輔)

懇親した結果を言うのも一つの方法です。Now I know them better. と言えば、「交流して以前より相手を知った」ことが簡単に伝わります。

よくある間違い

× socialize people

人と交流する意味の socialize は通常、自動詞です。socialize with people とします。

× get to know with each other

know の直後に目的語を置くため、get to know each other が正解です。with は不要です。

× make relationships

人間関係を築く場合は、通常 build relationships または develop relationships を使います。

懇親会を socializing meeting とする

文脈に応じて social gatheringnetworking eventget-together などが自然です。直訳の socializing meeting は一般的ではありません。

FAQ

「懇親会」は英語で?

親睦目的の集まりなら social gathering、気軽な集まりなら get-together、仕事上の人脈づくりなら networking event と言えます。

「懇親を深める」は英語で?

get to know each other betterbuild stronger relationships が自然です。

「社員同士で懇親する」は英語で?

Employees socialize with one another.、または目的を表して Employees get to know each other better. と言えます。

「交流を目的とする」は英語で?

The purpose is to help people socialize.The event is designed to help participants connect. と表せます。

初対面の人に話しかける表現は?

strike up a conversation with someone が使えます。詳しくは、strike up a conversationの使い方を参照してください。

まとめ

「懇親する」は、気軽に交流するなら socialize、互いを知るなら get to know each other、継続的な関係を築くなら build relationships が中心です。

難しい表現が出なければ、We had lunch together. We talked for an hour. Now I know them better. のように、集まったこと・話したこと・変化したことへ分けましょう。これだけで「懇親した」の中身を明確に伝えられます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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