
「精査する」は英語で、日常の仕事では review や examine が使いやすい表現です。契約書や報告書を全体的に見直すなら review、事実や状態を詳しく調べるなら examine が自然です。
細かな誤りや問題がないか厳しい目で調べる場合は scrutinize が合います。ただし、会話では少し硬いため、look at it carefully や go through it carefully と言えば十分伝わります。
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「精査する」の主な英語表現を比較
| 英語 | 中心的な意味 | 使う場面 | 代表例文 |
|---|---|---|---|
| review | 全体を確認・再検討する | 書類、計画、申請、契約 | We reviewed the proposal. |
| examine | 事実や詳細を調べる | データ、証拠、原因、状態 | We examined the data closely. |
| scrutinize | 細部まで厳しく調べる | 契約、会計、主張、審査 | The committee scrutinized the report. |
| go through | 最初から順に確認する | 資料、項目、手順 | Let’s go through the details. |
一番自然な表現はreviewとexamine
ビジネスで広く「精査する」と言うなら、まず review を考えるとよいでしょう。単に読むのではなく、判断や修正のために内容を確認する意味があります。
- review a contract(契約書を精査する)
- review an application(申請書を精査する)
- review the figures(数字を精査する)
対象の中身や原因を詳しく調べることが中心なら examine が自然です。
- examine the evidence(証拠を精査する)
- examine the results(結果を詳しく調べる)
- examine the cause of the problem(問題の原因を精査する)
しゅみすけ(大山俊輔)
日本語の「精査する」という硬さに引っ張られなくても大丈夫です。仕事の会話では、まずreviewやcheck carefullyで自然に伝えられます。
日本語の「精査する」と英語の意味のズレ
日本語では、書類を確認することも、数字を分析することも、問題点を厳しく調べることも「精査する」と表せます。英語では、何を目的に調べるかによって動詞が変わります。

- 判断・承認の前に全体を見る:review
- 事実や詳細を調査する:examine
- 欠点を見逃さないよう厳しく見る:scrutinize
- 最初から順番に確認する:go through
reviewの使い方と語順
review + 名詞 が基本です。reviewの直後に対象を置き、前置詞は不要です。
- Please review the attached document.(添付書類を精査してください)
- We need to review whether the plan is realistic.(計画が現実的か精査する必要があります)
- I’ll review what went wrong.(何が問題だったか精査します)
review doing よりも、review + 名詞・疑問詞節・whether節が自然です。「再検討中」は under reviewの使い方 も参考になります。
examineの使い方と語順
examine + 名詞 の形で、対象の状態・詳細・原因を調べます。「詳しく」は closely や in detail を加えられます。
- We examined the records closely.(記録を詳しく精査しました)
- The team is examining how the error occurred.(チームはエラーがどう起きたか精査しています)
- Let’s examine the issue in detail.(その問題を詳細に精査しましょう)
「詳しく」の語順は、in detailの意味と使い方でも確認できます。
scrutinizeの使い方と語順
scrutinize + 名詞 で、「問題や不自然な点を見逃さないよう細部まで厳しく調べる」という意味です。監査、審査、報道、契約交渉などで使われる硬めの語です。
- The auditor scrutinized every transaction.(監査担当者はすべての取引を精査しました)
- The proposal will be closely scrutinized.(その提案は厳しく精査されます)
- Investors are scrutinizing the company’s results.(投資家は会社の業績を精査しています)
日常会話で無理に使う必要はなく、check very carefully と言い換えられます。
go throughの使い方と語順
go through + 名詞 は、資料や項目を最初から最後まで順に確認する表現です。会議や共同作業で自然に使えます。
- Let’s go through the contract together.(契約書を一緒に精査しましょう)
- I went through all the entries.(すべての記載を一つずつ精査しました)
- Could you go through these numbers again?(この数字をもう一度精査してもらえますか)
全体を見直す句動詞については、go overの意味と使い方も関連します。
場面別に使える例文
独り言
I need to review this more carefully.
これをもう少し慎重に精査しないと。
英語日記
I went through my expenses and found two mistakes.
支出を精査したら、間違いが2つ見つかった。
日常会話
A: Did you check the document?
B: I did, but I’ll look at it again carefully.
A: 書類を確認した?
B: したけど、もう一度よく精査するよ。
仕事
Our legal team will review the terms before we sign.
署名する前に法務チームが条件を精査します。
We are examining the data to find the cause.
原因を突き止めるためにデータを精査しています。
「精査する」と「吟味する」の違い
「精査する」は、書類・データ・事実などを細かく調べ、誤りや問題点を確認することが中心です。一方、「吟味する」は、選択肢や価値をよく検討して選ぶ意味でも使われます。
- 契約書を精査する:review / scrutinize the contract
- 候補を吟味する:evaluate / weigh the options
選択肢や価値をじっくり検討する場合は、「吟味する」の英語表現をご覧ください。
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】
review や scrutinize が出てこなくても、「何を見たか」「どれくらい丁寧に見たか」「何を探したか」に分解すれば、基本語で伝えられます。
| 言いたいこと | 基本語での言い換え |
|---|---|
| 書類を精査した | I read every part carefully. |
| 数字を精査した | I checked all the numbers. |
| 間違いがないか精査した | I looked for mistakes. |
| 契約条件を精査中だ | We are looking at the details now. |
| もう一度精査する | I’ll check it again. |
しゅみすけ(大山俊輔)
「精査する」という一語を探す代わりに、“I checked all the numbers.”のように、実際にした動作を言い切りましょう。難しい単語がなくても、内容は十分正確に伝わります。
よくある間違い
review about the documentとする
reviewは他動詞なので、review the document と直接目的語を置きます。aboutは不要です。
examine about the causeとする
原因そのものを調べるなら examine the cause、原因が何かを調べるなら examine what caused it が自然です。
scrutinizeを普通の確認に使いすぎる
scrutinizeには「疑いを持って厳しく見る」響きがあります。通常の確認ならreviewやcheckが自然です。
精査と監査を同じ英語にする
audit は会計・制度・手続きなどを正式な基準に沿って監査することです。単に内容を詳しく見るだけならreviewやexamineを使います。
FAQ
「内容を精査する」は英語で?
review the content carefully や examine the details が自然です。全体の確認ならreview、詳細の調査ならexamineを使います。
「契約書を精査する」は英語で?
一般的には review the contract、問題点がないか厳しく調べるなら scrutinize the contract です。
「データを精査する」は英語で?
examine the data や analyze the data carefully と言います。数値の傾向を分析することが中心ならanalyzeが合います。
reviewとcheckの違いは?
check は正しいか・問題がないかを確認する広い基本語です。review は判断や修正のために内容全体を見直す意味が強くなります。
「精査中です」は英語で?
We’re reviewing it now. が自然です。硬めに「現在精査中です」と示すなら It is currently under review. と言えます。
まとめ
「精査する」は、書類や計画を全体的に確認するなら review、事実・詳細・原因を調べるなら examine、細部まで厳しく調べるなら scrutinize が中心です。資料を順に確認する会話では go through も自然です。
難しい単語が出なければ、I checked all the numbers.、I read every part carefully.、I looked for mistakes. のように、何をどう確認したかを基本語で伝えましょう。








