Awed by a nation’s quiet dignity (日本の静かなる威厳)

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日々一刻と状況が変わる原発情勢。そして、震災発生後9日目にして80歳のおばあちゃんとお孫さんの救助。

暗いニュースも明るいニュースも日々交差する中、被災地での救助活動はやっと本格化しています。マグニチュード9.0という地震とその後の津波に伴う被災者の方々の尊厳ある対応は世界から尊敬の念を持って見られております。残念ながら原発情勢については、ここ数日で政治的リーダーシップの欠如による人災という見解が海外では報道が始まり今後、事態の沈静が図られた後、日本国内でも議論になることでしょう。

   

しかしながら、何よりも日本国民が今回の国難に対して冷静に対応していることは、災害になれば暴動が起きることが一般的な海外から見て奇跡だと思われるのでしょう。日本人として今起きていることを細かく見ていくと、気恥ずかしかったり、もちろん突っ込んでしまいたいところもありますが、外国人から見た日本人観は間違いなく向上したと思います。そして、日本人として誇りを持つべきことだと思います。

 

それと同時に、被災地ではないここ東京でも物資やガソリンの買い占めが起きています。一番物資が不足している被災地で秩序が保たれているからこそ、私達もより冷静に対応し速やかな救助活動の進展と事態の沈静化に少しでも貢献できるような行動が求められるのではないでしょうか。

今日の記事は、シンガポールのStraight Times(海峡時報)に掲載された”Awed by a nation's quiet dignity ”、邦題としては、「日本の静かなる威厳」という記事です。

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Awed by a Nation's Dignity (日本の静かなる威厳)

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World watches amazed at survivors' civility and patience amid the ruins

世界が見た混乱の中の生存者の礼節と忍耐

 

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Like
this tsunami-hit house adrift in the Pacific, the survivors of the
disaster in Japan are showing remarkable resilience in the face of
adversity, displaying a stoic kind of heroism instead of the hysteria
one might expect. — PHOTO: REUTERS

津波によって太平洋まで運ばれたこの家のように(※記事原文では津波により流された家の写真が出ていますが本文では掲載しておりません)、生存者たちは このような逆境に際して特筆すべき回復力を見せている。多くの人が想像するヒステリックな状況ではなく、ストイックな被災者たちの英雄的行為によって。

※remarkable: 特筆すべき

※resillience: 回復力

※adversity: 逆境

※in the face of: ~に面して

 

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DISASTER does not
discriminate, Earth plays no favourites, and we are familiar with the
furies of nature. Still, Japan's ravaged landscape, where satellite
photos unemotionally suggest no proof of human existence where once it
thrived, seems particularly staggering.

災害は差別なく降りかかってくるし、地球は選り好みをしない。そして、私達は自然の猛威を知っている。それにも関わらず、今回の日本の荒廃した風景は、衛星写真から感情に流されずに見るとかつて人々によって繁栄していた地域に人間の痕跡が確認できないことからも、今回の被害の大きさを見せるに十分である。

※discriminate: 差別する

※ravaged: 荒廃した

※thrive: 繁栄した

 

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The threefold assault of shaking land, swollen water and now possibly poisoned air, where radiation lurks unseen, is appalling.

地震、津波、放射能による潜在的な大気汚染という3度に渡る攻撃は実際にぞっとするものだ。

※appalling: ぞっとする

 

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Yet,
it is also the response of the Japanese to catastrophe, told to us in
shards of stories of shared blankets, patient calm and decorous lines of
waiting people, that has stirred us.

その一方でこのような大惨事に対する日本人の反応~ブランケットを共有したり、忍耐強い冷静さと礼儀正しく並ぶ人々には、私達は驚き感動せざるを得ない。

※catastrophe: 大惨事

 

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The
response to chaos is often chaos itself, but it has not come in this
land. Even at traffic lights, observers have written almost in
consternation, the Japanese have been waiting patiently for the signal
to walk.

混沌(カオス)に対する反応は総じて混沌そのものであるが、日本に置いてはそれが起こらない。道路においても、 信号機が機能しない中、日本人が忍耐強く待っている姿に対して多くが驚愕している。

※chaos: カオス(混沌)

※in consternation: びっくり仰天して

 

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It is a quiet dignity whose appeal is being felt across the globe.

それは、静かなる威厳で世界中が今その日本人の威厳をひしひしと感じている。

※dignity: 威厳

 

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As
Canadian student Jouvon Evans, who studies in Tokyo and was on a train
to Sendai, told Agence France-Presse: 'I have never been in a disaster
before so I didn't know what to expect. In the movies, you always see
people running around screaming, but here at the centre, it's really
calm.'

東京の学校カナダ人の学生のJouvon Evansは震災当時、仙台に向かう電車に乗っていたが、フランスのメディアに対して「自分はこのような災害に巻き込まれるのがはじめてだったので何をして良いか分からなかった。映画では、人々が逃げ惑い悲鳴をあげるが、っここ日本では非常に落ち着いていた。」と語っている。

※screaming: 悲鳴をあげる

 

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The Japanese are used to a trembling earth – the quake was
followed by over 300 aftershocks, an absurd number really – and they
have prepared for it with emergency drills and sensible building. But
this ganging up of nature is beyond preparation and imagination.

日本人は大地が揺れ動くことには慣れている。震災のあと300回以上の余震- 信じられない数だが- があったが、 日本人は震災に対して数多くの震災訓練と耐震性の高い建物を立てて備えていた。それにも関わらず、 今回の天災は日本人ですらその準備と想像を上回るものだった。

※emergency drill: 被災訓練

 

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Yet every day, reports trickle in of civility – almost a conditioning in Japan – amid the ruins.

それにも関わらず毎日流れて漏れてくる日本人の礼節さに関するニュースが、このような荒廃のさなかに置いても普段の日本と同じように流れてくる。

※amid: ~のさなかにおいて

※ruin: 荒廃

 

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An
old lady in pain, pulled from beneath fallen
furniture, apologised to her rescuers for inconveniencing them and asked
whether others should be helped first. It is as if courtesy, so
ingrained in a culture of bowing and formality, never leaves.

倒れた家具の下から助けられた傷ついた老女は、レスキュー隊に対して迷惑をかけたことを謝り、そして、自分より先に助ける人がいるのではと尋ねた。それはまさに礼儀正しさそのもので日本のお辞儀や伝統を打大切にする日本の文化に根ざしたものである。

※courtesy: 礼節

 

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A petrol pump attendant apologises
profusely for not having fuel to long waiting lines of motorists where
no one cuts in or bellows in frustrated anger. Those in food queues take
just enough so as to leave some for others. In everyday life this is
nice, in distress it is astonishing.

ガソリンスタンドの給油スタッフは、長い列を作り横入りもせず怒りから大声もまったくあげることもなく長蛇の列を作る人々に対して何度と謝罪をしている。食料品を求める列も自分達に必要な分だけ取り他の人達に残している。日常の生活の中ではこれは良いことだが、今回のような災害環境下で(秩序が保たれていることは)驚きに価する。

※ profusely: しきりに

 

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The world has
been searching for a word for all this, and has settled on 'stoic'. As
stereotypes go, it is not a bad one. And it points to a type of heroism
we rarely encounter.

(今日本で起きていることに対して)世界中がどのように説明して良いのか適切な言葉を探しているが、"stoic"(冷静な)という言葉に落ち着くだろう。ステレオタイプではあるが、これは悪いことではない。そして、この冷静さは私達が滅多に見ることがないある種のヒロイズムということも出来る。

※stoic: ストイックな、冷静な

 

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Normally, the hero is the one pulling
someone from the rubble, identified by an act of bravery, and this was
found here, too. Shigeko Terakawa tried to run from the water, but the
72-year-old was caught by it, washed along for 30 minutes, till people
in a classroom threw down a hose and pulled her to safety.

一般的に言うところのヒーローとは瓦礫の下から人々を助け出し、勇気ある行動を取るもののことを言うし、そして、そのようなヒーローたちはもちろんここにもいる。72歳のTerakawa Shigekoさんは津波から逃げようとしたが逃げることが出来ず、30分に渡り津波に流されたが、学校のクラスルームにいた人達がホースを投げて彼女を救助した。

 

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It suggests the
unexceptional man's ability to stay grounded in an exceptional time and
it is impressive and effective. In just doing that, the Japanese have
aided rescue efforts, they have not distracted police or civil defence
with riots or demonstration. Order has been their weapon.

このような非常時に冷静でいられることは人間の特筆すべき能力であり非常に感動的でありかつ、効果あるものだといえる。このような行動により、多くの日本人はレスキュー隊の活動を助け、警察や民間防衛組織の活動を暴徒になって邪魔することもない。秩序こそが日本人にとっての武器なのだ。

※stay grounded: 冷静でいる

 

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Widespread
looting occurred during Hurricane Katrina in Florida, and its absence -
mostly – in Japan led a Telegraph blog to be titled, 'Why is there no
looting in Japan?', as if it is an expected reaction.

ハリケーン・カトリーナの際には広範囲に渡る略奪が起こったがここ日本ではないに等しい。電信では「何故、日本では略奪が起きないのか」とあたかも(混乱後の)一般的な反応であるように発信されている。

※looting: 略奪

※absence: 存在しない、欠席

 

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In such a
'landscape of loss', as The New York Times artfully put it, hysteria
often takes centre-stage, like a release of panic, but little has been
reported here.

このような大きな国土の喪失に際して、ニューヨーク・タイムズは「パニック状態が解き放たれたような興奮状態が起きるはずが、ここ日本では殆ど報告がなかった」と伝えている。

 

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Mostly, too, from what we see, there has been little
bravado or grand Churchillian speeches, self-pitying cries of 'why us', and no scenes of scuffles near food
trucks.

私達が実際目にするのは、強気のチャーチルの(第二次大戦時の)スピーチのようなものでもなく、「何故自分達が・・・」といった自己憐憫の声もなく、そして、食料トラックの前での小競り合いなどまったく怒らない。

※bravado: 強がった

※Churchillian: チャーチル(英国首相だった)のような(勇気ある)

 

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There is no handbook on behaviour in such circumstances, and all cultures express themselves in differing ways. Yet we are awed.

このような状況でどのように行動すべきかを記したハンドブックなどなく、それぞれの国の文化によって異なる表現を行うものだ。そして、私達は(日本に対して)畏敬の念を持たされる。

※awe: 尊敬する、畏怖する

 

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Japan,
a place of fascination for many Singaporeans, remains a semi-insular
society, but here, with TV cameras in its face, some curtains have
parted. A complex culture cannot be glibly explained, but certainly in a
terrible time what we have seen is among the best of them.

シンガポール人にとって、日本は今でもあこがれの地であるが、今でも島国根性的な社会を維持しているイメージがあるが、ここでTVカメラが映しだす日本人の顔からは実際の姿が幾分か浮き出てくる。この複雑多様な文化は簡単には説明できないが、このような大変な環境下で私達が見る日本の姿はおそらくは最も日本人の素晴らしさを映し出しているだろう。

 

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Perhaps
it simply refers to an ability to endure, to wear hardship with
character. They will need it, for in a collapsed world it is the only
thing keeping their land upright.

恐らくこのGaman(我慢)という言葉は品性を保ってこの大変な状況を耐え忍ぶ能力とでも言えばいいのだろうか。日本人にはこのGamanが、現在のような混乱した状態では必要なのだろう、何故ならそれが唯一日本がその国土を正常に保つ唯一の事なのだから。

 

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現時点では、自衛隊、警視庁、消防庁および米軍などの海外からの支援、そして、なによりも被災地の人々の独自の努力により少しずつ、被災地の実情の把握が取られ活動の重点がライフラインの回復に移りつつあります。一時期、海外の政府機関からの勧奨で海外や東京からの一時避難を行っていた外国人も徐々にもどりつつあります。

これからが、本格的な復興支援の始まりでもあります。そして、読者の方からもご指摘がありましたが、報道はあまりされないものの大きなダメージを受けている茨城や千葉、栃木といった地域の方々もいらっしゃいます。なによりも今回の悲劇は日本国全体で受け止めて解決しなければならない事態です。

 

阪神大震災のあと、荒廃している神戸から徒歩で大阪府内に入った瞬間に普通の日常が継続していて(もちろん、大阪でも兵庫県よりはかなり被災しておりました)驚いたことを覚えています。なかなか、当事者にならない限りは記憶は徐々に遠ざかり、自分達が日常に戻れば忘れ去ってしまいがちですがこれからが本当の修羅場であるのだと思います。

 

おわりに:この記事は、日本人が元気を取り戻し前に向かって歩むために掲載しておりますが、直接記事本文の掲載を許可を得てはおりませんので、必要に応じ
て掲載を外す可能性もございます。しかしながら、一人でも多くの日本人がこの記事を読んで自信と誇りを再認識し、震災から復興し日本健在を一日でも早くア
ピール出来るよう心から祈って掲載しております。また、翻訳内容なども記事の意図を伝えると時間を優先しているため、正確な訳というよりは意訳に近くしています旨、ご了承ください。





 
 


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