
シェリル・クロウは、軽やかなロックサウンドの一方で、成功へのプレッシャー、うつ、乳がん、母親になる決断などを率直に語ってきたシンガーソングライターです。
人生が止まったように感じる出来事を経験し、「人に好かれるために無理をする生き方」から少しずつ離れていった彼女。その言葉には、自分の境界線を守り、静けさを取り戻し、何歳からでも新しい道へ進むヒントがあります。
Contents
シェリル・クロウ(Sheryl Crow)とは?
米国ミズーリ州出身の歌手、ソングライター。バックコーラスやCMソングの仕事を経て、1990年代に「All I Wanna Do」「Strong Enough」などで世界的な人気を獲得しました。グラミー賞を複数回受賞し、2023年にはロックの殿堂入り。二人の息子を育てる母親でもあります。
シェリル・クロウの英語名言7選
1.「ノー」と言うことを学ぶ
“I had to learn to say no.”
「私は、ノーと言うことを学ばなければなりませんでした。」
learn to do は「〜することを学ぶ」。知識を覚えるだけでなく、経験を通して新しい行動ができるようになる変化を表します。say no は、自分の時間や心を守る大切な表現です。
2.人生は作品に表れる
“Your life informs your art.”
「あなたの人生が、あなたの芸術を形づくります。」
ここでの inform は「知らせる」ではなく、「〜に影響を与える・形づくる」。経験は無駄にならず、表現や仕事の深さに変わっていくという言葉です。
3.「絶対にない」とは言わない
“I knew I should never say never.”
「『絶対にない』とは言うべきではないと分かっていました。」
Never say never. は「何が起こるか分からないから、可能性を閉じないで」という定番表現。一度は最後のアルバムだと宣言した彼女が、再び作品を発表した背景を表しています。
出典:AARP インタビュー

4.心の平和には、雑音を消すことが必要
“The only hope for having peace is if we can turn off the noise.”
「心の平和を得る唯一の望みは、私たちが雑音を消せることです。」
turn off は機械を「消す」だけでなく、情報や刺激を意識的に止めるイメージでも使えます。the noise は実際の音に加え、SNS、他人の意見、頭の中の雑念も含む比喩です。
出典:AARP インタビュー
5.音楽が、自分の居場所をつくってくれた
“It was an identity crutch.”
「音楽は、私のアイデンティティを支える杖のようなものでした。」
crutch は本来「松葉杖」。比喩では、苦しい時期に自分を支えてくれるものを表します。少し否定的に「頼りすぎているもの」という意味になる場合もあります。
出典:PEOPLE
6.母になる決断を、もう先延ばしにしない
“I was ready to do this, to become a mom.”
「私はこれをやる準備ができていました。母親になる準備が。」
be ready to do は「〜する準備ができている」。能力や環境が完全に整ったというより、心を決めて次の一歩へ進む場面にも使えます。
出典:PEOPLE(Woman’s Dayインタビュー紹介)
7.安心できる場所から外へ出る
“This is my year of getting out of my comfort zone.”
「今年は、自分のコンフォートゾーンから出る年です。」
get out of one’s comfort zone は「慣れた安全圏から出て挑戦する」。大きな冒険だけでなく、新しい英語表現を一つ使ってみるような小さな挑戦にもぴったりです。
出典:Glamour
名言から覚えたい英語表現
- learn to do:〜することを身につける
- say no:断る、ノーと言う
- inform one’s art:作品に影響を与える
- Never say never.:絶対にないとは言わない
- turn off the noise:雑音や刺激を止める
- be ready to do:〜する準備ができている
- get out of one’s comfort zone:慣れた安全圏から出る
まとめ
シェリル・クロウの言葉は、強く見せることよりも、自分に必要なものを選び直すことの大切さを教えてくれます。ノーと言う。雑音を消す。可能性を決めつけない。そして、準備ができたと感じたら新しい章へ進む。英語学習でも、他人のペースではなく、自分の人生に合う道を選びたいですね。










