
「その行為を非難する」「失敗を人のせいにする」「不正をしたと非難する」——日本語では似ていますが、英語では非難の焦点によって単語が変わります。
強く公に非難するなら condemn、責任を負わせるなら blame、悪事をしたと名指しするなら accuse が基本です。日常会話では、もっと簡単に say it was wrong と説明しても十分伝わります。
Contents
結論:「非難する」は英語でどう言う?
| 表現 | 中心となる意味 | 基本の形 |
|---|---|---|
| condemn | 行為を強く、公に非難する | condemn an action |
| blame | 失敗などの責任を負わせる | blame A for B |
| accuse | 悪事をしたと名指しする | accuse A of B |
| call out | 問題行動を公に指摘する | call out bad behavior |
| say it was wrong | それは間違いだったと言う | 初心者向け |
condemn:強く、公に「非難する」
condemn は、暴力・差別・不正などを「容認できない」と強く表明する、やや硬い言葉です。ニュースや公式声明でよく使われます。
The mayor condemned the attack.
市長はその攻撃を非難しました。
We strongly condemn all forms of discrimination.
私たちはあらゆる形の差別を強く非難します。
Many countries condemned the decision.
多くの国がその決定を非難しました。
同僚の小さなミスについて意見を言う程度なら、condemn は強すぎます。その場合は criticize や point out が自然です。
blame:責任を負わせて「責める」
blame A for B は「BについてAを責める」、blame B on A は「BをAのせいにする」です。非難そのものより、「誰の責任か」に焦点があります。
Don’t blame me for the delay.
遅れたことで私を責めないで。
She blamed herself for the mistake.
彼女はそのミスについて自分を責めました。
He blamed the problem on poor communication.
彼はその問題をコミュニケーション不足のせいにしました。
No one is blaming you.
誰もあなたを責めていませんよ。
accuse:悪事をしたと「非難・告発する」
accuse A of B で「AがBをしたと非難する」です。盗み、うそ、不正など、具体的な悪事をしたと相手に向けて言う表現です。必ずしも有罪が確定したという意味ではありません。
He accused her of lying.
彼は彼女がうそをついたと非難しました。
They accused the company of hiding information.
彼らはその会社が情報を隠したと非難しました。
She was accused of cheating.
彼女は不正をしたと疑われ、非難されました。
call out:問題行動を公に指摘する
call out は、問題のある発言や行動を黙って見過ごさず、はっきり指摘する口語表現です。SNSでもよく見られますが、公の場で相手を名指しする響きが出ることがあります。
She called him out for his rude comment.
彼女は彼の失礼な発言をはっきり非難しました。
We need to call out unfair behavior.
不公平な行動はきちんと指摘する必要があります。

初心者向け:難しい単語が出ないときの簡単英語
「非難する」にぴったりの単語が出なくても、誰が何を問題だと言ったのかを簡単な英語に分解できます。
- Everyone said it was wrong.
みんな、それは間違っていると言いました。 - They said his behavior was not acceptable.
彼らは彼の行動は受け入れられないと言いました。 - She said the mistake was his fault.
彼女はそのミスは彼の責任だと言いました。 - They said he did something bad.
彼らは彼が悪いことをしたと言いました。
That was wrong. や That’s not acceptable. だけでも、日常会話では明確に態度を示せます。
しゅみすけ(大山俊輔)
初心者なら、これでOK!
最初から「非難する」を一語で訳そうとしなくてOKです。Everyone said it was wrong. や They said his behavior was not acceptable. のように、「実際に何が起きたのか」を簡単な英語で言えば十分伝わります。
よくある間違い
× condemn him for the delay を軽い注意に使う
condemn は強い道徳的非難です。普通の遅刻なら criticize him for being late や talk to him about being late が自然です。
× blame him of lying
○ blame him for lying
○ accuse him of lying
blame は for、accuse は of と覚えましょう。
× accuse the mistake on him
○ blame the mistake on him
○ accuse him of making the mistake
accuseを事実確定のように訳す
be accused of は「〜したとして非難・告発される」であり、それだけで事実が証明されたとは限りません。
短い英会話で確認
A: Why is everyone criticizing the company?
どうしてみんな、その会社を批判しているの?
B: They accused it of hiding important information.
重要な情報を隠したと非難されているんだ。
A: Has that been proven?
それは証明されたの?
B: Not yet. The company denies it.
まだだよ。会社は否定している。
「非難する・批判する・責める」の違い
- 非難する:悪い行為だとして強く否定する → condemn
- 批判する:考えや行動の問題点を評価して述べる → criticize
- 責める:失敗の責任を相手に負わせる → blame
- 告発する:具体的な悪事をしたと訴える → accuse
問題点を評価して述べる表現との違いは、「批判する」は英語で?criticize・be critical of・point outの違いで詳しく整理しています。
相手の意見に異議を唱えることが目的なら、「反論する」は英語で?disagree・push back・refuteの違いも参考になります。
まとめ
- 悪い行為を強く公に非難する:condemn
- 失敗の責任を負わせる:blame
- 悪事をしたと名指しする:accuse
- 問題行動を公に指摘する:call out
迷ったときは、Everyone said it was wrong. のように簡単な英語へ分解して大丈夫です。何を非難しているのか、責任を問うのか、悪事を名指しするのかを考えると、適切な表現を選べます。










