object toの意味は?to+動名詞の語順・oppose・be againstとの違いを例文解説

object toの意味「〜に反対する」と語順・使い方を解説するアイキャッチ画像

object to … は、「…に反対する」「…に異議を唱える」という意味です。

I object to this plan.
私はこの計画に反対です。

特に大切なのは、object to の to は前置詞だという点です。後ろに動作を置く場合は、動詞原形ではなく動名詞の -ing を使います。

I object to changing the plan.
私は計画を変更することに反対です。

この記事では、object to の意味とニュアンス、to+名詞・動名詞の語順、oppose・be against・disagree with・protest との違い、会話で使いやすい言い換えを解説します。

object toの意味は「…に反対する・異議を唱える」

object to は、提案・計画・行動などに対して「受け入れられない」「問題がある」と明確に意思表示するときに使います。

  • …に反対する
  • …に異議を唱える
  • …を不服とする

Several employees objected to the new policy.
数名の社員が新しい方針に反対しました。

She objected to the way he spoke to her.
彼女は彼の自分に対する話し方に異議を唱えました。

単に「好きではない」と感じるだけでなく、反対の意思を言葉や態度で表すニュアンスがあります。会議・規則・契約・法律・職場の方針など、少し改まった場面でもよく使われます。

しゅみすけ(大山俊輔)

object to は、心の中で嫌だと思うだけでなく、「それには問題があります」と反対を表明する言葉です。少し改まった響きがあります。

objectとtoからニュアンスを理解する

動詞の object には、「反対意見を差し出す」「異議を申し立てる」という感覚があります。

前置詞 to は、その反対の意思がどの対象へ向いているかを示します。

  • object:異議を唱える
  • to the plan:その計画に対して

They objected to the extra charge.
彼らは追加料金に異議を唱えました。

反対の矢印が the extra charge へ向いている、と考えると語順を覚えやすくなります。

object toの語順|toの後ろは名詞または動名詞

object to+名詞

We object to the proposal.
私たちはその提案に反対します。

Local residents objected to the construction.
地元住民はその建設に反対しました。

Do you object to this arrangement?
この手配に異議はありますか。

object to+動名詞

「…することに反対する」と言うときは、動詞に -ing をつけます。

I object to working overtime without notice.
私は事前連絡なしで残業することに反対です。

She objected to paying the full amount.
彼女は全額を支払うことに異議を唱えました。

They object to using customer data for advertising.
彼らは顧客データを広告に利用することに反対しています。

× I object to change the plan.
I object to changing the plan.

to の後ろだから動詞原形、と機械的に判断しないことが大切です。object to はひとまとまりで覚え、後ろの動作は -ing にします。

object toの後ろには名詞または動名詞を置きto不定詞にはしないことを示す図解

人がその行動をすることに反対する語順

「Aが…することに反対する」は、次の形で表せます。

object to+人+動名詞

I object to them changing the schedule at the last minute.
私は彼らが直前に日程を変更することに反対です。

She objected to her daughter traveling alone.
彼女は娘が一人で旅行することに反対しました。

やや改まった文では their changingher daughter’s traveling のように所有格を使うこともあります。日常会話では them changing のような目的格も広く使われます。

よく使うobject toの会話パターン

Do you object to …?

「…に反対ですか」「…しても構いませんか」と確認する形です。

Do you object to my opening the window?
私が窓を開けても構いませんか。

直訳は「私が窓を開けることに反対ですか」です。No, I don’t. と答えれば「反対ではありません=構いません」になります。

I don’t object to …

I don’t object to the idea, but we need more time.
その考え自体に反対ではありませんが、もう少し時間が必要です。

全面的に賛成とは限らず、「少なくとも反対はしない」という慎重な姿勢を示せます。

I wouldn’t object to …

「…でも構わない」「…なら歓迎する」という控えめな言い方です。

I wouldn’t object to a cup of coffee.
コーヒーを一杯いただけるなら、ありがたいです。

直接 I want coffee. と言うより、控えめで少しユーモラスに響くことがあります。

If no one objects, …

If no one objects, let’s move on to the next topic.
異議がなければ、次の議題へ進みましょう。

この形では、反対する対象が文脈から明らかなため to 以下を省略できます。

日常会話・仕事で使える例文

仕事・会議

I object to making this decision without enough data.
十分なデータなしでこの決定を下すことには反対です。

No one objected to extending the deadline.
締め切りを延長することには誰も反対しませんでした。

The client objected to one clause in the contract.
クライアントは契約書の一条項に異議を唱えました。

家庭・暮らし

My neighbors objected to the noise.
近所の人たちは騒音に苦情を伴う反対を示しました。

I don’t object to having guests, but please tell me first.
お客さんを呼ぶことには反対しませんが、先に知らせてください。

恋愛・人間関係

Her parents objected to their relationship at first.
彼女の両親は当初、二人の交際に反対しました。

I object to being spoken to like that.
そのような話し方をされるのは受け入れられません。

旅行・サービス

We objected to being charged twice.
私たちは二重に請求されたことに異議を唱えました。

The passenger objected to giving up her seat.
その乗客は席を譲ることに反対しました。

object toとopposeの違い

どちらも「反対する」ですが、文法が違います。

表現 語順 ニュアンス
object to object to+名詞/動名詞 異議を言葉で表明する
oppose oppose+名詞/動名詞 方針・活動などに反対し、阻止する側に立つ

I object to the proposal.
私はその提案に異議があります。

I oppose the proposal.
私はその提案に反対の立場です。

oppose の後ろには to を置きません。

× I oppose to the proposal.
I oppose the proposal.

object toとbe againstの違い

be against は「…に反対の立場である」という広い表現です。object to は、その反対を実際に申し立てる動作へ焦点があります。

I’m against the new rule.
私は新しい規則に反対です。

I objected to the new rule at the meeting.
私は会議で新しい規則に異議を唱えました。

be against は状態、object to は反対を表明する行為、と整理すると分かりやすいでしょう。

disagree with・protestとの違い

  • disagree with:意見・判断が一致しない
  • object to:受け入れられない点を示して異議を唱える
  • protest:不満や反対を強く、公に表す

I disagree with his opinion.
私は彼の意見に同意しません。

I object to the way the decision was made.
私はその決定方法に異議があります。

Workers protested against the pay cut.
労働者たちは賃金削減に抗議しました。

場面別の整理は、「反対する」の英語表現の違いと、「抗議する」の英語表現の違いでも詳しく解説しています。

しゅみすけ(大山俊輔)

会議で丁寧に異議を示すなら、I object to … だけで終わらず、because や My concern is … を続けると建設的に聞こえます。

会話で柔らかく反対する言い換え

object to は明確で少し硬い表現です。日常会話や職場で角を立てたくないときは、次のように言い換えられます。

  • I’m not sure that’s a good idea.
    それが良い考えかどうか、少し疑問です。
  • I have some concerns about the plan.
    その計画にはいくつか懸念があります。
  • I don’t agree with that approach.
    その進め方には賛成できません。
  • Could we consider another option?
    別の選択肢も検討できませんか。

熟語がすぐに出てこなくても、I don’t agree. や I have a concern. で十分に伝えられます。

日本人が間違えやすいポイント

toの後ろに動詞原形を置かない

object to の to は前置詞です。

× object to change the rule
object to changing the rule

opposeにtoをつけない

object は to が必要ですが、oppose は他動詞なので目的語を直接続けます。

object to the plan
oppose the plan

名詞のobjectとは発音が違う

名詞の object(物・対象)は前半を強く読みます。一方、動詞の object(反対する)は後半に強勢があります。

  • 名詞:OB-ject
  • 動詞:ob-JECT

まとめ

  • object to は「…に反対する」「…に異議を唱える」
  • 反対を心で感じるだけでなく、言葉や態度で表明するニュアンス
  • to は前置詞なので、後ろは名詞または動名詞
  • 「…することに反対」は object to+動名詞
  • oppose の後ろには to を置かない
  • be against は反対の状態、object to は異議を表明する行為に焦点
  • 柔らかく言うなら I have some concerns. などで言い換えられる

英熟語や定型表現を意味だけでなく語順から理解したい方は、英熟語・定型表現のまとめ記事もあわせてご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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