aim atの意味は?使い方・語順とaim for・aim to doとの違いを例文解説

aim atの意味・使い方・aim forとの違いを解説するアイキャッチ画像

aim atは、基本的に「〜に狙いを定める」「〜を目指す」という意味です。物理的に一点へ狙いを向ける場面だけでなく、商品・発言・施策などを特定の人や結果へ向ける場面でも使います。

大切なのは、atが「狙いを向ける対象・ポイント」を示すことです。この記事では、aim atの意味、語順、aim at doingとaim to doの違い、aim forとの使い分けまで自然な例文で解説します。

aim atの基本的な意味は3つ

1.物や視線を「〜に向ける・狙う」

He aimed at the center of the target.
彼は的の中心を狙いました。

Aim the camera at the QR code.
カメラをQRコードに向けてください。

人が自分で狙うときはaim at A、物を何かへ向けるときはaim B at Aという語順が使えます。

2.人・市場などを「対象にする」

The course is aimed at beginners.
その講座は初心者を対象にしています。

The campaign is aimed at young professionals.
そのキャンペーンは若手社会人を対象にしています。

この用法では、受け身のbe aimed atが非常によく使われます。「誰に向けて作られているか」を表す形です。

3.結果や改善を「目指す」

The new policy aims at reducing food waste.
新しい方針は食品廃棄物を減らすことを目的としています。

We’re aiming at a 10 percent increase in sales.
私たちは売上10%増を目指しています。

目標を一点として捉え、そこへ努力や施策を向ける感覚があります。

aimとatからニュアンスをつかむ

aimは、狙いを定めて方向を合わせること。atは、広い範囲ではなく「この点」と対象を指す前置詞です。

そのため、aim atは「努力する」という漠然とした表現ではありません。何に向けて行動・施策・言葉を放つのかが定まっている響きになります。

She aimed her question at the manager.
彼女はその質問をマネージャーに向けました。

質問がマネージャーという一点へ向けられる様子をイメージすると、物理的な「狙う」と抽象的な「対象にする」がつながります。

しゅみすけ(大山俊輔)

atは「点」を指す感覚があります。aim atを見たら、矢印の先に何が置かれているかを探すと、文の意味がつかみやすくなります。

aim atの語順とよく使う形

aim at + 名詞

aim at the target
的を狙う

aim at higher quality
より高い品質を目指す

aim A at B

Aという物・言葉・働きかけをBへ向けます。

Don’t aim the laser at anyone’s eyes.
レーザーを人の目に向けないでください。

She aimed the comment at me.
彼女はその発言を私に向けました。

be aimed at + 人・物・doing

商品・制度・説明などが「〜を対象としている」「〜することを目的としている」と表します。

This guide is aimed at first-time visitors.
このガイドは初めて訪れる人向けです。

The program is aimed at helping parents return to work.
その制度は親の職場復帰を支援することを目的としています。

aim at doing

atは前置詞なので、後ろに動作を置くときは動名詞にします。

aim at improving customer satisfaction
× aim at improve customer satisfaction

aim at doingとaim to doの違い

どちらも「〜することを目指す」と訳せますが、焦点が少し違います。

aim to do:行為・達成したいことを直接述べる

We aim to launch the service in October.
私たちは10月のサービス開始を目指しています。

「何をするつもりか」をすっきり述べるため、現代英語では非常によく使われます。

aim at doing:活動や方策が向かう目的を示す

The measures aim at preventing further accidents.
その対策は、さらなる事故を防ぐことを目的としています。

施策・制度・活動などが、ある結果へ狙いを向けている響きです。ただし多くの文ではaim to dobe aimed at doingのほうが自然で簡潔です。

Our workshop aims to help beginners speak with confidence.
私たちの講座は、初心者が自信を持って話せるようになることを目指しています。

Our workshop is aimed at helping beginners speak with confidence.
私たちの講座は、初心者が自信を持って話せるよう支援することを目的としています。

aim atとaim forの違い

aim atとaim forのニュアンスの違いを示す比較イラスト

aim at:対象・一点へ狙いを向ける

対象、相手、具体的なポイントへ方向を合わせる感覚が中心です。

The ad is aimed at university students.
その広告は大学生を対象にしています。

He aimed at the top-left corner.
彼は左上の角を狙いました。

aim for:欲しい成果・到達点を目指す

forには「求める」という方向性があり、得たい結果や到達したい水準を追う場面で自然です。

We’re aiming for 1,000 subscribers.
私たちは登録者1,000人を目指しています。

Aim for progress, not perfection.
完璧ではなく、前進を目指しましょう。

数値目標には両方使えることがありますが、aim forのほうが「その成果を手に入れたい」という響きが自然です。aim atは狙いを定める点を強く意識させます。

日常会話・仕事で使える例文

仕事・マーケティング

This app is mainly aimed at busy parents.
このアプリは主に忙しい親を対象にしています。

Our proposal aims at cutting unnecessary costs.
私たちの提案は不要なコストの削減を目的としています。

Was that comment aimed at anyone in particular?
その発言は特定の誰かに向けたものですか。

学習・目標

I’m aiming for a higher score this time.
今回はもっと高い点数を目指しています。

This lesson is aimed at learners who understand grammar but struggle to speak.
このレッスンは、文法は分かるけれど話すのが苦手な学習者向けです。

日常の操作

Aim the remote at the TV.
リモコンをテレビに向けてください。

I aimed at the basket, but the ball hit the wall.
かごを狙いましたが、ボールは壁に当たりました。

日本人が間違えやすいポイント

aim at to doとは言わない

atは前置詞なので、後ろに動作を置くならdoingです。

× We aim at to reduce waste.
We aim at reducing waste.
We aim to reduce waste.

「人向け」はbe aimed atが自然

商品や講座の対象者を表すときは、能動形より受け身が一般的です。

This book is aimed at intermediate learners.
この本は中級学習者向けです。

attackやcriticismと結び付くと否定的にもなる

The criticism was aimed at the company’s leadership.
その批判は会社の経営陣に向けられました。

aimed at自体が否定的なのではなく、向けられるものがcriticismやattackなら、文全体も否定的な内容になります。

aim atが出てこないときの簡単な言い換え

会話でaim atを忘れても、「何を」「誰に」「何のために」を基本語で説明できます。

  • point A at B:AをBに向ける
  • make A for B:AをB向けに作る
  • try to do:〜しようとする
  • want to reach:〜へ到達したい
  • focus on:〜に焦点を当てる

The course is aimed at beginners.
We made this course for beginners.
この講座は初心者向けに作りました。

The plan aims at reducing waiting times.
With this plan, we want people to wait less.
この計画で、待ち時間を短くしたいと考えています。

しゅみすけ(大山俊輔)

aim atが出てこなければ、We made this for beginners.やWe want to reduce costs.のように、対象や目的をそのまま言えば大丈夫です。伝えたい中身を先に分解してみましょう。

関連表現

目標までの継続的な取り組みを表すなら、work toward(s)の意味とaim forとの違いも役立ちます。

よりフォーマルに「〜する目的で」と述べる表現は、with a view to doingの専門記事で確認できます。

まとめ

aim atは、「〜に狙いを定める」「〜を対象にする」「〜することを目的とする」という意味です。atが示す一点へ、方向や働きかけを合わせる感覚が共通しています。

  • aim at + 名詞:〜を狙う・目指す
  • aim A at B:AをBへ向ける
  • be aimed at + 人:〜向けである
  • be aimed at doing:〜することを目的としている
  • aim to do:〜することを目指す
  • aim for:欲しい成果・到達点を目指す

まずはThis course is aimed at beginners.のような、よく使う形から覚えてみましょう。ほかの英熟語も調べたい方は、英熟語・定型表現の一覧をご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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