as regardsの意味は?使い方とregarding・with regard to・as forとの違い

as regardsの意味・使い方・類似表現との違いを解説するアイキャッチ画像

as regards は「~に関して」「~について」という意味です。ある話題に範囲を絞って、これから述べる内容が何に関係するのかを示します。

日常会話の about より硬く、報告書・会議・ビジネス文書などで使われやすい表現です。基本語順は as regards+名詞regards の後ろに to は付けません。

as regardsの意味と基本語順

基本の形は次のとおりです。

as regards+名詞・代名詞・動名詞

  • As regards the budget, we need to reduce travel costs.
    予算に関しては、出張費を削減する必要があります。
  • As regards your request, we will respond by Friday.
    ご依頼については、金曜日までに回答します。
  • There are no major concerns as regards safety.
    安全性に関して大きな懸念はありません。
  • As regards working from home, each team has its own policy.
    在宅勤務に関しては、チームごとに方針が異なります。

文頭に置くと「この点について言えば」と話題を限定できます。文中では、名詞を後ろから説明するように「~に関する」という関係を示せます。

しゅみすけ(大山俊輔)

as regardsの後ろには、取り上げたいテーマをそのまま置きます。As regards the schedule, …なら「スケジュールについては」と話題を絞れます。

as regardsが使われる場面

会議で項目を切り替える

  • As regards the launch date, May still seems realistic.
    発売日に関しては、5月でもまだ現実的だと思われます。
  • As regards staffing, we may need two more people.
    人員については、あと2人必要かもしれません。

メールや文書で特定事項へ答える

  • As regards your invoice, the payment was sent yesterday.
    請求書については、昨日支払いを行いました。
  • We have updated the policy as regards personal data.
    個人データに関する方針を更新しました。

比較・評価の範囲を限定する

  • The two plans are similar as regards cost.
    その2つの案は、費用の点では似ています。
  • The hotel was excellent as regards location.
    そのホテルは立地に関しては素晴らしかったです。

as regards・regarding・with regard to・as forの違い

as regards・regarding・with regard to・as forの違いを比較した図

regarding:簡潔でビジネス向き

regarding+名詞 も「~について」です。as regards より短く、メールの件名・本文・案内などで使いやすい表現です。

  • I’m writing regarding your reservation.
    ご予約についてご連絡しています。

with regard to:改まった「~に関して」

with regard to+名詞 は意味も硬さも as regards に近い表現です。ただし、こちらは to が必要です。

  • With regard to the deadline, no extension is planned.
    締め切りに関して、延長の予定はありません。

in regard to も近い表現です。詳しくはin regard toの意味・使い方とregarding・aboutとの違いで解説しています。

as for:話題を取り上げ直す

as for+名詞 は「~はどうかというと」。単に「~について」ではなく、会話の中から一つの話題を取り上げたり、別の話題へ移ったりする感覚があります。

  • As for the hotel, I’ve already booked it.
    ホテルについては、もう予約しました。

詳しいニュアンスはas forの意味・使い方とas toとの違いで確認できます。

about:会話で最も使いやすい

about+名詞 は日常会話で自然な「~について」です。改まった雰囲気が不要なら、まず about で十分です。

  • Can we talk about the schedule?
    スケジュールについて話せますか。

しゅみすけ(大山俊輔)

as regardsは間違いではありませんが、普段の会話では硬く聞こえます。すぐ使いたいならabout、ビジネスメールならregardingが組み立てやすいでしょう。

日本人が間違えやすいポイント

regardではなくregards

この定型表現では regards と複数形にします。

× as regard the cost
○ as regards the cost

as regardsの後ろにtoを付けない

as regardswith regard to を混ぜないようにしましょう。

× as regards to the schedule
○ as regards the schedule
○ with regard to the schedule

後ろに完全な文をそのまま置かない

基本的には名詞や動名詞を置きます。出来事を述べたい場合は、the fact that …whether … など名詞として機能する形にします。

○ As regards whether we should postpone the event, no decision has been made.
イベントを延期すべきかどうかについては、まだ決定されていません。

メールの結びのregardsと混同しない

Best regards,regards は「よろしくお願いします」という結びの言葉です。as regards の「~に関して」とは働きが異なります。

すぐ出てこないときの簡単な言い換え

硬い表現を使わなくても、基本語で自然に伝えられます。

  • About the budget, we need to talk.
    予算について、話す必要があります。
  • I have a question about your email.
    あなたのメールについて質問があります。
  • Let’s talk about the schedule next.
    次はスケジュールについて話しましょう。
  • For safety, everything looks fine.
    安全面では、すべて問題なさそうです。

まとめ

  • as regards+名詞 は「~に関して・~について」
  • 話題や評価の範囲を限定する、やや硬い表現
  • regards は複数形で、後ろに to は付けない
  • regarding は簡潔でビジネス向き、as for は話題転換
  • 日常会話では about が最も使いやすい

ほかの定型表現も確認したい方は、英熟語・定型表現の一覧もあわせてご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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