
without noticeは、「事前の通知なしに」「予告なく」という意味です。
The meeting was canceled without notice.
会議は事前の連絡なしに中止されました。
突然の出来事を表す表現はいくつかありますが、without noticeが注目するのは前もって知らせる連絡がなかったことです。この記事では、仕事・契約・予定変更などでの使い方と、without warning・at short noticeとの違いを整理します。
Contents
without noticeの基本的な意味
noticeには「通知」「予告」「前もって知らせること」という意味があります。そこに「〜なしで」のwithoutがつくため、without noticeは「通知なしで」「予告なく」になります。
- 予定や条件が、事前連絡なしに変わる
- サービスや契約が、予告なしに終了する
- 人が、知らせずに辞める・休む・現れる
Prices may change without notice.
価格は予告なく変更される場合があります。
The store closed without notice.
その店は予告なしに閉店しました。
しゅみすけ(大山俊輔)
without noticeは文のどこに置く?
without noticeは前置詞句ですが、文中では「どのような状況で起きたか」を説明する副詞句として使われます。多くの場合、動詞や受動態の後ろに置きます。
主語 + 動詞 + without notice
They changed the schedule without notice.
彼らは事前の連絡なしに予定を変更しました。
主語 + be動詞 + 過去分詞 + without notice
Our reservation was canceled without notice.
私たちの予約は予告なくキャンセルされました。
文頭に置くことも文法上可能ですが、通常は文末に置くほうが自然で分かりやすいでしょう。
without prior notice・without any noticeの使い方
without prior notice
priorは「事前の」という意味です。notice自体にも前もって知らせる感覚がありますが、priorを加えると「事前通知なし」をより明確にできます。規約・契約・正式な案内でよく見られます。
These terms may be updated without prior notice.
これらの規約は事前の通知なく更新される場合があります。
without any notice
anyを加えると、「何の連絡もなく」という不満や驚きを強められます。
He left the team without any notice.
彼は何の連絡もなくチームを離れました。

仕事で使うwithout noticeの例文
The client moved the deadline without notice.
顧客は事前の連絡なしに締め切りを変更しました。
Please don’t change the file without notice.
連絡せずにファイルを変更しないでください。
Two employees were transferred without prior notice.
2人の従業員が事前通知なしに異動になりました。
The system went offline without notice.
システムが予告なく停止しました。
契約・規約でよく見る使い方
利用規約やサービス案内では、be subject to change without noticeという形がよく使われます。
Schedules are subject to change without notice.
スケジュールは予告なく変更される場合があります。
The company may discontinue the service without prior notice.
会社は事前通知なくサービスを終了する場合があります。
subject to change自体の語順や意味は、subject toの意味とsubject to changeの使い方で詳しく解説しています。
日常会話・旅行で使える例文
My landlord came by without notice.
大家さんが連絡なしに訪ねてきました。
The flight time changed without notice.
フライト時刻が予告なく変更されました。
She stopped replying without any notice.
彼女は何の前触れもなく返信しなくなりました。
The pool was closed without notice.
プールは予告なく閉鎖されていました。
without warningとの違い
- without notice:事前の通知・連絡がなかった
- without warning:危険や問題への警告がなく、突然起きた
The company changed the policy without notice.
会社は事前通知なしに方針を変更しました。
The dog attacked without warning.
その犬は何の前触れもなく襲いかかりました。
予定変更や規約ならnotice、危険・異変・予想外の行動ならwarningが自然になりやすいです。詳しくはwithout warningの意味・使い方も確認してください。
at short noticeとの違い
- without notice:通知そのものがない
- at short notice:通知はあるが、本番までの時間が短い
The event was canceled without notice.
イベントは何の連絡もなく中止されました。
Can you attend the meeting at short notice?
急な知らせですが、会議に出席できますか。
at short noticeでは知らせを受けています。ただし、準備時間がほとんどありません。米語でよく使うon short noticeを含む詳しい違いは、at short noticeの意味・使い方で解説しています。
suddenlyとの違い
suddenlyは単に「突然」を表します。事前連絡の有無までは伝えません。
The lights suddenly went out.
明かりが突然消えました。
The maintenance started without notice.
メンテナンスが予告なく始まりました。
「急に起きた」と言いたいだけならsuddenly、「知らせるべきだったのに知らせがなかった」と言いたいならwithout noticeが合います。
しゅみすけ(大山俊輔)
日本人が間違えやすいポイント
without a noticeにしない
「事前通知なしに」という定型的な意味では、通常は無冠詞のwithout noticeを使います。a noticeと言うと、掲示・通知書など一件の具体的な知らせを意識させます。
noticeを「気づく」と訳さない
noticeには動詞の「気づく」もありますが、without noticeのnoticeは名詞で「通知・予告」です。
at short noticeと混同しない
without noticeは通知ゼロ、at short noticeは急な通知です。この違いを押さえると、仕事の状況を正確に説明できます。
簡単な英語で言い換えるなら
without noticeが出てこないときは、次のような基本表現で伝えられます。
- They didn’t tell us before.(彼らは事前に知らせませんでした)
- No one told me about the change.(誰も変更を知らせてくれませんでした)
- It changed suddenly.(それは突然変わりました)
- We got no warning.(何の警告もありませんでした)
まとめ
- without noticeは「事前の通知なしに・予告なく」
- noticeは「前もって知らせること」を表す
- 動詞・受動態の後ろに置くのが基本
- without prior noticeは規約や正式な文でよく使う
- without warningは「警告なしに」、at short noticeは「急な知らせで」
- 簡単にはThey didn’t tell us before.と言い換えられる
ほかの英熟語・定型表現も意味やニュアンスから学びたい方は、英熟語・定型表現の専門記事一覧もご活用ください。











