
「分類する」は英語で classify と習うことが多いですが、日常会話では categorize、sort、group のほうが自然な場面もあります。
この記事では、それぞれの違いを実例で整理します。ただし、本当の目的は単語を4つ覚えることだけではありません。どの表現も出てこないときに、知っている簡単な英語でどう伝えるかも一緒に考えてみましょう。
Contents
「分類する」の英語は?まず結論
- classify:基準や体系に従って分類する
- categorize:特徴や考え方にもとづいてカテゴリーに分ける
- sort:物を種類・順番ごとに仕分ける
- group:似た人や物をひとまとめにする
迷ったら、研究・制度上の分類には classify、データや情報のカテゴリー分けには categorize、洗濯物や書類などを実際に仕分けるなら sort、似たものをまとめるなら group と考えると分かりやすいです。
classify:基準や体系に従って「分類する」
classify は、決められた基準や体系に照らして、対象を正式に分類するイメージです。動植物、文書、情報、危険度など、研究・行政・仕事の場面でよく使われます。
- Scientists classify animals into different groups.
科学者は動物を異なるグループに分類します。 - The documents are classified by importance.
その書類は重要度別に分類されています。 - This information is classified as confidential.
この情報は機密情報に分類されています。
classify A into B なら「AをBに分類する」、classify A as B なら「AをBとして分類する」です。なお、classified information は単なる「分類された情報」ではなく、「機密情報」という意味になるので注意しましょう。
categorize:カテゴリーに当てはめて「分類する」
categorize は、人や物、情報を特徴・目的・考え方などにもとづいてカテゴリーに入れる表現です。classifyほど制度的ではなく、分析や整理のための「カテゴリー分け」に向いています。
- I categorized the expenses into four types.
支出を4種類に分類しました。 - The app categorizes emails automatically.
そのアプリはメールを自動的に分類します。 - It is difficult to categorize this book.
この本を分類するのは難しいです。
Don’t categorize people too quickly. なら「人をすぐ型にはめないで」というニュアンスにもなります。人を単純なカテゴリーに押し込める感じが出ることがあるからです。

sort:物を実際に「仕分ける」
sort は、手元にある物を種類や順番に分けて整理する日常的な動詞です。郵便物、洗濯物、ゴミ、写真、ファイルなどと相性がよく、日本語では「分類する」より「仕分ける」「並べ替える」が自然なこともあります。
- I sorted the files by date.
ファイルを日付順に分類しました。 - Please sort the clothes by color.
服を色別に分けてください。 - We need to sort the trash.
ゴミを分別する必要があります。
sort A by B は「AをBの基準で分ける」という形です。ちなみに sort out は「整理する」「問題を解決する」という意味にもなるため、単純な分類とは少し違います。
group:似たものを「ひとまとめにする」
group は、共通点のある人や物を同じグループにまとめる表現です。細かな分類体系よりも、「似たもの同士を一緒にする」という動作に焦点があります。
- We grouped the students by age.
生徒を年齢別にグループ分けしました。 - Group similar items together.
似たものを一緒にまとめてください。 - I grouped the questions into three sections.
質問を3つの区分にまとめました。
しゅみすけ(大山俊輔)
4つの違いを同じ場面で比べる
たとえば商品を分ける場合でも、何を意識するかで動詞が変わります。
- We classified the products according to safety standards.
安全基準に従って商品を分類した。 - We categorized the products by customer needs.
顧客ニーズ別に商品をカテゴリー分けした。 - We sorted the products by size.
商品をサイズ別に仕分けた。 - We grouped similar products together.
似た商品をひとまとめにした。
「分類する」の発音ポイント
- classify:クラサファイに近く、最初の cla をはっきり。
- categorize:キャタゴライズに近く、cat の部分を強めます。
- sort:米語では「ソート」に近い一音節です。
- group:最後の p まで意識します。
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】
classify や categorize が出てこなくても、会話を止める必要はありません。「結局、何をしたのか」を基本語に分解します。
- We put them into four groups.
それらを4つのグループに入れました。 - I put similar things together.
似たものを一緒にしました。 - We separated them by type.
種類ごとに分けました。 - I made groups based on how we use them.
使い方にもとづいてグループを作りました。
考え方はシンプルです。
何を分類した? → files / products / data
いくつに分けた? → into three groups
何を基準にした? → by type / by size / based on use
たとえば「データを用途別に分類しました」が難しければ、I put the data into groups based on how we use it. で十分伝わります。
英語日記・独り言で使える例文
- I sorted my photos by date.
写真を日付順に整理した。 - I categorized this month’s expenses.
今月の支出を分類した。 - I grouped similar files together.
似たファイルをまとめた。 - I put my notes into three groups.
ノートを3つのグループに分けた。
関連する英語表現
全体をいくつかの部分へ「分ける」言い方は、divide A into B の意味・語順・使い方も参考になります。家事の場面で実際に衣類を仕分けるなら、「洗濯物を分ける」は英語で?もあわせてどうぞ。
まとめ
「分類する」は、基準や体系に従うなら classify、カテゴリーへ入れるなら categorize、物を仕分けるなら sort、似たものをまとめるなら group が自然です。
それでも迷ったら、put them into groups や put similar things together と言えば大丈夫。ぴったりの単語を忘れても、「何を、どんな基準で、いくつに分けたか」を知っている英語で説明すれば、会話は続けられます。









