「切る」は英語で?cut・chop・slice・diceの違いと簡単な言い換え

「切る」は英語で?cut・chop・sliceの違いを表す料理のアイキャッチ

料理で使う「切る」は、英語でまず cut と言えます。ただし、ざくざく切るなら chop、薄く切るなら slice、角切りなら dice のように、切り方によって表現が変わります。

この記事では、料理でよく使う cut・chop・slice・dice の違いを紹介します。ただ、本当の目的は単語を一つ覚えることだけではありません。ぴったりの料理用語が会話中に出てこなくても、知っている簡単な英語でどう伝えるかまで一緒に考えてみましょう。

「切る」は英語でcut

cut は「刃物などで切る」ことを広く表す、最も基本的な動詞です。切った形や大きさを細かく指定しないなら、まず cut を使えば十分です。

Cut the carrots into small pieces.
にんじんを小さく切ってください。

I cut some vegetables for dinner.
夕食用に野菜を切りました。

Cut the apple in half.
りんごを半分に切ってください。

cut A into B で「AをBの形・大きさに切る」と表せます。料理では非常によく使う形です。

  • cut it in half:それを半分に切る
  • cut it into pieces:それをいくつかに切る
  • cut it into small pieces:それを小さく切る
  • cut it into bite-sized pieces:それを一口大に切る

cutの発音

cut の発音記号は /kʌt/。カタカナの「カット」より短く、一拍で「カッ」と言う感覚です。最後に母音の「オ」を足して「カット」と伸ばさないようにしましょう。

過去形・過去分詞も形は変わらず cut です。

I cut the onions this morning.
今朝、玉ねぎを切りました。

chop:包丁でざくざく切る・刻む

chop は、包丁を繰り返し下ろして食材を切るイメージです。形をきれいにそろえることより、ある程度小さくする動作に焦点があります。「刻む」「ざく切りにする」に近い表現です。

Chop the onions.
玉ねぎを刻んでください。

Roughly chop the cabbage.
キャベツをざく切りにしてください。

Finely chop the garlic.
にんにくを細かく刻んでください。

roughly をつければ「粗く・ざっくり」、finely をつければ「細かく」という意味になります。

slice:薄く、平らに切る

slice は、食材を薄く平らな形に切ることです。パン、肉、玉ねぎ、きゅうりなどを薄切りにするときによく使います。

Slice the cucumber thinly.
きゅうりを薄く切ってください。

Slice the bread.
パンを薄く切ってください。

I sliced an onion for the salad.
サラダ用に玉ねぎを薄切りにしました。

slice は名詞で「一切れ」という意味にもなります。a slice of bread なら「パン一切れ」、two slices of cheese なら「チーズ二枚」です。

dice:小さな角切りにする

dice は、食材を小さな立方体にそろえて切ることです。日本語の「角切り」「さいの目切り」に当たります。

Dice the tomatoes.
トマトを角切りにしてください。

Cut the potatoes into small cubes.
じゃがいもを小さな角形に切ってください。

後者のように dice を知らなくても、cut … into small cubes と形を説明できます。

cut・chop・slice・diceの違い

英語 中心イメージ 日本語の目安
cut 切ること全般 切る
chop 包丁で繰り返しざくざく切る 刻む・ざく切り
slice 薄く平らに切る 薄切り
dice 小さな立方体に切る 角切り・さいの目切り

cutは一般的に切る、chopはざくざく刻む、sliceは薄く切る違いの図

迷ったときは、最も広く使える cut に戻って大丈夫です。たとえば Cut the onion into small pieces. と言えば、chop や dice を使わなくても具体的な指示になります。

しゅみすけ(大山俊輔)

料理英語では、最初からすべての切り方を覚えなくても大丈夫です。まずcutを使い、「薄く」「小さく」「半分に」のような簡単な言葉を足すだけでも、かなり具体的に伝えられます。

日本語の「切る」と英語のズレ

日本語では「野菜を切る」「パンを切る」「みじん切りにする」を、広く「切る」でまとめられます。英語にも広い cut はありますが、レシピでは完成する形や包丁の動かし方まで動詞で表すことがよくあります。

ただし、日常会話や自分の英語日記で、いつも細かく使い分けなければならないわけではありません。

I cut some onions and carrots.
玉ねぎとにんじんを切りました。

これだけでも、夕食の準備をしたことは十分伝わります。切り方が話の中心でなければ、cutで済ませるのが自然です。

独り言・英語日記で使える例文

I cut some vegetables for dinner.
夕食用に野菜を切りました。

I chopped an onion and some garlic.
玉ねぎとにんにくを刻みました。

I sliced a cucumber for the salad.
サラダ用にきゅうりを薄切りにしました。

I cut the chicken into bite-sized pieces.
鶏肉を一口大に切りました。

I cut my finger while cooking.
料理中に指を切ってしまいました。

最後の例のように、cutは食材だけでなく「指を切る」にも使えます。cut my finger は「自分の指を切る」、cut myself は「自分の体を切ってけがをする」です。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

chop・slice・dice が出てこなければ、難しい類義語を探さず、完成する形を簡単な単語で説明します。

何を切る?

どんな大きさにする?

どんな形にする?

たとえば「玉ねぎをみじん切りにした」と言いたいのに mincefinely chop が出てこなければ、次のように言えます。

I cut the onion into very small pieces.
玉ねぎをとても小さく切りました。

「きゅうりを薄切りにした」なら、sliceを忘れても大丈夫です。

I cut the cucumber into thin pieces.
きゅうりを薄い形に切りました。

cutさえ出てこなければ、さらに動作の結果へ逃げられます。

I used a knife and made the vegetables smaller.
包丁を使って、野菜を小さくしました。

ここで使っているのは use・make・small という基本語です。料理用語として洗練された言い方ではありませんが、「結局、何をしたのか」は伝わります。

しゅみすけ(大山俊輔)

「みじん切りの英語は何だろう?」で止まったら、「結局、玉ねぎをとても小さくした」と考え直してみましょう。I made the onion very small.だけでも、文脈と身ぶりがあれば会話は前へ進みます。

関連する料理の英語

基本単語を使って会話を組み立てる考え方は、be:RIZEの中学英単語だけで英会話はできる?でも詳しく紹介しています。

まとめ

料理で使う「切る」の基本は cut。ざくざく刻むなら chop、薄く切るなら slice、角切りなら dice を使います。

ただし、ぴったりの言葉を忘れても、cut it into small piecesmake it smaller のように、大きさや完成形を基本語で説明できます。自然な料理表現を覚えながら、それが出てこなくても英語を止めない力を育てていきましょう。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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