count forの意味は?count for much・little・nothingの使い方と違い

count forの意味・使い方と重要性を表すイメージ

count for は、数字を「数える」表現ではなく、判断や結果の中で重要である・価値を持つという意味で使われます。

  • Experience counts for a lot in this job.
    この仕事では経験が非常に重要です。
  • Promises count for little without action.
    行動が伴わなければ、約束にはほとんど価値がありません。
  • His title counts for nothing here.
    ここでは彼の肩書は何の意味も持ちません。

count forの後ろには、a lot・much・little・nothing など、どれほど重要かを表す語がよく続きます。この記事では、countのコアイメージ、自然な語順、よく使う形、matter・be importantとの違いを解説します。

count forの基本的な意味

A counts for+程度 で、「Aがある程度重要である・価値を持つ」という意味になります。

意味
count for a lot 非常に重要である、大きな価値を持つ
count for much 大いに重要である
count for something いくらか意味・価値がある
count for little ほとんど重要でない
count for nothing 何の価値・影響力もない

for の直後には、具体的な物ではなく「どれほどの価値として扱われるか」を表す語が来ると考えると分かりやすくなります。

なぜcountが「重要である」になる?

countの基本は「数に入れる」です。判断材料として数に入れられるものは、無視できず、結果に影響します。そこから「重要である・価値がある」という意味が生まれます。

for は、ここでは「どの程度の価値として」という評価を導きます。つまり、count for a lot なら「大きな価値として数に入る」、count for nothing なら「何の価値としても数に入らない」という感覚です。

count for much・little・nothingの重要度の違い

しゅみすけ(大山俊輔)

countを「数える」とだけ覚えていると分かりにくい表現です。「判断の数に入る=重要である」と考えると、count for a lotとcount for nothingの差も自然に見えてきます。

count for a lotの意味と使い方

count for a lot は、「とても重要である・大きな意味を持つ」という、会話でも使いやすい形です。

  • First impressions count for a lot in job interviews.
    就職面接では第一印象が非常に重要です。
  • Your support counts for a lot right now.
    今、あなたの支えにはとても大きな意味があります。
  • Local knowledge counts for a lot in this business.
    この仕事では地域についての知識が非常に重要です。

a lot の代わりに a great deal を使うと、ややフォーマルになります。

  • Her judgment counts for a great deal on the team.
    チームでは彼女の判断が非常に重視されています。

count for muchの意味と使い方

count for much も「大いに重要である」ですが、現代の会話では肯定文の count for a lot のほうが自然に聞こえることが多くあります。

muchは、否定文や疑問文で特に使いやすい語です。

  • Does seniority count for much in your company?
    あなたの会社では勤続年数がそれほど重視されますか。
  • His opinion doesn’t count for much anymore.
    彼の意見はもうあまり重視されていません。
  • Talent won’t count for much if you never practice.
    練習をまったくしなければ、才能もあまり役には立ちません。

count for littleの意味と使い方

count for little は「ほとんど重要でない・ほとんど価値がない」という控えめな否定です。nothingほど完全には切り捨てません。

  • Qualifications count for little without practical skills.
    実践的な技能がなければ、資格はほとんど重要ではありません。
  • Good intentions count for little if no one takes action.
    誰も行動しなければ、善意にはほとんど意味がありません。
  • Age counts for little when both people respect each other.
    お互いを尊重しているなら、年齢はほとんど問題になりません。

count for nothingの意味と使い方

count for nothing は、「何の価値もない・まったく重要でない」という強い表現です。努力や肩書、過去の実績などが現在の判断では考慮されないことを表せます。

  • All that experience counts for nothing without trust.
    信頼がなければ、その経験のすべてにも何の価値もありません。
  • My opinion seems to count for nothing.
    私の意見はまったく重視されていないようです。
  • Money counts for nothing if you’re not healthy.
    健康でなければ、お金には何の価値もありません。

人に向かって使うと、相手の努力や意見を全否定するように響くことがあります。柔らかく言うなら、doesn’t seem to matter much などに言い換えられます。

場面別の自然な例文

仕事

  • Communication skills count for a lot in customer service.
    接客ではコミュニケーション力が非常に重要です。
  • A fancy title counts for little if you can’t lead the team.
    チームを率いられなければ、立派な肩書もほとんど意味がありません。

恋愛・人間関係

  • Small acts of kindness count for a lot in a relationship.
    恋愛関係では、小さな思いやりの行動がとても大切です。
  • Words count for nothing when your actions say the opposite.
    行動が反対のことを示しているなら、言葉には何の意味もありません。

学習

  • Daily practice counts for more than one long study session.
    毎日の練習は、一度の長時間学習よりも重要です。
  • Perfect grammar counts for less than clear communication in this activity.
    この活動では、完璧な文法より明確な意思疎通のほうが重視されます。

スポーツ・評価

  • Past victories count for little once the new season begins.
    新しいシーズンが始まれば、過去の勝利はほとんど意味を持ちません。
  • Every point counts for something in a close match.
    接戦では、一点一点に意味があります。

count for more / less thanの使い方

2つの要素の重要度を比べるなら、count for more thancount for less than が使えます。

  • Reliability counts for more than speed in this role.
    この役割では速さより信頼性のほうが重要です。
  • Appearance counts for less than comfort when I choose shoes.
    靴を選ぶとき、私にとって見た目は履き心地ほど重要ではありません。

matter・be importantとの違い

表現 中心的なニュアンス
count for 判断・結果の中で一定の重みを持つ Experience counts for a lot.
matter 大切である、問題になる Experience matters.
be important 重要だと直接説明する Experience is important.
make a difference 結果に違いを生む Experience makes a difference.

matterbe important は日常会話で広く使える基本表現です。count forは「評価の中でどれほど重みがあるか」をa lot・little・nothingなどで示したいときに向いています。

count as・count toward・count onとの違い

countを使う別の表現と混同しないようにしましょう。

  • count as=~として数える・みなす
    Does this count as work experience?
    これは職務経験として認められますか。
  • count toward=~の達成に算入される
    This course counts toward your degree.
    この科目は学位取得に必要な単位として算入されます。
  • count on=~を頼りにする
    You can count on me.
    私を頼りにしていいですよ。

count forは「価値・重要度」、count asは「分類」、count towardは「合計への算入」、count onは「信頼」が中心です。

日本人が間違えやすいポイント

count forの後ろに評価の程度を置く

count forだけで文を終えるより、通常はa lot・much・little・nothingなどを続けます。

  • Her experience counts for a lot.
    彼女の経験は非常に重要です。

count for nothingは「数がゼロ」ではない

数値を数えているのではなく、「判断の中で価値がゼロ」という比喩的な表現です。

肯定文のmuchにこだわらない

肯定文で自然に「とても重要」と言いたいなら、count for a lot を使うと会話になじみやすくなります。

count forが出てこないときの簡単な言い換え

  • Experience is very important.
    経験はとても重要です。
  • His title doesn’t matter here.
    ここでは彼の肩書は重要ではありません。
  • This has no value without trust.
    信頼がなければ、これには価値がありません。
  • Your help makes a big difference.
    あなたの助けは大きな違いを生みます。

しゅみすけ(大山俊輔)

count forを思い出せなければ、important・matter・have valueを使いましょう。「どのくらい重要か」をそのまま短い文にすれば、十分自然に伝えられます。

まとめ

count for は、「判断や結果の中で重要である・価値を持つ」という意味です。

  • count for a lot=非常に重要である
  • count for much=大いに重要である。否定文・疑問文でもよく使う
  • count for little=ほとんど重要でない
  • count for nothing=何の価値もない
  • 基本語ならmatter・be important・have valueで言い換えられる

「価値を置く」に近い表現は、set store byの意味とvalueとの違いも参考になります。ほかの表現は、英熟語・定型表現の一覧から確認できます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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