excel at・excel inの意味は?違い・語順とbe good atとの使い分け

excel atとexcel inの意味・使い方・違いを解説するアイキャッチ画像

excel at / excel in は、どちらも「〜に秀でている」「〜が非常に得意である」と言いたいときに使う表現です。

ただし、ふつうの「得意」より評価が強く、平均より明らかに優れた結果を出しているイメージがあります。また、後ろに置く内容によって atin が選ばれやすい傾向もあります。

この記事では、両者のニュアンスと語順、be good atspecialize in との違いを、日常・仕事・学校で使える例文とともに解説します。

excel at / excel in の意味

excel は動詞で、「秀でる」「抜きん出る」「優れた成果を上げる」という意味です。発音は「イクセル」に近く、表計算ソフトの名前として知られる Excel と同じつづりですが、ここでは一般動詞として使われています。

  • excel at …:具体的な技能・作業・動作に秀でている
  • excel in …:分野・科目・環境・活動領域で優れている

She excels at explaining difficult ideas.
彼女は難しい考えを説明することに秀でています。

He excels in mathematics.
彼は数学で抜きん出ています。

日本語では、文脈に合わせて「非常に得意だ」「〜で優秀だ」「〜で力を発揮する」と訳すと自然です。

しゅみすけ(大山俊輔)

excel は単に「できる」ではなく、周りと比べても目立つほど上手だ、という評価を含みます。自分について使うと少し自信の強い言い方になることも覚えておきましょう。

なぜ at と in を使うの?

at には「一点を狙う」感覚があります。そのため、料理する、交渉する、問題を解くといった、焦点を絞れる技能や動作と相性がよい前置詞です。

一方、in には「範囲の中」という感覚があります。科学、営業、学校、キャリアなど、広がりのある分野・環境・活動領域の中で優れていると表すときに使われます。

excel atは具体的な技能、excel inは分野や環境に使うことを示す比較図

ただし、これは絶対的な規則ではありません。excel at mathexcel in math のように、どちらも自然な場合があります。at なら「数学という技能・科目が得意」、in なら「数学という分野で成果を出す」という見方の違いです。

語順とよく使う形

excel at + 名詞

Maya excels at customer service.
マヤは接客にとても優れています。

Our youngest son excels at tennis.
末の息子はテニスが非常に得意です。

excel at + 動名詞(-ing)

「〜することに秀でている」と言う場合は、at の後ろに動詞の原形ではなく -ing形 を置きます。

Ken excels at finding practical solutions.
ケンは実用的な解決策を見つけることに秀でています。

She excels at making guests feel welcome.
彼女はお客さまを温かく迎えるのがとても上手です。

excel in + 分野・環境

Rina excelled in science at school.
リナは学校で理科の成績が抜きん出ていました。

He has excelled in his new role.
彼は新しい役割で素晴らしい成果を上げています。

Small teams can excel in a changing market.
小さなチームは変化の激しい市場で力を発揮できます。

excel の活用とつづり

英語
原形・現在形 excel I excel at planning.
三人称単数 excels She excels in sales.
過去形・過去分詞 excelled He excelled at school.
現在分詞 excelling The team is excelling.

過去形と -ing形では、語尾の l を重ねて excelled / excelling とつづります。exceledexceling としないよう注意しましょう。

場面別の自然な例文

仕事

You excel at turning data into clear stories.
あなたはデータを分かりやすい話に変えるのが本当に上手ですね。

She excels in high-pressure situations.
彼女はプレッシャーの大きい状況で力を発揮します。

学校・学習

Leo excels at remembering new vocabulary.
レオは新しい単語を覚えることに秀でています。

My daughter excels in art but struggles with math.
娘は美術がとても得意ですが、数学には苦労しています。

日常・人間関係

My partner excels at choosing thoughtful gifts.
私のパートナーは心のこもった贈り物を選ぶのがとても上手です。

Some people excel in groups, while others work better alone.
グループで力を発揮する人もいれば、一人のほうがうまく働ける人もいます。

旅行・暮らし

This guide excels at explaining local customs.
このガイドは現地の習慣を説明することに長けています。

That little restaurant excels in seafood dishes.
あの小さなレストランは魚介料理が特に優れています。

be good at との違い

表現 強さ・響き 自然な場面
be good at 得意・上手。日常的で控えめ 普段の会話、自分の能力
excel at / in 並以上に優れ、成果も目立つ 評価、推薦、仕事・学校の説明

I’m good at cooking.
私は料理が得意です。

She excels at creating new recipes.
彼女は新しいレシピを作ることに抜きん出ています。

自分の趣味や能力を気軽に話すなら be good at が自然です。人の強みを高く評価したり、実績を説明したりするなら excel がよく合います。

specialize in との違い

specialize in は「〜を専門にする」で、焦点は専門分野にあります。専門にしていても、その人がほかの人より優れているとは限りません。一方、excel は実際の能力や成果の高さを表します。

She specializes in tax law.
彼女は税法を専門にしています。

She excels in complex negotiations.
彼女は複雑な交渉で優れた力を発揮します。

詳しくは「specialize inの意味・使い方とmajor in、focus on、be good atとの違い」も参考にしてください。

日本人が間違えやすいポイント

be を付けない

excel 自体が動詞なので、be excel at とは言いません。

× She is excel at English.
She excels at English.
彼女は英語に秀でています。

at の後ろに動詞の原形を置かない

× He excels at solve problems.
He excels at solving problems.
彼は問題を解決することに秀でています。

「上達する」の意味では使わない

excel は「すでに優れている・優れた成果を上げる」という意味です。「英語が上達した」は My English improved. のように improve を使います。

しゅみすけ(大山俊輔)

excel がすぐ出てこなければ、She is very good at math. や He does very well in sales. で十分伝わります。まず簡単な英語で言い切り、あとから表現の幅を広げていきましょう。

簡単な英語で言い換えるなら

  • be very good at …:〜がとても得意だ
  • do very well in …:〜でとてもよい結果を出す
  • be one of the best at …:〜が特に上手な人の一人だ

Our team does very well in difficult projects.
私たちのチームは難しいプロジェクトでとてもよい成果を出します。

この言い換えなら、中学英語を中心に excel の強い評価を表せます。

まとめ

  • excel at / in は「〜に秀でている」「非常に得意である」
  • at は具体的な技能・動作、in は分野・環境・活動領域に使われやすい
  • 境界は厳密ではなく、話し手が技能と分野のどちらに焦点を置くかで変わる
  • be good at より強く、目立つ能力や成果を表す
  • specialize in は専門分野、excel は能力・成果の高さが中心
  • 過去形・過去分詞は excelled、現在分詞は excelling

ほかの表現も学びたい方は「英熟語・定型表現一覧」から、気になるフレーズを探してみてください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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